2008/02/11

ナンはどうやって食べる?

口で食べる、というのは却下。

ナン(naan)はインドなどのパン。竃の内側に貼付けて焼き、独特の形をしている。

カレー屋やインド料理屋でお目にかかり、気に入っている。最後に皿を拭うのにも使えるし(米飯だとそうはいかない)。

しかし食べるたびに思うのだ。焼きたては熱いし(冷めたら味が落ちる)、かなり頑丈で容易にはむしれない。どうやって食べたものか。

しかもインドでは左手は使わないというではないか。両手でさえ裂くのに四苦八苦している者としては信じられない。さがすと「右手の人差し指でナンを固定して、親指を手前に引いて、ナンを小さく裂く」とか「人差し指以外の指でナンをつまみ、人差し指を伸ばしてそれをつっかえ棒にして、つまんだナンを手前に引くようにして」とかあるが、よくわからない。

どこかに動画で解説はないだろうか。

(ナンは縦には裂きやすいことを発見したが、インドでの食べ方には関係しないようだ。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/08/27

吉牛食うか、食わざるべきか

アメリカ合衆国からの輸入牛肉が食べられるようになる。

他に食べる物はいくらでもあるから、無理に食べる義理はないのだが、ある種踏み絵的な感じがする。

ウシのBSE(って、Bはウシという意味だから「白い白馬」だね)はヒトに感染するのか。マウスで感染は確認されている。だが、たしか異常プリオンを脳内に注射するという、かなり過激な方法で。ヒトのvCJD(変異型クロイツフェルト・ヤコ病)はBSE牛を食したためと広く信じられているようだが、未確定のはず。仮にそうだとしても、「若齢牛」の「特定危険部位以外の肉」を「週に一度のごちそう」程度の食べ方で感染するだろうか。

唐突に思われるかもしれないが、私は宝くじを買わない。オーウェルの『1984』で、宝くじに熱中するプロール(有象無象の貧困労働者階級)の醜態を見たのが決定打だが、そもそも投資額を上回る賞金を得る確率がかなり低い。つまり無駄。もっとも百年コンサルティングの鈴木貴博によると競馬には必勝法があるとのこと。本人が「洒落のつもり」と書いているのにわざわざ紹介したのは、同じ連載の心に残る反人種差別教育について気の利いた事を書こうと思ってなかなかできないので取りあえず言及したかったから。あれは良い話。

閑話休題。宝くじを買わない私は当然の事ながら牛肉を食ってvCJDになる事もほとんど心配していない。

むしろ牛肉の拒絶で業者の努力を無視する事の影響が心配。「20ヶ月以下だろうが30ヶ月以上だろうが批判している。月齢はいくつでも同じ」なんて開き直りたくてウズウズしている人もいるようだし。

とはいえvCJDにはなりたくないなぁ。「少しでも確率を下げるためには食べない方が良い」というア○○の囁きに心が動かされる。そんな時は「国産牛なら大丈夫」「アメリカ産なら大丈夫」謳い上げ、その後右往左往した醜態を思い出そう。豚肉や鶏肉だって安全の保証はないのだから。

理性の勝利を宣言するために特盛を頼んで「誤った信念の代償を命で払った」と加藤周一に批判された横光利一になるのだろうか、それとも...


この本については著者のサイトで書評が一覧できます。ただし、山形さんのものなど一部はInternet Archive頼り。


この本については昨年紹介した。


「この本を読めば、ボルシェビキに原爆を落とさなければならない理由がわかる」と薦めた人がいたそうだ。「戦争は平和である」を地で行く妄言だが、賢い小泉純一郎閣下とは違って、素で信じていたらしい。桑原桑原。


一高生が横光をリンチする様は圧巻。横光の没後、加藤は「お前らが殺したようなものだ」と言われたとか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/01/18

「かまくら」だろうか?

山元先生のトークセッションへの感想に「日本酒と天ソバか何かの台抜き」と書いたのには訳がある。

先生が酒の飲み方を習った大学の先生は粋な方で、授業を終えると学生を連れて街へ繰り出すのが常だったそうだ。非常勤でフランス語を教えに来て「宵越しの金は持たない」とばかりに謝礼を使い切ってしまうとか。そして、おすすめの肴が「親子丼の上の部分」だったという。山元先生が「なんとかいう名前があった」と気にされていたので「おそらく台抜きでしょう」とお伝えしたしだい。

しかし早速いただいたコメントに「私は固有名詞を聞かされたと言う記憶」とあったので調べてみた。この場合はネットより食のエッセイの方が良かろうと、またジュンク堂に足をのばして、まず杉浦日向子さんにあたる。わからない。それらしい本を手当たり次第に開くが、見つかったのは「天抜き」くらい。そのうち無性に日本酒が飲みたくなって探索中止。

天ぷら蕎麦の場合は「台抜き」「天抜き」でも親子丼には別の名称があるかもしれない。レシピを見たら「○○をご飯に載せて出来上がり」なんてあるだろうか。あるいは親子丼の定義として「丼飯に○○を載せたもの」とあればしめたもの。だが、親子丼ではヒットが多すぎる(約 472,000)。あるレシピは「(4)丼にご飯を盛り(3)を上から形をくずさないようにのせる」、ある定義は「鶏肉の卵とじを載せたもの」。

行き詰ったときは原点に帰る。「台抜き and 天抜き」でググってみた。するとWikipediaに「天抜き」という項目が。さっそくあたると一通りの説明に続けて同様の言葉に鴨抜き(鴨南蛮の蕎麦抜き)、台抜き(天抜きと同義だが、カツ丼の飯抜きなども該当)などがある。関西地方では『すは(素は)鎌倉』の語呂からかまくらと呼ばれることもある。と。かまくらね、これなら固有名詞と言う記憶に合致する。(でも、私は「いざ鎌倉」に馴染みが)

しかしフランス語の先生、お金の使い方からすると江戸っ子ですね。かまくらではないかも。あー、鴨抜きでいっぱいやりたくなってきた。

「親子丼の台抜き」を指す名称をご存知の方は、コメントまたはトラックバックをお願いします。コメントはメールアドレス不記入でも書き込めます。

| | コメント (2) | トラックバック (0)