写真で振り返る2023年
ハガキを受け取った方は新年のあいさつもご覧ください。
年賀ハガキに貼った写真についての問い合わせもいただいているので、とりあえず写真とキャプションだけでも12月まで掲載しました。(24/01/06)
12月の写真と解説を補充しました。(24/01/21)
1月
献血ルーム巡りの一環で新潟県の献血ルームばんだいゆとりろで成分献血(血小板)。新幹線で行ったので、徒歩で市内散策(写真は鳥屋野潟)ののち、ぽんしゅ館で日本酒を楽しむ。
週末を利用してcovid-19のワクチン(モデルナ)を接種。痛みよ出るな、熱モデルナ。
2月
二月は逃げる。大した写真も撮っていなかったので、ウォーキング(昨年6月から開始)中に見た夕暮れの月を。
3月
埼玉県が行う「コバトン健康マイレージ」に参加したところ、居住自治体から地域限定の汚職事件、もといお食事券が送られてきた。テイクアウト可だったので、新しくできた(といっても時期の範囲は広い)パン屋で使ったところ味はまずまず。ところが9月に閉店してしまった。
確定申告で提出した書類の控えが受領印を押されて戻ってきた。形式的不備はなかったと一安心。しかし重量オーバーのため返送用封筒に貼付していた切手が不足していた。
1980年に開園した向山庭園の観桜会に誘われる。雨に祟られ、誘った方は足を傷めていたこともあり来られなかったが、室内コンサートもあっていい雰囲気。
帰りに、早世した恩師の住まい跡を訪ねる。葬儀のころとは様子がすっかり変わってしまっている。
今年3回目の献血は神奈川県の海老名献血ルーム。22年の7月に開所した新しい献血ルーム。「男性も座位で」の注意書きが見当たらないトイレ。緊急呼び出しボタンはあるが、しゃがみ込んでからでは押すことができない(呼び出しボタンを低いところにつけたり、立ったままでも押せる高さに取りつけつつ呼び出し紐を垂らしたり、ルームによっては工夫している)。行く途中で、「ここを見ろ」に使える写真を撮影。
4月
太田記念美術館に猫のアクスタを買いに行く(アクリルスタンドをアクスタと呼ぶことを最近知った)。
木の芽時ですなぁ。
ビッグイシュー日本とMINI JAPANがコラボして開催している夜パンB&Bカフェに出かける。会場のけやきの森の季楽堂への道はとても分かりやすくなっていた。
その足で、昨年急逝した東京工業大学の上田宏教授を偲ぶ私的会合へ。会場は『生物化学工学研究フロントランナー 上田宏の思い出』(2023 後述)の86ページで紹介されているLeBonheurの神楽坂仮店舗。参加者の承諾を得ていないので顔はカット。
今年4回目の献血で血小板を提供。体内に戻す血液には凝固防止のためカルシウムキレート剤が入っている。人体への影響を軽減するためカルシウムウエハースを摂る。
世の中を良くする不快のデザイン展に行ったらまさかの満員札止め。気を取り直して翌週一番乗りを目指したが、すでに行列ができていた。13:30入場の整理券を入手。
2月に買い換えたばかりなのにキーボードカバーがベコベコになった。ウレタン製はマスクもキーボードカバーもダメだ。ちなみに買い直したNewナイロン製は8か月経ってもしっかりしている。
うかうかしているうちに東京開催が終了してしまった毒展を見るため夜行バスで大阪へ。午後からの入場を予定していたが、入場整理券は直近のものしか配布しないという! 係員相手にゴネても仕方がないので、券が残っていることを期待して、最悪なくなっていることも覚悟して、午前の予定地へ向かう(幸い、昼に戻ってきたら整理券は残っていた←配布時刻を決めているなら残っていて当然なのだが、早くになくなることもあるような案内だった)。
こういうのは見逃さない。もしかして「えいえん」とルビを振ってしまった?
駅ホームからの転落を物理的に予防するベンチ。向かい側の番線を使わない場合に設置可能。関西ではベンチの向きをホームと直交させる方式もあると聞く。
せっかく大阪まで行くのでと予約しておいた堺東献血ルームへ。なんと一番乗り。血小板を提供してから御堂筋線長居駅へトンボ帰り。
「ベビーチェアをご利用の場合は、上の鍵もご使用ください。」とある新大阪駅のトイレ。子供が錠を開けてしまう事故が報告されている。設計ミスだよね。たぶん子育て経験がない人の仕事(決めつけ)。
帰途、東海道新幹線名物(?)シンカンセンスゴイカタイアイスに挑戦。中央に十字の刻みを入れ、ウイスキーを垂らせば良いと聞いていたが、付属の匙では刻みを入れることが能わなかった。帰宅してから熱伝導率が高く体温で固いアイスに「さっ」と差し込めるスプーン購入を検討したが、次に東海道新幹線に乗る機会を得ぬまま車内販売が終了されてしまった。はっ、東北新幹線ではまだ売っているかも(北陸新幹線と山陽新幹線にも可能性)。
5月
新緑の富士山(荒幡富士)を仰ぐ。
「飛び出し坊や」の命名者でもあるみうらじゅんの「みうらじゅんFES」は最終日に間に合った。
会場は向かって左にあるので、「右へ進め」とも受け取れるこの〈飛び出しみうらじゅん〉はアフォーダンスに反するのだが、見ようによっては「会場から飛び出してくるみうらじゅんに注意」とも受け取れる。
今年6回目の献血も血小板。カルシウムに加え、「昼過ぎまでかかるから」とココア味の栄養機能食品まで渡された。
夜パンB&Bカフェは何かイベントをやっていて満席。やむなく上り框で喫食。
誘われて難民・移民フェスへ。私は食べ物目当て。最後に綱引きをしたそうだが、食べ物・飲み物どころかその他の物販も軒並み売り切れになっていたので、それには参加せず「綱引きって、どうやるの?」「難民組と入管組に分かれて、とか」と軽口を叩きつつ離脱。
今年7回目の献血は、千葉県に6つある献血ルームの中で唯一協力したことのない運転免許センター献血ルームで。ここは全血しか扱っていない。事前の検査は指先から血液を一滴採るだけ。だけど指先は敏感だから結構痛い。高速道路の降り口を間違えて焦ったせいか、いつまで経っても脈拍が100(回/分)を下回らず医師判定に回されるが無事合格。かくして千葉県内の献血ルームはコンプリート。これで8週間のお休みである。
6月
夜パンB&Bカフェに行くため豊島園駅に降り立ったら、「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター」オープンに合わせたのだろう、ホームが様変わりしていた。
夜パンB&Bカフェの写真は、移民・難民フェス同様、本人のみならず故国に残した家族に危険が及ぶ可能性があるため本人特定をできないよう配慮して撮影。
いきなり「突然ですが、『ねじの回転』って読んだことあります?」と聞かれ、読んだと答えたものの遥か以前のことなので記憶はほとんどなく、慌てて図書館に借りに行った。カーリルで調べると、ヘンリー・ジェイムズの他に恩田 陸が著した同名書もあるのを知ってびっくり。
7月
今年8回目の献血で血小板を提供。カルシウム補充のウェハースはなぜか3袋。ちなみにこの個包装を詰めた大きな袋が棚に置いてあった。
旧知の演奏家が開いたピアノ・デュオリサイタルへ。休憩時間にワインを一杯。カザルスホールで覚えた楽しみ。終演後、見送りのピアニスト2人に挟まれて撮った記念写真は、まるで囮捜査の女性警官に逮捕された痴漢被疑者みたい、と呑みに寄った蕎麦屋でボケたら笑われた。
8月
夜パンB&Bカフェの目玉、枝元ランチ。懐の寂しい人のために「お福分け券」が用意されている。飲み物メニューに、チルソンサイダーは駅前の兄弟チキンからの寄付とあるので、後日そこで喫食した。ちょうど献血前日でヤカンで提供されるマッコリに手が出せなかったので年が明けたら改めて利用する予定。
月に1回開かれるこのカフェは12月で終了する(miniJAPANの協力によるものであることは後日知った)ので、継続開催に向けたアンケートへの協力要請シートが卓上に置かれていた。ところがQRコード(デンソーウェーブの登録商標)を読み込むと「このフォームは非公開となっております」と。ゲラ中にQRコードが出てきたら読み取ってみるのが校正者の性で、回答意思の有無とは別に確認してしまうのだ。ともあれその旨をそばにいたスタッフ(ビッグイシュー日本東京事務所の一番偉い人、名前を検索すると同姓同名の元レースクイーンのモデルがヒットする)に伝えると、担当者がアンケートを閉じたことが判明、シートの回収が始まった。
SNS上で常磐線舞台芸術祭への支援を呼びかけるクラウドファンディングの存在を知った。正直言ってよく分からない話なのだが、プログラムディレクターが個人的に債務を負いそうだというのと、そのディレクターは震災後の福島県へ復興に資したいと移り住んだ気骨ある人だという理由で支援することに決めた。写真は送られてきたパンフレット。
9月
「なにわ亭落語会」が縁で噺を聴くようになった桂文治(当時は平治)師匠の独演会を後援会から知らせてもらい聴きに行く。記念品としていただいたゆずごしょう(チューブ入りは製造元サイトでは販売していない)は、翌日の「自分のための落語会」でも頂戴した(おそろしいことに、本わさびのチューブと瓜二つなのだ。やはりチューブ入りは中部地方産に限る?)。
月例の夜パンB&Bカフェで枝元ランチを食した後は、そのまま待っていたら久しぶりの人と会えたかもしれないが、上記「桂文治 自分のための落語会」へ移動。
名所「ネットの上は危険です」。市内小中学校の児童・生徒は全員ここにお参り...してないだろうな。
今年10回目の献血のあと、SNSで聞いたロイヤルホストの1ポンドステーキで栄養をつける。
誘われてNerimaオータムフェストへ行きクールビズならぬビールクズに。
10月
東京電力福島第一原子力発電所に流入した地下水からトリチウム以外の放射性核種を取り除いた処理水の海洋放出をめぐり、(埼玉県を含むw )日本産水産物輸入禁止によって苦境に陥った北海道のホタテ漁関係者を救おうと開かれたホタテ祭り。アッという間の売り切れで、首都圏の消費者の見識というか食欲というかが示された。
首都圏外郭放水路(通称:地下神殿)見学会に参加。
二俣川献血ルームで400mL献血。これで神奈川県のすべての献血ルームで協力したことになる。
近所のクリニックでワクチン三連荘。「おとなのワクチン手帳」を交付された(提供は製薬会社)。
11月
マリゴ&ピュヒナープレミアムコンサートを楽しむ。
夜間、惰性でウォーキングをしていたところ、前をよく見ていなかったせいか何かに蹴躓いてアスファルト上に転倒。眼鏡はテンプルが曲がるし顔はKO敗けしたボクサーのように。
12月
ビッグイシュー日本がBIG LOVE ACTIONの支援を受けて月に1回開いていた夜パンB&Bカフェの最終回。プレゼント交換会するというので、ビッグイシュー販売者に当たっても有意義なようにと使い捨て懐炉を一袋用意。それ以外の人の手に渡った時のために「ビッグイシューを買う時に販売者に1つずつ渡して徳を積みましょう」とメッセージを添える。ところが午後も遅くに行ったところ、すでに交換会は終わっていた。ビッグイシュー東京事務所の人に「終わっちゃったの?」と聞くと、「では私と交換しましょう」と畏れ多いお申し出。内心「釈迦に説法だよな」と思いつつお渡しした。
そのあとB&Bカフェにサイダーを寄付してくださっている近所の「兄弟チキン」(8月のDrink Menu参照)に行って感謝の喫食。翌日に東京で唯一足を運んでいない献血ルームでの成分献血を予約していたためお酒は最初の一杯のみ。
【指揮者も奏者も全員女性】【煌びやかな衣装】【バッチバチに決めた化粧】をコンセプトにしたアマチュアオーケストラL'orchestre de femme fatale(通称:強い女オケ)の最初で最後の関東公演に行ってきた。21年の演奏会は、興味はあったが遠いということで見送り(聴送り)、後でYoutubeを聴き、「これは生で聴く価値あり」と悔い改めた。2022年は大阪公演に遠征、東京に招致しようかなどと戯言を弄していたら関東公演が実現した。終演後は音楽の酔いにビールの酔いを加えてさらにご機嫌に。(後で気づいたのだが、会場(東武東上線大山駅)の近く(東武練馬駅)に秦唐記が開店していた。足を延ばせば良かった。)
東京大学研究総合博物館で開かれていた「土曜動物展示案内(全3回)」の2回目と3回目に参加。記念にアルパカと並んで自撮り。このアルパカさん、間の悪いことに毛刈りのすぐ後に死亡したため貧相な姿で剥製になってしまった由。
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