献血ルーム巡り28(宮城県・献血ルームアエル20)
1月末から始めた仕事が土日にもかかることが増え、間が空いてしまった献血ルーム巡り。5月の連休中に、横浜美術館でやっているヌード NUDE—英国テート・コレクションよりとセットにして横浜の献血ルームに行こうと思っていたところ、我妻和樹監督の「映画『願いと揺らぎ』の上映は11日(金)まで」というツイートが目に入った。
本日の朝日新聞で4月29日(日)の三浦貴裕くん(波伝谷出身者/「南三陸なう学生ライター)とのトークの記事が掲載されました!これからの若者の力強い言葉です。
— 我妻和樹@『願いと揺らぎ』4/28より仙台公開!! (@zukizuki_kun) 2018年5月2日
『願いと揺らぎ』仙台セントラルホールでの公開は5月11日(金)までです!時間は13:00~!是非お見逃しなく!!https://t.co/0wgY5jVFMi pic.twitter.com/5Y1TkEjDwc
実際はこれではなくて4月のツイートであったかもしれない。
前作『波伝谷に生きる人々』のクラウドファンディングに一口乗ったため、今回も支援要請が来ていたのだが、折悪しく資金繰りが切羽詰まっている時期で「もうちょっとしたら」と先延ばししているうちに締め切られてしまい、「ならばせめて劇場へ」と言っているうちにポレポレ東中野での上映も終了し「ぼくーはなにーをやってもー だめーなおとこですー♬」状態だったので、「これは何かの啓示」と仙台まで観に行くことを決意。
映画「波伝谷に生きる人びと」の案内到着。なんとなく小川プロの「辺田部落」を彷彿させるような話だったので、よく確かめないで一口乗ったんだ。これは当然、観に行かなければ。 pic.twitter.com/RI8iQSK8ay
— 細川啓%求職中断 (@hosokattawa) 2015年7月22日
自動的に献血ルーム巡りは宮城県が対象に。調べてみると同県にはルームが2つだけなので、もう1回行けばコンプリートとモチベーションも上がる。上映会場との距離も考慮して献血ルームアエル20を第一候補にした。
献血ルームアエル20
仙台駅から徒歩3分、パルコの隣にあるアエルは地上31階の複合ビル。その20階に献血ルームアエル20はある。
その仙台駅には東北新幹線を使うと東京から「はやぶさ」を使うとわずかに1時間半。上野、大宮の次はもう仙台という超特急(ちなみにその次の停車駅は盛岡)。盛岡へ行った時は(切符の購入で手間取ったうえにグリーン車に乗る羽目になって)緊張していて気がつかなかったが、本当に〈近く〉なっているのだ。前回降り立ったのはまだ20世紀、生化学会の大会の時だから駅前の様子も様変わり。
4日の9時51分に「はやぶさ5号」は仙台駅に到着。もちろん「死んだー、死んだー。どなたさまも落ちる方が死んでからご乗車ください」というアナウンスを聞くことはできない(いつの時代の話だ。ちなみに「せんだいー、せんだいー。どなた様も降りる方が済んでからご乗車ください」が余所者にはそう聞こえるという小話)。アエルの商業区画は10時開店なのか、閉じたガラス戸前に人々が待っていたが、献血ルームはビジネスフロアなので後方のエレベータで20階へ。
- 所在地
- 仙台市青葉区中央1-3-1 アエル20階
- 電話
- 022-711-2090
- 成分献血予約フリーダイヤル:0120-489-615
- アクセス
- JR仙台駅から徒歩2分
- 提携駐車場
- アエルビル地下駐車場、仙台駅屋上駐車場
- 受付時間
- 成分献血:10:00~17:00
- 400・200mL:10:00~17:30
- 定休日
- 12月31日・1月1日
- ベッド数
- 18
- ロッカー
- 暗証番号式
- 自販機
- 飲料3台
- 新聞・雑誌・書籍
- 全国紙3+地方紙2ほか
受付・問診
エレベータを下りると見紛うようのないthe 献血ルームという入口が目に入る。
せっかく仙台まで行ったので地域貢献。ただ数値が悪かったのか「血漿だけいただきます」と。 pic.twitter.com/m6I2Kht3nl
— 細川啓%求職中断 (@hosokattawa) 2018年5月4日
上の写真は帰る時に撮影したので血小板成分献血は「終了」となっているが、入室時にはまだ「お願い中」であった。にもかかわらず血漿しか採血されなかったのは検査値に問題があったのだろうか?
よく見ると入口の上の方に「血圧測定後、結果シートを持って受付へお入りください」と貼ってあるのだが、ごちゃごちゃとたくさん貼ってあるせいで見落としてカウンターへ直進。だって、今までの献血ルームはみんなそうだった。すると「献血をしたいなら血圧を先に測りやがれ」と丁寧に言われてUターン。入口脇で一人が測定中だったのでしばらく待ち、空いたので近づいてみると、なんとその奥にも測定機があった。注意力が低下していたことは否定しないが、ユーザーインターフェイスとしてかなり問題だと思う。
そんな精神状態なのでトイレで用を足し、深呼吸した後だったにもかかわらず大変不本意な値。素知らぬ顔をして測り直すが期待したほどは下がらない。それでもリジェクトされる恐れはなくなったので、それを持って受付カウンターへ。応対してくれたのは研修中の札を付けた男性職員。ところが直前に存在を確認した献血カードが見当たらない。あたふたとポケットを探るのを穏やかに見守ってくれた(ほどなくジャンパーのポケットから発見)。
駐車場は使っているかなど型通りの質問の後、液晶パネルによる問診。ここでも「次へ」をタッチし忘れるという失態。脳は大丈夫だろうか>自分 さらに1年以内に心電図をとったかというところでまた軽いパニック。昨年の3月だったからもう1年は経過している(この辺りにも間隔があいた影響が見てとれる)。
カウンターは間仕切りされていて一度に数人の対応ができるようになっているのだが、その間仕切りに3か月以内に生肉や生焼けの肉を食べた人はご遠慮くださいと言う注意書き。これはおそらくE型肝炎ウイルス対策だろうが、初めて見た。時期的なもの(3月以降に追加された注意?)か地域的なもの(東北もしくは宮城県限定?)か。詳しく知りたかったが聞きそびれてしまった。
発行された受付番号は4。ただ、室内には既に多くの献血者がいた。呼び出しは原則として受付番号で。聞いていると一桁台と30番台が併存。後者は全血(400mL)かもしれない。
医師問診室は2つあり、待っていると1番に呼ばれた。本人確認と2.3の簡単な質問。フト脇を見ると、口内炎や切り傷があるとだめと書いた紙が貼ってある。数日前にガムを一緒に口内粘膜を噛んだことを思い出したが、血も出なかったし3日は経っているので無申告。
事前検査
採血
トイレ
採血を終えて
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