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2017/10/28

献血ルーム巡り24(長野県・松本献血ルーム)

ちょっとの間のあいてしまった献血ルーム巡り、道が凍らないうちに、ということで26日木曜日に松本献血ルームへ遠征。これで長野県の献血ルームコンプリート!

松本献血ルーム


セントラル松本中央ビル2階へ続くエスカレーター。壁に大きく「献血 いのちを救う!」と手描きのバナー

まずは施設概要。



所在地
松本市中央1-8-11 セントラル松本中央ビル2階

アクセス
JR松本駅から徒歩5分
松本ICから自動車で約20分
梓川スマートICから自動車で約18分

提携駐車場
松本商店街連盟加盟駐車場

受付時間
成分献血 9:00~12:30/14:00~16:30
全血献血 9:00~13:00/14:00~17:00

定休日
12月31日、1月1日(その他臨時休業あり)

ベッド数
10

ロッカー
大10、中6、小8(計24)

自販機
飲料2台

書籍
コミックを中心に


中央自動車道・長野自動車道ともに問題なく流れていたため午前の受付締切(12:30)に余裕を持って入室できた。

受付・問診


エスカレーターを上ったところにある献血ルームの入口
エスカレーターで2階に上がり、自動ドア2つを通って中に入ると目の前に受付カウンター。献血カードを渡し、静脈認証、体重・食事時刻・睡眠時間の確認、タッチパネル問診を済ませる。「駐車券は?」と言われなければ忘れるところ。受付番号は12。無線呼び出し機を渡されるが、ロッカーを選んで荷物を入れているうちに鳴り出した(要するに空いていた)


係員に案内されて採血室に入り、まず左手にあるブースで医師問診。入ると若い女医さんが「前にお会いしましたっけ」と聞いてくる。いや、ここは初めて来たのだがと言いかけて思い出した、4月に長野献血ルームで診てもらった医師だ。聞けば長野献血ルームの後しばらくは献血バスに乗務していて、松本に来たのは比較的最近らしい。奇遇に驚いたせいばかりではないだろうが、血圧を測ったら上が160mmHgを超えてしまい、深呼吸して測り直し(4月もこうだった)。幸い140台まで下がって合格(もっぱら低血圧を弾くための測定)。続けて検査採血。看護師は紫色の手袋(たぶんニトリル)を着用。こちらは何の問題もなく血小板を提供することに。木調の落ち着いた雰囲気の待合室に戻りぬるいアクエリアス(献血前は温かい飲み物が推奨で自販機には「ぬるい」と「hot」のボタンがあった)を飲んで待機。本棚を眺めていたら『動物のお医者さん(愛蔵版)』が揃っている。手にとってパラパラと見ているうちにまた呼び出し。


採血


テレビの枠に「献血ルーム内撮影 原則禁止」と注意書き採血室の一番奥、番号は確認しなかったけれどたぶん1号ベッドに靴を脱いで上がる。目の前のTV画面を見ると枠に「撮影禁止」の注意書き。携帯電話を切ってというのはよく見かけるが、これは珍しい(ちなみに携帯電話は通話しなければ持ち込み可だった)。担当の看護師の手が空いたところでモニタを指さしながら「撮る人いるんですか?」と聞いたところ、「一声かけてくれれば良いのだけれど、黙って撮る人がいて」とのこと。ああ、それで「原則禁止」ね。というわけで許可を得て撮影(ルーム内を撮影したのはこれだけ)。機械や内装に興味のある人はドナーが写り込まないように撮る分には断られることはないだろう。スタッフの写真を撮りたい人は頭を使ってね(隠し撮りをしろという意味ではなく、もっともらしい理由をひねり出して了解を取れ、と)


テーブルの上に置いてあるレッグクロス運動の説明は、採血中は足首の曲げ伸ばし、終わったら左右の足首を重ねて上下から押し合えと。これも各ルームによって微妙に異なる。関東甲信越ブロックでは共通といわれると、違っていたのは静岡県と福島県だったかな? しかし説明の版数管理をしていたのはここだけだと思う。


血小板の採取は4サイクル。後から入ってきた女性が先に帰っていくので「あれれ?」。全血なら早いのは分かるけど、看護師がローターを処理していたようだから成分献血のはず。人によって採る量が異なるかららしい。終わる頃には献血者が増えてきたが、これは13時まで受け付けていた全血の提供者だろう。


終了後に測った血圧は理想的な範囲(だが以前よりは高くなったような)に収まった。

トイレ


戸を開けてすぐのところに段差(スロープ)がある廊下に面した男性用トイレの入口、ドアに注意書き
着いたときに駐車場で済ませてきたため献血ルームのトイレには行ってなかった。トイレ比較は献血ルーム巡りの目玉。というわけでいったん取り出した荷物をロッカーに戻してトイレを探す。トイレと書かれた大きな戸を開けるといきなり段差があり、その先は廊下。共用部かと思ったらドアに「献血ルーム利用者様以外の使用は、ご遠慮ください。」と注意書きが。


〈朝顔〉の上に貼られた注意書きと非常用呼び出しボタンドアを開けると個室1と朝顔1の小さなトイレ。〈朝顔〉(小便器)の上には「献血後のお手洗いは、座位で」という注意と非常呼び出しボタン。但し、この高さだと気分が悪くなってしゃがんでしまうと押せない(放尿中なら間に合う)


個室の中の非常呼び出しボタンはペーパーホルダーの少し上、便器操作パネルの下。
個室の中の非常呼び出しボタンは比較的低い位置にあった。L字手すりがないのは構造的に車いすが入るのは難しいと判断したからか。

採血を終えて


献血カードを返してもらい(次回は11/9以降)、平日PCリピーターカードを渡される。スタンプが3個たまったら記念品というが、もう長野県には来ない...と思ったらなんと関東信越(茨城、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、長野)共通だという。広域化したということは...献血する人が相当足りないのだろうか。


記念品としてカレー、ティッシュペーパー、歯磨きなどから好きな物1点、それに松本アルプスライオンズクラブ提供のウェットティッシュをもらう。また駐車サービス券は3時間分もらえた。これなら駐車場から出す前に昼食を済ませても大丈夫。どこだっけ、ギリギリの時間分しかくれなかったのは...


ソフトクリーム各種。「わさび」の隣にはリンゴ(シナノスイート)をミックスした「さびップル」も。
この後はせっかく松本まで来たのだからとまず蕎麦を、それから長野自動車道の梓川サービスエリアでわさびソフトクリームを食した。梓川SAは近くにスマートインターチェンジがあるのだが、事前にちゃんと調べていなかったので(下り車線にしか入れないかもしれないと用心して)安曇野ICまで行って上りに入った。帰ってきてから調べたら、スマートICから上り車線に入るとSAは使えない(一般道からぷらっとパークを利用する)。よく見たらSAとスマートICは離れていた! いつも思うが下調べは大切。

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受信: 2017/11/25 23:37

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