高崎駅には0番線も
1つの島状プラットホームに3つの線路が入っているという奇っ怪な構造の駅がある。切り欠きホームといい、郡山駅で水郡線に乗るとき遭遇したのが初体験(もっと以前に見ているかもしれないが記憶にはない)。4番線の向かい側が2番線で、3番線(水郡線乗降)は「80m先」ってワケワカンネ。そんなのは秘境矢祭へ向かう水郡線だけだと思っていたら、高崎駅にもあるの発見したのが先月7日。実は切り欠きホーム自体はそんなに珍しいものでもないらしい。togetterにある「切り欠きホーム」≠「ホームの切り欠き」というまとめの後半にいくつか紹介されている。
さて、そんな高崎駅であるが、所要で前橋へ行く際、再び八高線で3番線に降り立ったとき、向かいに0番線があるのを発見した。これは上信電鉄の乗降ホームで、JRからは改札を出ないと行けない(2004年に分離されたらしく、その際に旧1番線は閉鎖された)のではっきりしたことは分からないが、改札から入って右手が0番線で乗車用、左手が1番線で降車用のようだ(高崎駅構内図では番号すら振られていない)。実は0番線は以前にも見たことがある。
JR成田線の佐原駅にも0番線が存在する。wikipediaには鹿島線の折り返し列車が使用するとある。駅の番線の決め方にはルールがあるので、いったん定めた1番線より若い側に番線を増やす場合に0番線とすることが多いらしい。熊本駅のように0A、0Bと2つ増やした例もある。メジャーなところでは京都駅(なんと1番線がない!)、日暮里駅にも0番線が存在する。
調べながら原稿を作ると、当初の「0番線! 珍しい」という前提が崩れてしまった。f(^^;
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コメント
ゼロ番線
投稿: ゼロ番線 | 2022/06/01 06:03
藤岡淳吉
投稿: 佐護誉 | 2022/06/01 06:04