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2015/04/22

献血ルーム巡り7(茨城県・つくば献血ルーム)

なかなか仕事が決まらないため、暇つぶしと社会貢献を兼ねて始めた献血ルーム巡り。水戸の次はつくば市へ、血小板の端境期となる木曜日(3月12日)に遠征した。

つくばまで


今回は用心してネットから事前予約をして臨む。予約手続きを済ませると「一週間以内にメールで」と表示され、あと4日しかないのに大丈夫か?と不安になったが、無事月曜日に確認メールが届いた。そこには「治療中・服薬中・体調不良等の場合はご協力いただけない場合もございます。海外から帰国後4週間以内のご協力はいただけません。」とは書いてあるが、採血前にカレーは食うなとか新しい恋人と親密な行為に及ぶなとかの注意はない。後者は日赤サイトにある献血をご遠慮いただく場合の9番目、エイズ、肝炎などのウイルス保有者、またはそれと疑われる方に該当する行為。これらハイリスク行為は本人に限らず、性的パートナーにも回避が求められるので、早い話が「あんた、尻尾と角を生やしていませんか(浮気されていませんか)」と聞かれているようなもの。そんなの本人は気づかないもんだよ、普通は。感染防止を徹底したい気持ちは分かるけど、少々現実離れしているようにも思える。そのうち刑務所や拘置所等で長期隔離されている人に協力を依頼するようになったりして。

「サイエンス」が正しくScienceと綴られた標識 それはともかく、場所を確認して一路常磐道でつくばへ。谷田部インターチェンジを降りてサイエンス大通りへ入ると、かのSaiensu-odoriという標識は正しくScience Ave.と綴られていた。ただし、撮影地点が異なるので全部が直っているかは定かでない。
広場の向こうの建物に献血ルームの看板つくば献血ルームへ自動車で行く場合、都市交通センター駐車場を3時間まで無料で使えるのだが、南2へ行くはずがうっかり南1へ入れてしまったため、歩き出してから迷子に。予約時刻が迫っていたので電話をして道を尋ねると「西武百貨店は見えますか」と。まさかそれが目の前のイオンの裏手とは思わなかったので、「見つかったらまた電話します」といったん切ってさらに迷走。ようやく予定と違う駐車場に入れたことに気づき、15分遅れでルームにたどり着いた。呼びこみをやっていたお姉さんたち、目の前にあるのに「献血ルームはどこですか」と尋ねたおじさんを「こいつの血ぃ使って大丈夫か?」と思ったのではないだろうか。

問診から心電図まで


あとはいつもの通りで献血カードを渡し(「駐車券は?」と聞かれて慌てて渡そうとしたら「後でいいです」と突き返され)、タッチパネルで質問に答え、そのあと医師の検診。道に迷い走ったので血圧が心配だったが、収縮期血圧も137で「問題ありません」と。例によって「1年以内の予防接種」で引っかかるかと思いきや「去年の8月です(MMRつまり麻疹(measles)、流行性耳下腺炎(mumps)、風疹(rubella)の新三種混合ワクチンを8月末に接種した)」であっさりクリア(インフルエンザ等の24時間から狂犬病の1年間まで幅があるので、該当するものが多い3か月までは慎重にチェックされるのだろうか?)。続く血液検査も無事にパス。しかし心電図は前回が2014年の2月だったためとり直すことに(想定済み)。もちろんこれも合格したが、平日の午前中だったのに、なぜか血漿献血に。カウントが1なので回数制限ぎりぎりの今なら幸運かも(成分献血は血小板1回を2回に換算して1年間に24回まで

以上の手順、タッチパネルによる問診から始まるのは共通だが、医師による検診と血液検査はルームによって順序が異なることがある。結果を総合判断して決定するなら医師による検診は最後でなければおかしいような気もするが... もっとも採血という侵襲的・観血的な検査は、血圧その他で弾いた後にするのも合理的。

待合室にて


いったん待合室に戻って待機。なんとなーく本棚をチェック。宜保愛子とかは目くじらを立てることもあるまい。幸いにも近藤本とか内海本は置いてなかった。

「水分を補給して」という指示に従いルーム内の自販機からたまねぎスープを選んで飲む。この自販機には恐怖のホットアクエリアスもあった。

またオムロンの体脂肪計がカウンター席にさりげなく置いてあった。戯れに測ってみると「隠れ肥満(体脂肪率26%超、BMI23)」 orz

採血室へ


順番が来て採血室へ。これで10以上の献血ルームを経験したわけだが、内装は千差万別。個性があるのは楽しいけれど、規格はないのか?とちょっと心配。ほとんどが間借りだから統一は無理なのだろうが。しかしベッド番号は天井からの標識かテレビの背面かくらいは揃っていても良いような(テレビモニタの背面を使っていたのはここが初めて)。統一といえば、ここのナースさんたちは全員紫色の医療用手袋を着用していた。それだけでなくネームカードを付けたストラップに、ドラえもんとか水戸黄門とかいろいろ付けていらっしゃる(ざっと見たところ2種類ずつ)。これも〈制服〉? そういえばここのナースさんはパンツ派とスカート派に分かれていた(印象ではパンツ派の献血ルームが多いけど...読者の報告を求む)。採血室に(検診医とは別に)男性(白衣を着ていたのでたぶん医師)の姿、しかも2人を見たのも珍しい。1人はナースさんの指導をしていた。

各採血ベッド脇には小さなゴミ箱が一つあって、ちょうど1人のナースさんが中身を回収していた。ゴミ箱の中にプラスチック袋をセットしているのだから、それごと交換すればいいのに、中身をあけて一つに集約しているような... 作業が終わってから手袋を交換するかも気になったが、腕に針を刺されてベッドに寝ているので仔細に追えなかった。

採血後の脳貧血を防ぐため?レッグクロス運動というものが勧められている...のだが、これがまた献血ルームによって案内があったりなかったり、あっても内容が異なっていたりと不思議な現象がある。埼玉県の献血ルームでは足首を交差させて上下から押し合うという方法を案内しているが、ここでは足首の屈伸運動(つま先を上げたり伸ばしたり)。水戸はどうだったかな...移転したらしいからもう一回行った方が良いだろうか?

トイレは共用部



トイレにある非常呼び出しボタン終わると型通りの説明を受け、記念品を選び、3時間分の駐車券を貰ってしばらく休憩。トイレは共用部分にあったが、気分が悪くなったときのための呼び出しボタンは設置されていた。外へ出ると、昼休みのせいだろうか、呼び込みティッシュ配りをしていたお姉さんたちの姿はなかった。

献血ルームの案内板来るときは散々迷ったけれど、帰りはアッという間に駐車場へ到着。そして通路には大きなパネル。素直に出口に向かっていればここを通ったはずなのだが... 駐車場の使い方を根本的に間違えていないか?>自分(自動車を降りてからの行動に問題があるようだ)
このあと、せっかく茨城県まで来たのでのらっくす農園へ足を延ばすことにした。

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