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2015/02/14

献血ルーム巡り6(茨城県・水戸献血ルーム)

なかなか仕事が決まらないため、暇つぶしと社会貢献を兼ねて始めた献血ルーム巡り。栃木県に続いて茨城県コンプリートに着手した。

水戸市民は献血熱心

当初予定では日立献血ルームから取り掛かるはずが、前日に予約状況を見ると「電話」も「ネット」も終日「空きなし」になっていたので、ネット予約なら「空きあり」になっていた(電話予約とネット予約が別枠になっているというのもよく分からないが)水戸献血ルームへ急遽変更。ただし複数回献血クラブは事前に登録した地域(県)しか予約できないので、予約なしで(帰宅後、「よく献血される地域」を茨城県に変更したら、強制的にログアウトさせられた挙句、再ログインを試みると「あなたさまは現在、仮登録となっております。登録完了のメールが届くまでお待ち願います。」に、そして茨城県赤十字血液センターからメールが届いたのは翌朝10時半)
ビルの壁面には2本の垂れ幕、窓には大きな赤十字で献血ルームの存在をアピール 水戸駅南口にある駐車場に乗り入れ(受付開始の10時前には着く予定が、いろいろあって10時9分入場)、「ほぉ、ビックカメラもある。」と感心しながら北口へ出ると、左手にとても分かりやすく存在をアピールしていた。
中村ビルの6階でエレベーターを降りると、すぐ目の前に献血ルームの看板。一緒に乗っていたうちの一人がさっさと中へ入っていく。しまった、出遅れた(エレベーターの開ボタンなんか押して譲るんじゃなかった)と慌てて続くと、既に中はぎっしりの人だかり。先に入った男性は「混雑しているので今からですと...」と説明を受けているのに、私はなぜか「献血カードは? 駐車券は?」と当然のように事前受付が始まる。手荷物とジャンパーをロッカー(中と小とがあった)に入れ、カウンター席に空きを見つけてしばらく待つと呼び出されてタッチパネルによる問診。いつものようにホイホイ回答していくと、既往症のところで「アレ?」。以前は今までにかかった疾患だったと思うが、それが「1年以内に」となっていた。というわけで昔罹った病気は除外。受付番号をもらうと22番(待合室は4人がけのテーブルが4卓にカウンター席が8つほどだから、混んでいるわけだ)。続いて医師による検診。お齢を召された女医さんだったせいか、心配された血圧は文句ない正常値で合格(不自然に高くなることがあり、女医さんにときめいてしまったのか、などと)。さらに事前検査でも問題はなく、血小板を提供することに(血小板は2回にカウントされるので、これで年間24回の制限まであと僅か)

事前検査のカウンターには献血前の食事の注意が貼り出され、牛乳、ハンバーガー、ラーメンなど脂っこいものは避けて、と。この手描きポスターは待合室にも貼り出されていた。これ、ウェブにも載せるべきだと思う(気にし出すとファストフード系は軒並みアウトだし、定食でも焼肉、焼き魚、炒め物は引っかかりそうで、確実なのは素うどんとか掛け蕎麦あるいは盛り蕎麦になりそうな...)。なお、この乳びについては広島県赤十字血液センターブログに解説がある。

また待合室に戻り、30分ほど待機。その間に大手を振って水分を補給し、また待合室の奥にあるトイレもチェック。「採血直後の使用は座位で」という注意書きが貼られ、個室内と朝顔脇の2か所に(気分が悪くなったときのための)非常呼び出しボタンが設置されていた。

採血が始まったのは実に12時過ぎ。採血ベッドには靴を脱いで上がる。「4回(成分献血では血を抜いて遠心分離した赤血球を戻すというサイクルを繰り返す)、42分です」と看護師さん。れ?前回は3サイクルだったような、と思いつつも異議を唱えるわけにもいかず、おとなしくまな板の上の鯉。いったん腕に巻かれたカフが実は隣の機械のものだったとか、静脈に針を刺したらガーゼで拭うほど出血したとか、粘着テープを床に落とすとか、細かいことはいろいろあったものの無事開始。

で、例によって観察を始める。採血ベッドは10。その下にはカゴがあり、栃木センターでは手荷物を入れている人もいたが、こちらでは毛布やクッション入れになっている模様。東京や埼玉では最近目にしない握り棒(ハンドグリッパーというの?)はここでも使用。隣では温パックを腕の下に入れるとか甲斐甲斐しく面倒を見られているが、こちらは後半にタオルケットを掛けられたくらいで基本放置。レッグクロス運動の説明はない(けど、勝手に始めた)。看護師さんは全員紫色の手袋を着用。しかし手の消毒はしていない、というかお馴染みの手指消毒スプレーが見当たらない! まー、針を刺すところはヨウ素を使って念入りに殺菌されているわけだけれど。

出てみると入口の前には昼休みのお知らせが。 終わってからの解体、じゃなくて装脱はなぜかナース2人がかり。終了後の血圧は手首ではなくて腕で測定。最高血圧・最低血圧共にやや低くなってはいたが異常はなし。「20分は休憩してください」と送り出されてみれば13時。家族連れもいて大賑わいだった待合室は閑散としていた。受付スタッフも半減し、手の空いた看護師さんたちが食事に出ていく。自販機で再度水分補給。ラインナップは他所と大差ないけれど、白湯と冷水があるのは珍しい? ちなみに私、開始前はアクエリアスで、終わってからはリアルゴールド、いずれも氷なしで。

掲示されている開設許可書を見ると、水戸献血ルームは2007年オープンらしい。人口27万人の都市の献血ルームとしてはやや小ぶりな印象(人口20万人を切る甲府市にあるGrapeの方が広々としていた)。休日とは言え、午前中の混雑ぶりは水戸市および周辺自治体住民の意識の高さの現れなのか。午前中に待っている間にもグループで訪れる人もいて、待つ側はちょっと大変だけど、効率からいえば理想的? 日立(人口18万)やつくば(人口22万)が楽しみ。

4つのテーブルには菓子とウェットティッシュが用意され、カウンターに備え付けの図書はコミックが中心で若干の文庫本も。新聞・雑誌のラックには赤十字の各種講習テキストも並んでいたのが印象的。献血ルームでよく見る血圧計はなかったが、体重計があった。また待合室では無料WiFiが使用できたけど、案内は見当たらなかったので、もしかしたら他所のにタダ乗り? ツイッターのパスワードは変えた方が賢明かな。

ビルの2階と駅を結ぶ通路に出された「献血のお願い」幟。その前には魚民の「飲み放題」という看板が。 献血カードを返してもらい、いろいろ注意書きとレトルトカレー(これは選択した)の入った袋、そして駐車サービス券を受け取る。これも室内に貼り紙がしてあって、以前は30分だった余裕を1時間に延長しました、と。食事とかしているうちに時間オーバーしてしまった人がいたのだろうか、あるいは中村ビルでの消費庄やは昼営業しており、魚民は夕方開業のはずだが駅からの通路に看板が)を促そうという方針か。

血小板を抜いたのだから常陸牛で精をつけようと意気込んで食事に出たが、下調べでリストアップしておいた加護やに行ったところ、魚料理は舌平目とあるのを見て茨城県北部海域のヒラメは出荷制限が解除されたというニュースを思い出し予定変更(地元産と確認はしなかったが...この辺りいくぶん思考力が落ちていた)。椀の蓋を味噌汁の中に落とすなど、注意力低下が疑われたので食事はゆったりと。コーヒーを飲み、女性従業員を眺めているうちに元気が出たので出発したのが14時半頃。

水戸センチメンタルジャーニー

来るときは水戸南インターチェンジから降りたが、帰りは水戸インターチェンジを使おうと市内を北上(国道50号から千波湖へ抜ける逆川緑地脇の通りに素敵な並木道を発見)。千波湖畔の県民文化センターには故フィッシャー・ディースカウのリサイタルを聴きに来たことがあったなぁ、などと昔を懐かしみつつ、ちょっと足を伸ばして那珂川河畔まで。街の様子はずいぶんと変わっていた。


水戸北スマートICを使う気はなかったので、踵を返して水戸ICを目指す。後から考えると、このコースは正木ひろしが蒼泉寺から辿った道ではないだろうか(後に首なし事件と呼ばれる警察官による拷問致死事件を解明するため、弁護士の正木ひろしは蒼泉寺に埋葬されていた被害者の遺体を発掘し、東京大で鑑定するために頭部を切断して密かに持ち出し、列車に遅れそうになったため水戸駅には向かわず赤塚駅へショートカットして上野行きに乗り込んだ)。大塚池を横目に見ながら国道50号をのろのろと進み、途中で給油をし、常磐道に乗り入れる。

トンネル入口にはKaraokeyamaという表示友部インターチェンジで北関東自動車道に乗り換え、カラオケ(唐桶)山トンネルというふざけた名前のトンネルを抜けると沿道に雪が残っていることに驚愕。うむ、あの山はひょっとして元祖過激派蜂起の地、加波山であったのか。

今後の予定

3月4月で日立とつくばに行けば茨城県コンプリートである。

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