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2014/12/31

献血ルーム巡り2(山梨県・甲府献血ルーム)

なかなか仕事が決まらないため、暇つぶしと社会貢献を兼ねて献血ルーム巡りを始めることにした。すでに記念品を頂戴するほど回数を重ねてはいたが、少数の〈馴染みの店〉に固まる傾向があった。見聞を広めよう。そして、どうせやるなら全部を〈制覇〉しようという趣旨。

甲府献血ルームGrape


山梨県には献血ルームが1か所にしかない。というわけで遠征を決意したのが11月。ちなみに山梨県赤十字血液センターは服薬についての細かい注意を公開している。これは全国共通と思われるが、なぜかよそでは見つからない(日本赤十字のサイトでさえ「薬の種類によって献血をご遠慮いただくことがあります」と一般論)。そしてそこには目薬など局所投与の薬物は当日使用していても構わないと書いてあったが、「外用薬については、服用当日献血をお願いできない場合もありますので、血液センターまでお問い合わせください」と注があったので、以前ステロイド入り目薬を理由に断られたことも思い出し、電話をかけてみた。すると私が使っている外用薬は、当日塗布しても全血献血ならば構わないが、成分献血の場合は72時間あけてほしい、と。それでリスケジュール。

さて12月の上旬に甲府まで出かけた。常識的に考えれば列車を使うべきなのだが、いろいろあって乗用車を運転して行った。

ビル前の通りに街灯と同じ高さに掲げられた甲府献血ルームの標識ココリの前には大きく看板。
実はこの看板を見つけたのは終わって出てきてから。ちなみにこの通りは一方通行。緑の看板がココリの駐車場だが、事前に見つけることができなかったため手前の提携駐車場に入れ、徒歩で来て建物の反対側から入ったのは内緒だ。

献血ルームの入り口はガラス張り。人の背丈ほどのクリスマスツリーやポスターが飾られている。2階へ行くと早くもクリスマスモードの献血ルーム。12年9月に移転したとあって、真新しい感じの明るいルームであった。型通りの手続きを終えると問診。血圧が高く出て女医さんに不審がられる(とっさに「先生がお美しいから」なんて言うほどの度胸はない)。駐車場であたふたしたせいだろうと説明して再測定で合格。

採血室には写真撮影お断りと大きな掲示。中の様子を知りたい方は公式ページの写真をご覧ください。採血イスへは靴を履いたまま。

休憩室の書棚には『キャン・ユー・スピーク甲州弁?』『女性の品格』などと並んで近藤誠の『がん放置療法のすすめ』が! 休憩室もゆったりとした造りで、雑誌や書籍も豊富なのだが... なんと近藤誠の著書『がん放置療法のすすめ』が置いてあった。日本赤十字はこれを推奨するのだろうか? と頭に血が登りかけたが職員を問い詰める気力が湧かなかったし、万が一「何がいけないんですか?」とか「お読みになっての批判ですか?」と反論されたら脳出血してしまいそうなので黙って退出(ちなみにある放射線科医は「近藤某は持続的に恐らく数百万以上に働きかけて、私ですら死者を複数知ってますからね。直接的には2人。」「私は仮に他のあらゆるものを一切罵らなくなったとしてもあいつだけは最大限の罵倒語で罵りますよ。」とお怒り)。山梨県赤十字か日本赤十字にメールを送ろうと思いつつも手付かずのまま。
記念品のクリーナー付きストラップ(胴体がブドウの房になっているご当地けんけつちゃん)の絵柄入りにこやかに記念品を受け取り、籤を引いて帰った献血者の中には、こういう陰険なのもいるということで。
Imgp0102 「平日限定年末お楽しみ抽選」(PDF)で当たったトートバック。今まで赤十字からいただいたもの(タオルとかエマジェンシーアルミブランケットとか)を詰め合わせて非常持出袋にした。

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