知人がFacebookに「11/27石神井公園散歩」という写真10枚をアップした。その中に「どこの山の湖?」といいたくなる写真があり、タイトルは「三宝寺池」。記憶とはだいぶ違うので、「違う写真を投稿してしまった」というコメントに場所を間違えたのかと思って突っ込むと、場所は間違いないという。そこで6日に石神井公園駅そばの男女共同参画センターえーるで開かれる「放射線のおさらい寺子屋」へ行くついでに石神井公園へ寄ってきた。
結論から言うと、たしかにその景色は三宝寺池のものだった。まぁ、自分でもせっかく写真も撮ったのでここに披露(Facebookに載せたのとは違う写真を中心に選択)。

ここは駅から歩いて行くと、道路際に池が突然現れる。ボート乗り場から反時計回りに歩き出すと、街中のボート池には見えない光景が広がる。

池畔のゴミ箱にはカラスよけの網がかかっている(もっとも次のゴミ箱にはなかったが)。

公園には石神井池と三宝寺池の2つがあり、間は公道が通っているのだが、それを失念し、中の島まで来たところで「この先が三宝寺池」と勘違いしてしまった(そこの景色が記憶の中の三宝寺池とよく似ていたせいもある)。ところが橋を渡ったところで案内図を見たら、まだまだ先。このとき13:22。「えーる」には14時に行かないとならないので少し急ぐ。

信号を渡ると三宝寺池側。なんとなく懐かしさを覚える藤棚や水路があるけれど、ここの記憶ではない。

警戒する風でもなくカモが水から上がってきていたが、近づくとさすがに逃げていく。なぁ、人の行く先へ逃げるなよ。

木道に入り沼沢植物群落の前を過ぎ、水神社までくるとようやく目指す風景が見えてきた。

島崎敏樹の本に、水鏡を使った「ありえない世界」の写真が載っていた。水面に写った景色は線対称で〈不自然〉だから、縦にすると不気味とあったけれどどうだろう。

人が撮った写真を元に、撮影地点を探すというのはなかなか難しい。それらしいところを見つけるたびに写真を撮って比較する。しかし一面では「街中の池をあんな風に撮るとは詐欺写真。素直に撮ればもっとショボくなる。」を実証したい気持ちもあり、上手に撮りたいという気持ちと葛藤。

ようやくそれらしいところを見つけ、安心したらもう13:43。ところがそういう時に限って〈絵になる〉景色が目の前に。またほとんどをフルオートで撮ってきたので、「マニュアルで撮りたい」という生意気な欲求が頭をもたげ、時間を浪費。それでも紅葉を収めることができた。

公園を急いで出て「えーる」に向かう途中でローソンを見かけたので、「ちょっと遅れます」とメールを打ってから入店して福島県産桃「あかつき」のジャムを使用した「
とっておき宣言 まるで桃パン」を購入。袋には大きく「食べて応援しよう」。この売上の一部は福島県・宮城県・岩手県の生徒を対象にした奨学制度「夢を応援基金」に寄付される。
コメント