強化した履歴書の「趣味・特技」欄
lifehacer.jpに「履歴書は手書き? 印刷でOK? 採用担当はこんなところまでチェックしています」という記事があり、そこに「5.趣味・特技欄を軽視しない」とあった。
たとえば一輪車の曲芸と書いておけば必ず質問されます。そんな特技ないよ!という方でも、単なる「読書」等で済まさずに、自分のこだわっている分野などを書いておくと、その質問を契機に、面接の場が和みます。
個人的な体験から、「少しかじったくらいで趣味などと言ってはいけない」と考えているので、自作履歴書の場合、「趣味・特技」欄は空白にしていた(と書いてから、このブログのカテゴリに「趣味」とあるのを発見し、慌てて修正)が、引き続く連戦連敗に自信を失いかけているので、考えを変えてみた。
手始めに某社、普通に考えたら逆鱗に触れて門前払いになるようなカバーレターを添えて某求人サイトからエントリーした、が「フォームから申し込んだ後、履歴書を送れ」と奇妙な手順を指示しているので、そこへ送る履歴書に腕を奮ってみた。ちなみに職種は編集。
- 校正と校閲
- 新聞・雑誌・書籍・ネットを読んでいる時でも用字用語、数字、事実関係等を気にします。「いつも心に赤ペンを」
- (説明:まさか募集要項もチェックされているとは気づくまい。)
- ツイッター
- 言葉を間違えて使っている人はいないか、だけでなく悩みをもつ人を見つけては小さな親切を施します。
- (説明:「銛を持ってのダイブ」をするほどの豪胆さは持ち合わせていないが、「〜するにはどうしたらよいのだろう?」的なツイートを見つけると(内容にもよるが)調べて、答えが見つかったら返信して悦に入っている。それに対する返事が来なくても、自分の知識が増強あるいは更新されているので満足。調べてみると昔仕入れた知識は陳腐化していることは多いので、このような確認は重要。「人は得意分野で間違える」)
- 地口と洒落
- よく「誰がうまいことを言えといった」と怒られます。
- (説明:これは次の項目への伏線でもある。)
- 酒落
- 酒は飲むというより飲まれるタイプ。
- (説明:洒と酒の字は手書きでは間違えられることの多い「魯魚の誤り」。それに引っ掛けている。なお、酒が入ると駄洒落が止まらなくなる。)
- 落語
- 十一代目 桂文治の俄ファンです。
- (説明:旬の話題を入れて話の接ぎ穂にしようという魂胆。ただし、年季の入った落語好きと遭遇することを勘案して「俄(にわか)」と謙遜。)
- ブラームスとシューベルト
- あとベートーベンなども少々(聴くだけ)。
- (説明:少し毛色の違うものを混ぜて厚みを感じさせる。)
- バイクツーリング
- オアフ島でハーレーに乗ったのが思い出です(最近はご無沙汰)。
- (説明:身体的なものも入れておかないと文弱に見えてしまう。)
いま見直してみると「地口」は除いて縦に「洒落」と「酒落」を並べるべきであった。
さて、ご利益は出るであろうか?
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