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2011/02/12

葬儀三件

暮れから葬儀が相次いだ。

1 祖母


最初は祖母。

12月1日に倒れ、知らせを受けた叔父らが集まった5日には上機嫌であったそうだが、7日に息を引き取った。白寿だしかかりつけ医は昨春から長くはないという診立てだったので、あの猛暑を乗り切っただけでも大したもの。直前までデイケアに元気に通っていたのだから大往生と言ってよいだろう。

連れはもとより知人も皆鬼籍に入っているので葬儀は身内だけで、と思っていたら思いがけず多くの方にご会葬いただいた(主に母の関係と介護関係)。ありがたい限り。

2 知人父君


続いて暮れに、しばらく疎遠にしていたがmixiやら生化若手の会の第50回夏の学校やらでコンタクトが復活していた知人の父君が亡くなられた。だいぶ前に病が篤いと聞いていたので正直なところ驚いた。

故人と面識はなかったものの「賑やかなのが好きだった」と聞いて参列を決意。通夜には間に合わなかったけれど、告別式に出席した。会場はわかり易い場所にある...ので油断して地図を持たずに行ったところ、見事に道を一本間違えて迷子になった。駆け込んだ時には読経が始まっていて大いに反省。

施主(喪主)は挨拶の途中、経過のくだりで絶句してしまった。4年近い闘病生活を経ても受容しきれなかったのだろう。

式場前のホールには写真などが飾られていた。故人は警察官で、かなりの要職にあったらしい。印象的だったのは、制服姿の若い男性が目を泣き腫らしていたこと。義理で手伝いに来たというのとは明らかに違う。面倒を見てもらった部下の方だろうか。

葬儀が済むまでは気が張り詰めているものだが、その後に疲れがどっと出る。夫人が後を追うように逝ったという某教授のことも思い出し、年が開け、松が取れてから寒中見舞いのハガキを差し上げた。

3 なにわマスター


予想外だったのは大衆割烹なにわのマスター。1月23日、祖母の納骨のために出かけようとしたときに携帯電話が鳴った。近々入院されると聞き、見舞いに伺うと伝えてあったので、その連絡かと思ったらまさかの訃報。

筋萎縮性側索硬化症(ALS)で病状が進行しているとは聞いていたが、体力のあるうちに胃ろうの手術を済ませているので栄養補給に問題はない。後は本人が否定的な人工呼吸器装着が山場と考え、翻意を促す準備を始めたところであったのに。

お店のウェブを預かっていたので、納骨を済ませると急いで戻って臨時休業と葬儀の案内を掲載。CSSを使って全部のページに黒枠をつける。外部CSSはスタイルの一括変更が可能なので取り入れていたが、まさかこんなことで役に立とうとは。

祭壇

斎場は戸田葬祭場。もしかしたら、これは埼玉大学工学部の木原拡さん(生化若手夏の学校にUSAから大野乾博士を呼んだ伝説のオーガナイザー)の葬儀があったところか? あれはまだ秀潤社に勤めていた頃で、伝田さんからの連絡も会社で受けような記憶が。夏だったなぁ。今度は道をしっかり確認し、地図も持って浮間舟渡駅から歩き、無事に開式30分前に到着した。御宗旨は曹洞宗。焼香台は三列だが式場の外にまで行列ができていた。後から来た知人2人と西台駅前で痛飲(後日この3人にひとりを加えて追善鍋会を開いた...が手違いでスッポンが手配されておらず鮟鱇鍋に)。

翌日、快晴の下、告別式に。受付には芝落語会の青木さん。式場に入ると着物姿の桂平治師匠がいらっしゃった。平日の昼にもかかわらず、一般会葬者も40人は来ていただろうか(お嬢様のブログによれば参列者は250人とのこと)。

初七日法要も併せて済ませ、一般会葬者は出棺をお見送りして、となるはずが、この斎場は火葬場併設。棺は式場からステージ後ろの業務用エレベータで下に降り、霊柩車に載って構内を一周?してからご到着。見送るつもりがお迎えである。そのまま火葬炉の前までお付き合いしてしまった。
火葬場
荒川土手に登り、火葬場の煙突を仰いで最後のおわかれ。
斎場脇を流れる荒川の土手からの風景

日をおいて調べてみるとマスター逝去についてブログなどで取り上げていただいていた。トラックバックを受け付けているところへは葬儀報告の記事からかけた。


桂平治・1がつのおしごと予定

なにわ亭落語会でお世話になった桂平治師匠の日録。訃報は25日に届いたらしい。

喜味こいしさん、小ノ澤勇さんの訃報

お店を紙面に取り上げてくださった毎日新聞の記者の方。もったいなくも喜味こいし師匠と並べていただいた。

なにわのご主人が天国に召されました

店主のお気に入りサイトにも登場の中山企画 中山祐輔様の動画ブログ。

「神保町・なにわ [雑記]」
お客様のブログ。

去年の落語会に来られた方からはツイッターでお悔みをいただいた。

かくして日蓮宗・天台宗・曹洞宗のお経を続けてありがたく頂戴した日々は一区切り。


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