医者を経て、ビッグイシュー販売員へ、その後なぜか ... 最後はホームレス です
twitterで「ビッグイシュー」を検索すると妙な単文ばかりヒットすると聞いた。
原因はキャリアパスったー。twitterのユーザーIDを入れるとキャリアパスを診断する、という触れ込みの、その実なんの根拠も無い、取り合わせの妙を楽しむ代物。おおもとは診断メーカー。そういえば昔、脳内メーカーなんてものもあった。
それはともかく、そのキャリアパスったーのおかげで、ビッグイシュー関連のtweetを検索する事が事実上不可能になってしまっている。また人生の山と谷のうち、谷のところにビッグイシューを売るという立場を気軽にあてはめ、それを笑いのネタにしていると言うのが何とも軽薄で腹立たしい。人の不幸がそんなの楽しいのか?
しかし、見方を変えれば、それだけビッグイシューが有名になったと言う事だ。
また、これによってビッグイシューの存在を知る人もいる事だろう。実際、札幌の販売サポーターによれば「ビッグイシューって初めて聞いた」というtweetもあるらしい。
それに「何のつもりだ、ふざけるな」と怒鳴り込めば、特に本家がそれをやれば「(ち、うるせーな)反省してま〜す」と引っ込めて、「おっかなかった」と陰口を言いふらすことは十分に考えられる。
悪意があって販売者を揶揄していたのでなければ、味方についてもらってビッグイシューの存在を広く知ってもらうのに協力してもらう事を考えた方が生産的だ。
なにしろ雑誌は売れなければ話にならない。買ってもらうためには、まず名前を知ってもらわなければならない。そうするとお遊びでする「診断」にビッグイシューと出てくるのは、ただで宣伝してくれているようなもの。先ほどサイトを見たら既に13,000以上の「診断」があったらしい。そのすべてに「ビッグイシュー販売員になる」が出ている訳ではないが、twitterの検索結果から見て、相当多数の人が「ビッグイシュー」を目にした事になる。
というわけで、抗議も照会も通報もせず、静観している。
さて、次の一手はどうしたものか。
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コメント
脳内メーカー…ありましたねぇ~
あんな感じのノリなら、そのうち沈静化しますかね…
投稿: ビッグイシューさっぽろ監事 | 2010/03/10 08:38