洒落にならない(野武士ジャパンの“お葬式”)
ホームレスワールドカップに出場した日本代表「野武士ジャパン」の応援サイトが表示されなくなっていた。アクセスを試みてびっくり。
よりによって「葬儀費用で検索した結果」が表示されるとは(これは自動でローテーションしており「リフォームで検索した結果」や「債務整理で検索した結果」も表示された)。
この表示が出るのは、私の知る限り権利が切れてドメイン管理会社が売りに出している場合。
ビッグイシュー日本は以前にもドメインを無効にしてしまったことがある。またやってしまったのだろうか(今でも古いブログ記事には旧ドメインbigissuejapan.comの記載が見られ、クリックすると「笑顔のお姉ちゃん」が"for sale"。善意のリンクを裏切ることがどれほどの悪影響を及ぼしているか会社はどうも分かっていないようだ)。
想定外の人物や団体が取得してサイトを開いたらどうするつもりなのだろう。nobushijapan.comは幸いなことに、まだ第三者が取得することはできない状態。
もしかしたら、経費節減のために大会終了に合わせて店じまいしたのかもしれない。しかし引っ越しの場合だって、移行期間を設けて検索エンジンに新ドメインの情報がいきわたってから旧ドメインを削除すべきもの。寄付してくれた人に会計報告は必要だし、なによりビッグイシュー日本やビッグイシュー基金のサイトからリンクしっぱなし。
ビッグイシュー基金には連絡したが、さてどうなることやら。
...しかし、↑われながら優しさの感じられない文章だ。DNSの一時的な障害かなにかで、朝には直っているなら、その方がいい。そうでないと、そのだらしなさを公然告発するような暴挙に出かねない私。
【追記】
10月28日には復旧していることを確認できた。基金から連絡はないが、サーバー業者の不手際をかばい立てする義理はないと思う。
ついでに文句を垂れておくと、comドメインは商業利用が原則。今はjpとかgr.jpとかあるのだから、その方が望ましかった。ま、今さら変えるとまたリンク切れやらを引き起こすからこのまま続けるしかないけれど。
ちなみにやはり深く考えずにcomドメインを取得した生化学若い研究者の会(生化若手の会)は、現在はorgドメインを取得し、賢明にも並行運用をしている(comドメインにアクセスしてもorgの内容を閲覧できる)。
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