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2009/06/14

NPO職員はボランティアじゃない

(毎度思うことだが、ココログのカテゴリーって実に偏っていて、こういう話題は新規に立てるかその他的に扱うかになる。)

とあるNPOの総会に出席した。

あまり乗り気はしなかったけれど、こういう時くらいしか顔を出すことはないし、年会費の徴収もあるので土曜の午後を提供。

順調に議案は可決されて、やれやれというところで一波乱。出席していた職員が、総会参加が業務ならば賃金を支払ってと正論を述べると、古参会員が「職員といえども団体の趣旨に賛同してほしい」と暗に(明に、か)ボランティア参加を要求し、一部理事までが同調する始末。

古くから苦労を重ねて来た人たちの気持ちも分からないではない。でも手弁当どころか持ち出しで草創期を支えて来た人たちの高齢化が進み、次世代への引き継ぎが急務な時期に「あなたたちも私たちのように苦労しなさい」はすべてをブチ壊しにしかねない...

それにああいうヌエ的な状況はよろしくない。万一総会中に、あるいはその行き帰りに事故にあったらどうなるか。職員の業務としての参加であれば労災として補償されるが、ボランティア活動と認定されると労災保険は適用されない。一方、ボランティアにはボランティア保険というものがあるが、これは業務中の職員には適用されない。下手をすると、労基署からはボランティア認定、保険会社からは業務認定されて、どっちももらえないなんてことにならないだろうか。しかも不服を申し立てる場合、「どっちでも良いから通して」は通用しないだろう。労災なら労災をとる方針で臨み、最高裁まで争って負けて、なら最高裁判断に従ってボランティア保険でと思ったら時効成立、なんて泣くに泣けない。いずれにしても解決には時間がかかる。


総会後の交流会では、職員が自己紹介をしながら次々とアンチボランティア論を開陳していた。 呼応する形でこちらは「よそではチャランポランティアやってます」と名乗り上げ。

しかし、懇親会に残って旧知の理事に意見すべきと思いつつも、次の予定があって逃亡。肝心な時に役に立たない私。

で、次の予定ってのが大学院に社会人入学して修士号をとった人の報告会。とてもここでは書くのを憚られるようなアブナイ話を小一時間聞いて、そうそうに懇親会へ流し込む(NPOの方は前年も、その前の年も深夜までぐだぐだ話になっていたので正直なところ敬遠したのだが、こっちのお酒は実に美味しい)。

自走式アルコール燃焼機と化して、いつの間にか帰宅していた。

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