« ダイアログ・イン・ザ・ダーク、目隠しとの違いは | トップページ | 漏泄も正しい »

2009/04/05

DIDの真っ当な感想

ちゃんとした感想を載せないまま、ちょいと捻った「目隠しで十分?」を公開してしまった。f(^^)

まず、予約した日のmixi日記。


話には聞いていたので速攻で予約。3月28日(土)です。

http://www.dialoginthedark.com/

「参加者は完全に光を遮断した空間の中へ、何人かとグループを組んで入り、暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障害者)のサポートのもと、中を探検し、様々なシーンを体験していきます。」

去年のFITチャリティランでもらった資料によると、アンケート(回答者約25,000人)で98%が「また参加したい」、99%が「他の人にも紹介したい」と回答している。回収率95%というのもすごい。

新たな伝道師の誕生か、はたまた1%への仲間入りか。
速攻で予約(2009年03月20日11:45)

内容的には当ブログのダイアローグ・イン・ザ・ダーク(DID)に予約(ダイアログをダイアローグと書き違えているよ)とほぼ同じだが、新たな伝道師の誕生か、はたまた1%への仲間入りか。という冷めた一文がある。

続いて、帰ってきた翌日のmixi日記。


視覚を遮断されるとほかの感覚が研ぎすまされるという触れ込みであったが...


「安全には配慮されている」が念頭にあったので、怖さは感じなかった。もちろん最初ひるみはしたが、「ダイジョーブ、ダイジョーブ」とずんずん進む。その結果、何度も「道」に迷い、アテンドさんに救出してもらった。orz

誰かが本に書いていたが、ホント「暗視スコープでも付けてるんじゃないか」と思えるほど、アテンドは闇の中で自在に歩く。それがわかるとまたアテにして勝手な行動をとる困った参加者(私)。最後には放置されてしまいました。f(^^) (ほかのみんながバーに着席してから救出)

闇の中では音を出すのが大切、とのことなので、やたらを音を出し続けました。うるさかったらごめんなさい>一緒の皆さん 声を出すのはもちろん、白杖でまわりを叩きまくりました。壊してたらごめんなさい>主催者

そうやって賑やかに振る舞っていたので、ほとんど何も考えていませんでした。次回行くとしたら、おとなしく振る舞い、他の人への協力は拒んでみようかな。そしてじっと闇との対話を。


饒舌も緊張の裏返しだったのか。最後に薄明かりの部屋に戻ってきたとき、アテンドから「みなさん、明るくなったら黙ってしまいましたね」と笑われた。


(『夜明かしする人、眠る人』に、野外での暗闇体験の話があったと記憶する。屋内で慣れたアテンドがそばにいるのと独り屋外ではずいぶんと違うだろう。雨の夜に山中にでも行ってライトを消してみよう。)
暗闇の中で考えられなかった(2009年03月29日13:53)

この段階ですでに、自然環境下での暗闇に意識が向いていた。

全盲の知人に送ったメッセージ。


全盲の人が案内役(アテンド)としてついてきてくれましたが、「丸木橋を渡ります」「靴を脱いで上がってください」などと言われるたびに参加者は悲鳴。はてさて目あきは不自由なものです。

私はさらに、たびたび迷子になってしまい(右耳難聴で声の方向が分かりづらいのが原因?)、そのたびにアテンドの女性に助け出してもらいました。それはもう、ほんとに「実は暗視スコープを着けた晴眼者なんじゃないの?」と思えるほど的確に。

安全に設計されていると信じていましたし、また明るい世界に戻れると分かっていましたが、それでも緊張感からでしょう、ずいぶんと饒舌になっていました(中身のないことをベラベラと)。

ここでも「安全な設計」に触れている。

別の知人に送ったメッセージ。こちらは晴眼。以前、参加しようとしたがチケット完売でかなわなかったとか。

「もういっぺん」では多数派に属する私(10日にまた行きます)ですが、人に勧めるという点では栄えある1%。もちろん止めはしませんよ。興味があるなら行った方が良いと思います。期待通りとかそれ以上とかならラッキーだし、「がっかり」なら経験した以上の何かを自分が持っていると分かりますからね。

(中略)

何度もはぐれてしまい、そのたびにアテンドさん(女性)に助け出されたので自尊心を傷つけられました。ええ、自損事故だから悪いのは私ですけど。左耳しか聞こえないから、声のする方向を把握できないためだと慰めています。あとは予備知識、それと「ここは地下室」という意識が邪魔をしました。そういう自分の特性を再確認できたのが面白いと言えば面白い。:-)

それと「難聴の人は申し出て」という注意を思い出して受付に申告したところ、アテンドさんが打ち合わせに来てくれました。明るいところでは(黙ってうなずいても通じないから返事はちゃんと声に出そう)と相手を気遣う立場だったのに、暗くなったとたんにおすがり状態になったのも面白い。

管見の範囲では「素晴らしい!」と絶賛の嵐で、ちょっと眉に唾をつけたくなったところで「本物には負ける。」という冷めた感想を見付けて嬉しくなり、少数派をカミングアウト(四面楚歌の状態で宣言するのが本物だぞ)。

「おすがり状態」はやや誇張で、mixi日記に書いた通り「しょせんは作り物、恐れることは何もない」と行動は大胆。ただ心理的には相当依存していたことを認めざるを得ない。だから、なかなか迎えにきてもらえないと苛立ちを感じたし、壁と植え込みに行く手を阻まれて二進も三進もいかなくなり、定位できるところ(説明のあった場所)に戻ろうとしていてアテンドさんから「戻ってしまってますよ」と言われると(想定の範囲内です)と言い返しそうになったり(さすがに大人げないので飲み込んだ)。

...10日に申し込んだけど、今ごろアテンド配置会議(?)で「えー、この人やだ〜」とか言われてたりして。orz

|

« ダイアログ・イン・ザ・ダーク、目隠しとの違いは | トップページ | 漏泄も正しい »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: DIDの真っ当な感想:

» DID二回め [Before C/Anno D]
2回めのダイアログ・イン・ザ・ダーク(DID)に行ってきた。 2回めの印象は「前 [続きを読む]

受信: 2009/04/19 19:03

« ダイアログ・イン・ザ・ダーク、目隠しとの違いは | トップページ | 漏泄も正しい »