年賀集計
今年は例年より多くの年賀(状)をいただいた。突然、広告付きの年賀状が舞い込んで驚いた人も多かったであろう。いただいた賀状の中には年頭の決意として「元旦に年賀状を書かない」と記してあるものもあって...すみません、早速破らせてしまいました。
並べてみるとなかなか趣があり、紹介もしたくなるけれど、ハガキの所有権は移っているものの内容の著作権は差出人にとどまっている。勝手に公開する訳にもいかないので割愛。概略だけ述べておくと
URIを書いてきたのは1通だけ
メールアドレスを書いてあったのさえ数通
一人息子(大学生?)の写真を使い続けるものがある一方で「年頃の娘の猛反対」で家族写真は断念というものも
写真最多は19枚
「平成」を使用したもの9通
幸いにも「しまった、出してない」というのは業者さんだけ。出したけれど返って来ないのはあるが、それは気にしない。
最後にいただいたのは意外な人から。10日にビッグイシューの新年会に行ったところ、販売者のQさんからと手渡された。プラスチックの小袋に賀詞を書いた紙片と五円硬貨(「ご縁」の縁起)を入れたもの。
年明けに事務所へ行った際に、同じものがスタッフに配られており「さすが商売人」「気配りの人」と評判になっていたが、まさか一介のチャランポランティアにまでいただけるとは。Qさんは事業に失敗して家を失ったとかで(債鬼に追われているので名を秘す)、元は相当な実業家だったらしい。ビッグイシューを売り始めてほどなくアパートを借りられるだけの売り上げを達成したとも聞く。お茶の水博士の時にも感じたが、こういう人をホームレス状態にしてしまう社会はどこか狂っている(じゃあ、適材適所のホームレスもいるのかという質問は黙殺)。直接手助けできることはそうそうないだろうけれど、販売の心得をほかの販売者に伝えるとか、できそうなところからこなしていこう。
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