燃えると焼ける
両者で「燃焼」を構成するけれど、意味は異なる。
「肉を焼く」とは言うが「肉を燃やす」とは普通言わない(焼き肉バイキングでの証拠隠滅を除く)。
「石油が燃える」とは言うが「石油を焼く」とは言わない。
「炭を燃やす」と「炭を焼く」では意味が違う。
「家を焼く」と「家を燃やす」はかなり近いが、微妙に違う。
「燃える心」と「焼ける思い」は相当異なる。
「燃える」はそのものの酸化現象だが、「焼ける」は単なる加熱でもよく、必ずしも酸化を伴わなくても構わない。これは物理化学の話。
さて、いま私は心の温度上昇を感じているが、これは燃えているのか焼かれているのか。
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