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2008/11/11

自分を誉める

日曜日に「自分を誉める」というトレーニングに立ち会った。

悪いところを直そうとすると、欠点に意識が集中してしまい、負のイメージを結像して行動を制約する云々という理屈だと思う。この手のいわゆるポジティブシンキングは、仔細に考えると結構怪しいところがあるのだけれど、論破して叩き壊してすり潰してアスファルトで固めても、労力の割に得るところは少ないのでそれは止めておこう。プロセスがおかしくても結果は良好、ということはあるのだし。(例:盆栽は愛情を込めて撫でていると形がまとまるとか。接触刺激でエチレンが出て徒長を抑制するので、「なでる」は正解だが、愛情は無関係。)

さて、一緒になって自画自賛をやってみると、このところの不遇続きにすっかり自己肯定感が低下しているのがよく分かった。これはいかん。相手が神ならば、どんなに落ち込んでいても正当に才能を見いだしてくれるだろうが、人間相手ではプレゼンテーション勝負。いつだか立ち会った面接では、終了後「彼にはオーラが感じられない」という上司の一言で不採用が決まったっけ。ことは就職にとどまらない。

というわけで、今日の応募では履歴書に添えるメールで思いっきり自賛をしてみた。相手の求める条件を列挙して、一つずつ「この通り満たしています」と。まぁ、学歴とか専攻とかだから大した意味はないけれど「履歴書を見れば分かる」と済ませないでいちいちアピールしたのが私としては異例(ただの軽薄としか思われなかったりして)。

最後は性格項目。「積極的・明るい・誠実・人に好かれる性格」 無茶を言いやがる。特に「人に好かれる」は相手の問題もある訳で、蛇蝎に嫌われるなら人として立派じゃありませんかと毒づきたくなる。今までなら「バカ言ってらぁ」と応募を見送っただろう。でも今は買い手市場をすぎて危機相場の相貌を呈しつつあり、このままいけば飢餓相場突入なので、とにかくアプライ。

で、結局こう書いた。


これは人様に判断されるもので自己申告では信頼性が劣りますが、次のような実績はあります(相性の問題ですから、毛嫌いされたこともあります)。
1.20年近いの付き合いのあるグループがある。(人に好かれる)
2.上記グループとの付き合い始めは「生化学若い研究者の会夏の学校」で、シンポジウムなどを一緒に企画して親しくなった。(積極性)
3.『青いバラ』(最相葉月)を読んで、ローズガーデン「アルバ」まで出かけた。(積極性)
4.高校時代の恩師が大学院(博士課程)入試直前に脚を骨折された時はストレッチャーに載せて試験会場までお連れした。またパソコンおよびインターネット接続環境を整備し、論文執筆を支援した。現在独居されているのでSkypeを使い遠隔で見守っている。(誠実)
5.腹膜炎で緊急入院して手術をした友人を見舞ったところ、後日「傷が痛いのに、おかしなことばかりいうから笑うのを我慢するのに苦労した」と抗議された。(明るい)

最後の「明るい」はマイナス評価されるかもしれないが、馬子にも衣装、並べ立てれば私って結構「積極的・明るい・誠実・人に好かれる性格」なのね、ウットリ。まだあるかしら。

※ググっても応募先が分からないよう文言を変えてあります(元の形だとドンピシャ1件だけヒット)。

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