火星までの距離
28日の朝日新聞夕刊「ネットはいま」に「地球から火星までは、光の速さで進む電波でも10分前後の時間がかかる」とあった。
ん? 火星までは光速でおよそ3分、往復でも6分ではなかったか。
念のため調べてみた。
普段ならばwikipediaだが、今回は始まったばかりのYahoo!百科事典。
すると「火星の接近」という小項目があり、「この大きな離心率のために、火星と地球の間の距離は大きく変化する。」「8月ごろに衝となれば、地球と火星の間はおよそ5600万キロメートルの「大接近」となる。反対に遠日点の方向にあたる2月ごろに衝となれば、1億キロメートル余りまでしか接近しない。」と書いてあった。
299,792km/秒は面倒なので30万km/secで計算すると、近い時はおよそ3分、遠い時で5分半で電波は到達する。
もっとも遠い時ならば往復11分。なるほどね。
なお、記事では火星そのものとの通信よりも惑星間を航行する探査機や宇宙船との通信を考慮しているようだった。
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