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2008/11/30

本を売って

部屋の片付けの手始めに、積んであった本の一部を売却した。

比較的最近買った本だったのでブックオフへ。

あわせて1170円。やはりアマゾンのマーケットプレイスに出した方が世のため人のためかな。

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2008/11/29

瞬く星

夜空の星が瞬(またた)くのは大気の揺れのため、とは常識だと思っていた。

ところが、映画だったかテレビ番組だったかで、宇宙船(あるいは月とか火星だったかも)から見た宇宙のセットを作らせたところ、そこにあったのは煌(きら)めく星々。しかも製作者はそこに力を入れたらしい。

大気がないのだから、当然、星は瞬きはしない。

サイエンスアドバイザーだったら「作り直しっ!」と叫ぶことだろう。

言い方にはいろいろあるにしても、基本的にはそのまま使うか使わないかの二者択一。

使う側の論理として考えられるのは、
 きれいだから気に入った
 星空のイメージにぴったり
 視聴者は大気圏外で見る星は瞬かないなんて知らないアホだから大丈夫
 視聴者は気づかないだろう
 視聴者に気づかれてもきれいだから許されるだろう
 作りなおす余裕(予算/時間)はない

フィクションやバラエティだったら「科学的に間違っている」は通用しないんじゃないだろうか。

では政治経済を扱うものだったら? ありえない「瞬く星」を見せて平然としているのは、「事実よりも見た目」「思い込みに依拠」という制作態度の表明であり、知的誠実さの欠如と判定されるのではないだろうか。

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火星までの距離

28日の朝日新聞夕刊「ネットはいま」に「地球から火星までは、光の速さで進む電波でも10分前後の時間がかかる」とあった。

ん? 火星までは光速でおよそ3分、往復でも6分ではなかったか。

念のため調べてみた。

普段ならばwikipediaだが、今回は始まったばかりのYahoo!百科事典


すると「火星の接近」という小項目があり、「この大きな離心率のために、火星と地球の間の距離は大きく変化する。」「8月ごろに衝となれば、地球と火星の間はおよそ5600万キロメートルの「大接近」となる。反対に遠日点の方向にあたる2月ごろに衝となれば、1億キロメートル余りまでしか接近しない。」と書いてあった。

299,792km/秒は面倒なので30万km/secで計算すると、近い時はおよそ3分、遠い時で5分半で電波は到達する。

もっとも遠い時ならば往復11分。なるほどね。

なお、記事では火星そのものとの通信よりも惑星間を航行する探査機や宇宙船との通信を考慮しているようだった。

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2008/11/28

CMSカンファレンス雑感

セッションはほとんど聞けなかったけれど、暇な時間にカタログをぱらぱらとめくったので、その感想など。

ちなみにCMSとはContents Management System、つまりウェブサイトに載せる内容(コンテンツ)を管理する仕組み。ウェブサイトがシンプルなうちは単純なファイル管理で済んだが、大規模化すると更新作業が複雑になってくる。一口で言えば、それを簡単に済ませようというシステム。

小規模なら「詳しい人」に任せておけるけど、いつまでも名人芸に頼っていると、名人がいなくなった時に困ったことになる。それに、ウェブには詳しいが業務の内容に無頓着でも困る。そもそも「自称名人」をどこまで信用できるか、という問題もある。

さらに会社や官公庁などでは公開する内容について決裁承認を受ける必要がある。それも、いつ・誰が・何を見て承認したのかの記録が必要。そういう承認フローを組み込むことが求められるようになった。

で、いろいろな製品が出ている。操作の簡便性を売りにしたものから巨大サイトの運用をアピールするものまで。わざわざ静的HTMLでの出力を強調している製品もあった。「簡単」のレベルも相手によってずいぶんと変わってくる。

基調講演で言われていたと思うが、CMSは自動車と置き換えることができる。トラックだってスポーツカーだってセダンだって軽自動車だって四輪駆動だってバスだって、みんな自動車。さらに同じ「乗用車」でも快適性を求める人と経済性を求める人とでは選ぶ車種は変わってくる(だろう)。そこを意識しないで「自動車」という言葉で会話を続けるととんでもない齟齬が生じる。

さて、パンフをいくつか見ていて目に留まったのが用語チェック機能。いわゆる機種依存文字のチェックをするのは当然(なのかな? JIS X 0213で解決したような... 音声ブラウザ利用者への配慮か)として、「不適切な語句」も検出すると言う。これが明々白々な差別語罵倒語不快語の類に限られるのか、たとえばお役所言葉も対象にするのか興味あるところ。

B2B(対業者)の会社なら、業務ページは専門用語だらけでも構わないが、たとえばIRページはそれではまずい。そういうチェックができたらウェブの日本語の品質は向上する。

あと意外にあるのは表記の不統一。それを固有名詞でやったら、これはもう誤りのレベル。世界的に名を知られた企業でもやってるんですね、これを。

ユーザーが辞書をカスタマイズできれば、理論的には各社の事情に合わせた用語チェック可能になるけれど、そもそもどんな用語の不統一があるかを把握していないと画餅に終わるでしょうね。

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2008/11/27

CMSカンファレンス2008

26日はCMSカンファレンスの助っ人に行ってきた。

先日のFITと同様、完全ボランティアベースのイベント。400人からの来場があると分かった時点で、ピーク時の人手不足懸念が急浮上。たまたま主催NPOの理事長を知っていた関係でお手伝いを申し出た次第。

「弁当は出ます」と念を押されたのは、ボランティアだが「“手弁当”ではない」という洒落か。そういえばFITチャリティ・ランも「アゴだけ」だったっけ。

で、前にもちょっと書いた通り、メインの仕事はクロークで、その他雑用もお引き受け。人様のお荷物を預かる仕事なので、派遣会社から経験者が呼ばれ、私はその補助ちゅうか補佐ちゅうか。

クロークというのは開演前と終演後はとても忙しいけれど、その間はとても暇。遅れてきて荷物を預ける人とか、途中で帰るので引き取る人とかはいるけれど、10時間半(!)の大半はじっと待機。幸いにも私は頼まれたり自分で見つけたりで、いろいろやることがあったけれど、派遣の人は契約上クローク業務しかできない。暇な時はひたすら座ってじっと待つ。でもさすがプロ、姿勢正しくきちんと座ってじーっとしていた。時々眠そうだったけど。

クローク業務のコツもいくつか教えていただいた。

この日の最終プログラムは、聴衆もビールを片手のパネルディスカッション。会場前にビールとつまみを用意した。ちなみに15g×4連×10パック×10箱の「堅あげポテト」を400個に切り離したのは私。


いったんテーブルに並べたビールをしきりに動かしている人がいる。何をしているのかと思ったら缶の向きをそろえている! そんな...と思ったものの、仕上がりを見せられると確かに美しい。感動のあまり写真を撮る人まで。
Cmsc01

ラベルがそろって分かったが、注ぎ口の向きはまちまち。つまり印刷の時に缶の向きは考慮されていないらしい(あとで聞いたところでは、製缶→ラベル印刷→ビール充填→蓋の順らしい)。ちょっとした発見である。別に何の役にも立ちそうにないが。

Cmsc02


ちなみに「安全装置を外した」成果の一つが、小汚い手書きのポスター。スポンサーから手提げ紙袋が提供されたが、「お持ち帰り自由」と明記されていないので「これ、もらって良いですか?」としきりに聞かれる。そこで急遽作成。フェルトペンがあれば良かったが、ないのでボールペンでしこしこと。

Cmsc03

ただ、あまりの見苦しさに、気づいた本部の人がプリンタできれいなものを作ってきた。やっぱり暴走でしたかね。あはは。f(^^)

肝心のカンファレンス。基調講演は外にいてもはっきり聞こえたが、その他のセッションは音も聞きづらいし、スライドも見えないしでタダ聞きはならず。ビデオはあるそうだが、また同じ時間を費やして聞くには根性が要りそう。

とまれ、盛会のうちに無事終了。内容面では何の貢献もできなかったけれど、まぁ「アクセシビリティ実現に必要」といわれる義侠心は発揮できたと言えるでしょう。


...仕事探しの糸口を、という下心は今のところ満たされておりませぬ。

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朝日サイトに攻撃

朝日新聞の求人ウェブが攻撃を受けたとして、閉鎖されている。

通報者(の一人)は私。

送ったメール。

***
http://www.asahi.com/job/ から「研究開発・技術開発系」を選択すると「このサイトに移動すると、コンピュータに危害が加えられる可能性があります」という警告画面が表示される。

「開こうとしているウェブサイトには、マルウェアが含まれているようです。マルウェアとは、コンピュータに危害を加えたり、所有者の同意なくコンピュータを遠隔操作する悪質なソフトウェアです。マルウェアが含まれているサイトにアクセスするだけで感染する可能性があります。

このサイトまたはこのサイトの一部で見つかった問題の詳細については、c.8e9.netに関するGoogle Safe Browsing 診断ページをご覧ください。」


その下の「Web系」では問題ない。

乗っ取られてマルウェアを埋め込まれたのなら当然大問題ですが、誤警告を引き出すような何かがあるのも利用者にとっては迷惑な話です。ご確認ください。

***

これを送ったのが25日。午前中に「弊社システムに連絡をし、調査を開始致しました。」という返信が届き、午後には再現しなくなったので解決したのだと思っていた。

ところが昨日、CMSカンファレンスから帰ってくると「一時閉鎖し、詳細を調査中」「パソコンのウイルスチェックをして」というメール。サイトにアクセスしてみると「一時閉鎖」となっていた(この段階では臨時メンテナンスみたいな感じ)。

さらに今日になってみると「外部からの攻撃を受け」と具体的な記述に。

ところで当方のマシン、8月に旧機がダウンして買い替えてからセキュリティがおろそかになっている。これはいかんと取り急ぎシマンテックのセキュリティスキャンをかけたが診断できません、と(ルーターのこっち側だからかな?)。MacOSX10.5対応のデモ版はないみたいだし、どっしょうかぁ。

ところで件の警告ダイアログ、世の中には全部画像で、どこ(「No」でも)をクリックしようがダウンロードを始める悪質タイプもあるけれど、わざわざ「戻る」をクリックさせてダウンロードさせる手間をかける理由もないし、たぶん本物のダイヤログ。でもどこの何が危険性を検知したのだろう? Safariの機能? Google アカウントにログインしていたからGoogleだろうか(そういえばGoogle Safe Browsingを見ろと出ていたな)。ありがたいことはありがたいが、なんかGoogleにウェブ上の一挙手一投足を監視されている感じも。

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2008/11/24

国立競技場にて

今日はFITチャリティ・ランのお手伝い。

もっともFITそのものではなくて、FITから助成をもらう団体が出展するのでそのお手伝い。

前のエントリーに書いたように「安全装置を外し」て臨んだ私に課せられたのはブースの立ち番とパンフレットの配布。

パンフレットの束を持ち、ブースの前を通る人にすっと近寄って差し出す。受け取りそうな人を見分けて声をかけるのだが、基本は「数打ちゃ当たる」。一緒にまいていた人が「うまいですねぇ」と言うのはおだてかと思っていたが、受け取り率は確かに私の方が高かったようだ。「経験があるのですか」と聞く彼女が想定していたのはチラシかテッシュ配りのアルバイトだろうが、実はこれこそ昔取った○○ヅカ、ジョーセン経験の賜物なのだよ。むろん私よりもっと経験豊富な人たちはいるけれど。用意した資料の8割方はまけたのではないだろうか。

この配布姿も写真に撮られているはずだが、今度は前のような悪い姿勢ではないはず。でも○○○○○に勇姿?を見せられなかったのは残念。

さぁ、あさってもがんばるぞ。もっとも風邪を引いたような気もするが。

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2008/11/23

安全装置を外す

24日と26日は、それぞれ別のNPOの助っ人としてイベントに行ってくる。

24日の方は割と気心の知れた(でも不可解な点もある)仲だが、26日の方は理事長と少し面識がある程度。スタッフのドレスコードがビジネススーツと聞いて少し慌てる。

私は責任感が強い人間なので、権限のないことには手を出さないし、口も極力出さない。しかし仄聞するところ、戦場のような忙しさが予想されるらしい。そこで事務方の責任者に「暴走を抑えている安全装置を外して臨みます」と宣言。もっとも依頼されているのはクロークだけど。f(^^)

ウォーミングアップのために明日から安全装置を外してしまおう。つまり権限を意識しないでやるべき(と思った)ことをやる。責任問題が浮上したら...「心からスマンかった」と誤ろう、いや謝ろう。

細川@紫外線と赤外線を説明する図で、波長のみならず振幅まで変えてあるのに「それはおかしい」と突っ込んだ空気読まず

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2008/11/20

ポランティア (^^)

某NPOのお手伝いをしたところ、「活動報告ブログにのせる感想を書いて」と頼まれた。

そこで内部向けに書いた問題点指摘型レポートとは別に、外向けに「がんばってます」レポートを提出。

末尾の記名には「ランティア」と。これは正式?には「チャランポランティア」。咄嗟に口にしたら語感が良いので愛用している。

で、先ほど掲載されたのを見たら、そのままになっていた。\(^_^)/


口に出していると、本当にチャランポランなことしかしなくなっちゃうかなぁ。f(^^) 単なる倒壊^h^h^h^h韜晦なんですけど。

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2008/11/19

午前8時の太陽

勢いのあることの比喩として「午前x時の太陽のように」と打とうとして指が止まった。何時だったっけ? 10時か?8時か?

出所は毛沢東語録である。「世界はきみたちのものであり、また、われわれのものでもある。しかし、結局はきみたちのものである。きみたち青年は、」に続く部分。

木村恒久が雑誌『終末から』にグリコのマークをコラージュして引用していたのを覚えている。だが時刻は思い出せない。8時か10時。

ググってみると7,8,9,10と諸説見つかる。いい加減なものだ。

イメージとしては上に向かってグングンと昇っている様子だから、10時はさすがに遅いだろう。

そう思って悶々としていたところ、Skypeに60年代学生運動の経験がある恩師がログインしているのを見つけた。さっそくチャットで呼び出して質問。

ところが自信満々「それは午前零時」と珍説を披露なさる。センセ、白夜でもない限り午前零時に太陽は見えません。そう遠回しに注意しても「すべてこれからという比喩です」と譲らない。

だけど午前零時は午後十二時。文化庁も前日に属すると言ってますぞ(知財高裁で否定されたけど)。:-p

念のためググってみたが、午前零時説は見つからない。見つかるのは7,8,9,10時ばかり。

ああ、師匠老いたり。悲しみを抑え、失礼のないよう注意しながら「どうもありがとうございました。こちらの原稿には「午前8時の太陽のようだ」と書いておきます」と送信すると「自然科学者の頭の固さに驚きです」と。

最終的には「毛沢東語録」を見つけて確認することになるが(どなたかお手元にありませんか?)、どうやら「午前8時、9時」が正しいらしい

毛沢東語録

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2008/11/17

朝焼け

今朝は6時前に家を出た。まだ空は暗いものの、東方に朝焼けが始まりかけていた。

(ここで突然思い出した。“西方に日が沈み 長い時が流れ 重く黒く流れ まだ日は出ない 東の空は真っ暗だ 太古の闇を...” 「日本の夜と霧」より)
「日本の夜と霧」


目的地最寄りの駅に着くと朝日が差していた。晴れやかな気持ちで奇妙な形のビルの写真を撮る。
Kunekune

高揚していた私はこの後の一日が苦難であることを知る由もない...

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2008/11/15

オンラインの家計簿サービス

オンラインの表計算あるいは家計簿サービスを探している。自分用ではなくて他人用。

条件は、無料だとかブラウザベースだとかいろいろあるが、最重要なのは「メールアドレスを登録しなくても利用できること」。だがそんなことが可能だろうか?

条件を少々緩めると、Yahoo!IDは持っているので、Yahoo!の(無料)サービスかYahoo!アドレスを連絡先として登録できるサービスとなる。

Yahoo!ウォレットに期待したが、どうやら考えていたのとは違うサービス。

Google ドキュメントは有望に見えたが、画面の日本語化が不十分。

オンライン家計簿サービスはどこまで信用してよいものやら...それに登録メールアドレスがそのままIDになるのは困る。

OnSheetは、世話役がユーザー登録をすれば、共有相手は登録をしなくても良いようだが、どんなもんだろう。とりあえず試してみるか。マザーズとはいえ上場会社系列の運営だから、アドレス収集のようなえげつないことはしていない、と信じたい。

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2008/11/13

後出しジャンケン?

自分を誉めるに書いたアプライ先の募集要項が更新された。見に行くと
「積極的・明るい・誠実・人に好かれる性格」が
「積極的・明るい・誠実な努力家・人に好かれる性格」
に変わっていた。履歴書受領の返事もよこさないくせに、人が応募してから条件を変えなさんな。努力家と付け加えたってことは、その要素が欠けて見えたのか? ...ま、天才肌ですから :-p

努力家をアピールする文書を追加で送付してみようかな。

もひとつ会社概要のwordファイルも更新されていて、赤字だった部分が黒字になっていた。会計じゃなくて文字の色の話。前の版を見た時は変更箇所を赤くしたくらいに思っていたが...何を考えているのかな。

追記


2週間経っても連絡がないので電話をした。

ほどなくメールが届いた。「主としてご年齢の観点から...」

それなら2週間も保留する必要はないじゃないか。そーゆーのをプアジャッジというんだよ。

だいたいITリラシーなんて書いてる段階でもう... ←坊主憎けりゃ袈裟まで憎い

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2008/11/12

メール誤送信を防ぐには

コラム誤メールを寸止めするグッドアイデアを考えてみた! を読んだ。

前にも書いたけれど、型通りのチェックはほとんど意味がない。

今回紹介された例では、いくらか工夫がされている。
 故意に「いいえ」と答えるべき問いを紛れ込ませる
 送信直前にマシンの反応を重くする
 音声で注意を促す

チェックの質問も定型ではなくて状況依存(文中に「ファイルを添付します」とあるのにファイルが添付されていない場合にのみ「添付忘れはありませんか?」と聞くなど)で生成された方が効果的。

送信ボタンを押したら一定時間経過後に送信(それまでは取り消し可能)というのが、効果の面からも実現可能性の面からも一番だと思う。

あとは「綸言汗のごとし」「覆水盆にかえらず」「ちびった小便は戻らない」と諦めることですな。状況を受け入れて、それから対処を考える。

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2008/11/11

自分を誉める

日曜日に「自分を誉める」というトレーニングに立ち会った。

悪いところを直そうとすると、欠点に意識が集中してしまい、負のイメージを結像して行動を制約する云々という理屈だと思う。この手のいわゆるポジティブシンキングは、仔細に考えると結構怪しいところがあるのだけれど、論破して叩き壊してすり潰してアスファルトで固めても、労力の割に得るところは少ないのでそれは止めておこう。プロセスがおかしくても結果は良好、ということはあるのだし。(例:盆栽は愛情を込めて撫でていると形がまとまるとか。接触刺激でエチレンが出て徒長を抑制するので、「なでる」は正解だが、愛情は無関係。)

さて、一緒になって自画自賛をやってみると、このところの不遇続きにすっかり自己肯定感が低下しているのがよく分かった。これはいかん。相手が神ならば、どんなに落ち込んでいても正当に才能を見いだしてくれるだろうが、人間相手ではプレゼンテーション勝負。いつだか立ち会った面接では、終了後「彼にはオーラが感じられない」という上司の一言で不採用が決まったっけ。ことは就職にとどまらない。

というわけで、今日の応募では履歴書に添えるメールで思いっきり自賛をしてみた。相手の求める条件を列挙して、一つずつ「この通り満たしています」と。まぁ、学歴とか専攻とかだから大した意味はないけれど「履歴書を見れば分かる」と済ませないでいちいちアピールしたのが私としては異例(ただの軽薄としか思われなかったりして)。

最後は性格項目。「積極的・明るい・誠実・人に好かれる性格」 無茶を言いやがる。特に「人に好かれる」は相手の問題もある訳で、蛇蝎に嫌われるなら人として立派じゃありませんかと毒づきたくなる。今までなら「バカ言ってらぁ」と応募を見送っただろう。でも今は買い手市場をすぎて危機相場の相貌を呈しつつあり、このままいけば飢餓相場突入なので、とにかくアプライ。

で、結局こう書いた。


これは人様に判断されるもので自己申告では信頼性が劣りますが、次のような実績はあります(相性の問題ですから、毛嫌いされたこともあります)。
1.20年近いの付き合いのあるグループがある。(人に好かれる)
2.上記グループとの付き合い始めは「生化学若い研究者の会夏の学校」で、シンポジウムなどを一緒に企画して親しくなった。(積極性)
3.『青いバラ』(最相葉月)を読んで、ローズガーデン「アルバ」まで出かけた。(積極性)
4.高校時代の恩師が大学院(博士課程)入試直前に脚を骨折された時はストレッチャーに載せて試験会場までお連れした。またパソコンおよびインターネット接続環境を整備し、論文執筆を支援した。現在独居されているのでSkypeを使い遠隔で見守っている。(誠実)
5.腹膜炎で緊急入院して手術をした友人を見舞ったところ、後日「傷が痛いのに、おかしなことばかりいうから笑うのを我慢するのに苦労した」と抗議された。(明るい)

最後の「明るい」はマイナス評価されるかもしれないが、馬子にも衣装、並べ立てれば私って結構「積極的・明るい・誠実・人に好かれる性格」なのね、ウットリ。まだあるかしら。

※ググっても応募先が分からないよう文言を変えてあります(元の形だとドンピシャ1件だけヒット)。

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2008/11/10

姿勢が悪い!

昨日、とある会合に出たところ、知らないうちに写真を撮られた。

で、見せてもらったところ、驚くほど姿勢が悪い。もう、なんというか人生の敗残者。

しかも1回見せてもらって「これではいかん」と気をつけていたはずなのに、その後の写真でも顎が突き出た「斬首を待つ姿勢」。これじゃあ****のも無理はないか。orz いや決して甘んじる訳ではないが。

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2008/11/08

ボロディンのピアノトリオ?

やるべきことに手がつかない一日だ。

昔NHK-FMの「午後のリサイタル」という番組で使われたテーマ曲が気になっていた。哀愁に満ちたメロディーで、全体を聞きたいのだが、テーマ曲なのでいつも途中で切られてしまい、欲求不満。ピアノトリオあるいはピアノカルテットらしいということしか分からない。

先ほどたまたまWQXRを聞いていたら、懐かしいメロディーが流れて来るではないか。注意深く聞いていると、終了後に「ボロディン」と言ったようだ。なるほど、ボロディンね。曲のイメージは一致する。

(続きも聞けたのだからこれで満足しても良いのだが。)

正確な曲名を知り、可能ならば購入しようとして調べだすと... 検索では「ボロディン弦楽四重奏団」が大量にヒットしてしまうため、ボロディン作曲のものが埋もれてしまう。-"ボロディン弦楽四重奏団"とnot検索をしても「ボロディン・トリオ」を除けない。困ったものだ。

wikipediaで「ボロディン」を見てもそれらしい曲は載っていない。

それでもいろいろ探してみると「ボロディン:ピアノ三重奏曲ニ長調」のCDが見つかった。これかなぁ? すでに品切れなので購入して確認はできない。


ちなみに1994年頃、月-金の15:40-16:00に放送していた番組。(なんでそんな時刻に聞けたんだ?)

もしかしたら「FMリサイタル」かもしれない。

というのも、「午後のリサイタルのテーマ曲であるピアノ四重?奏は林光の作曲」という情報があるから。もっともその人(林本人に確認し、楽譜も貰ったと言う)は「30年以上も昔」と書いているので、長寿番組ひしめくNHK-FMでも別番組かもと思った次第。

なお、林のその曲はCDなどにはなっていないとか。

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福岡事件まめ知識

「福岡事件」の元死刑囚、石井健治郎さんが死去した。

この事件については青地晨の『冤罪の恐怖』(1969)で読んだくらいしか知らないのだが、wikipediaによると同書の「勝率」は高い。

『冤罪の恐怖』と『魔の時間 六つの冤罪事件』で取り上げた合計11の事件は執筆時点ではいずれも冤罪を訴えて再審請求を起こしたり裁判中だったが、再審請求中に被告が死亡した3件と名張毒ぶどう酒事件を除いて他の七つの事件(免田事件、徳島事件、仁保事件、島田事件、松山事件、梅田事件、弘前大教授夫人殺人事件)すべてで被告の無罪が確定し[2]、各事件を冤罪と論じた青地の判断の的確さを裏付けている。

(現時点で、丸正(元被告人死亡)、竜門(元被告人死亡)、帝銀(元被告人死亡)が上記3件とすると計算が合わない)

同書によれば
・石井元死刑囚は確かに2人を射殺しているが、これは誤想防衛と主張(復員軍人である石井は戦場で経験したのと同じ殺気を感じて反射的に銃を撃ったと)
・事件を主導したとされる西は事前共謀を否定(現場にも行っていない)
・被害者の一人が戦勝国の中国人であったため、厳罰を求める圧力(あるいは圧力と感じる日本側の雰囲気)があった模様

アリバイがあるとか犯人は別にいるとかいう事件と違い、救援運動が困難を極めたことは想像に難くない。中心となったのが今回喪主を務める古川龍樹の父である古川泰龍(故人)。以下、まめ知識(敬称略)。

現場に行って銃を撃ったことも認めている石井は恩赦で無期刑になったが、一切の関与を否定した西は恩赦を却下され即日処刑された(1975)。
同時に恩赦を退けられた死刑囚に免田栄がいる(後日、再審で無罪)。
僧侶である古川泰龍は教誨師として2人に出会い、助命嘆願を始めた(1961頃)。
佐木隆三の「復讐するは我にあり」(先日物故した緒形拳主演で映画化)のモデル、西口彰は弁護士を騙り運動へ協力したいと古川の寺を訪れ一家殺害を狙った。
しかし古川の次女(当時11歳)が手配中の殺人犯と気づいたため難を逃れた(1964)。
冤罪事件の弁護で知られる正木ひろしは、この次女の印象を「まるで天女」とハガキに書いて送っており(年代不明)、正木の生涯を扱ったTV番組では「ラブレター」と紹介された。

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酸っぱいブドウ

イソップの有名な寓話。どうしてもブドウの実を取ることができなかったキツネが、「あれは酸っぱいに決まってる」と捨て台詞を残して去る。

心理学では合理化と呼ばれる。傷ついた自我の防衛機構だから深く追及するのも野暮な話だが、傍目にはやはり滑稽な姿。

こういう知識があると、望んだものを手に入れられなくても、掌を返してその悪口を言ったりはできなくなる。せいぜい「○○は良いけど、●●という側面もあるから、まぁ善しとしよう。合理化だけど。」と肩をすくめるにとどまる。

ここまでが前段。


続きを読む "酸っぱいブドウ"

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2008/11/06

兵士シュヴェイクの冒険

先日のエントリー「規律は大切だ」のために購入した「兵士シュヴェイクの冒険」。せっかくなので読み始めた。実にとぼけた話だが、時おり血なまぐさいにおいがする。もうすぐ第一分冊読了。

前に読んだのは...かれこれ*年前。覚えているところもあれば、すっかり忘れてしまっていた箇所もある。

規律を失った兵士と並んですぐに思い出す「私に血を吐けっていうんですか」はずっと後に出てくるはず。やはり4巻買うことになるか。

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2008/11/04

聞いたか坊主

歌舞伎に「聞いたか坊主」というのがある。たとえば京鹿子娘道成寺。冒頭に「聞いたか、聞いたか」「聞いたぞ、聞いたぞ」を繰り返しながら大勢の所化(修行僧)がぞろぞろと出てくる。

ところがシェーファーの『アマデウス』によく似たシーンがある。2人のヴェンティチェロ(後述)が交互に台詞をつなぎながら「荒々しいささやきが劇場内に充ちる」中を、舞台の両袖から登場する。

倉橋健・甲斐萬里江による翻訳ではこんな感じ
***
一「まさか。」
二「まさか。」
一「まさか。」
二「まさか。」
囁き合う人々「サリエーリが!」
一「噂だ。」
二「聞いたぞ。」
一「聞いたぞ。」
二「噂だ。」
一と二「信じられん。」
囁き合う人々「サリエーリが!」
***
(テアトロ 471)

一方、江守徹の翻訳(ちなみに本人はサリエリ役をやるつもり翻訳したが、上演権を松竹に取られてしまい、日本初演ではモーツァルトを演じた)では、ちょっと違う。
***
1「信じられない。」
2「信じられない。」
1「信じないとも。」
2「信じるものか。」
ささやき「サリエリ!」
1「皆、言っている。」
2「聞いている。」
1「私も聞いた。」
2「誰でも言っている。」
1&2「信じられない!」
ささやき「サリエリ!」
***
(「アマデウス
」 劇書房)


私の記憶(5回は観た)では「聞いたか」「聞いたぞ」の応酬だが、記憶が当てにならないのは昨日の「兵士シュヴェイク」で証明済みなので固執はしない。しかし、松竹の興行だし、主演は一貫して松本幸四郎だから歌舞伎の要素を取り入れていてもおかしくはないだろう。

またヴェンティチェロとは、脚本の説明では「劇の進行中、種々の事実、噂、風聞は彼ら二人によって提供される」という存在で、これは聞いたか坊主の役割(幕あきに登場して、その狂言の筋などを知らせる)とかなり近い。


さて、私は聞いた。どうするか。アマデウスにはこんな台詞がありますな。
「神を侮るなかれ、と言うが、いいか、人間を侮るなかれ、だ! このまま引っ込みはしないぞ! 神は己の好むところに吹く、と言うが、とんでもない! 神は美徳をこそ好むべきだ。風じゃあるまいし、やたら吹いたりしてはならんのだ。 Dio Ingiusto! 不公平なる神よ...あなたは敵だ! これからは<永遠の敵>と呼んでやる! そして、ここに誓う、命尽きる日まで、この世でお前に逆らうと! 神を懲らしめてやれなくて、何が人間だ?」

こうして奮い立たせなければ挫けてしまうようなショック。

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2008/11/03

規律は大切だ

メールとかインターネットとかを経験させていく過程には2種類ある。とにかく自由にやらせてみせる方法と、厳重に保護して規定通りに習得させる方法と。

世間では前者の方が受けが良い。だが、本当にそれが良い方法だろうか?

そんな議論の中でふと思い出したのが、ハシェクの小説『兵士シュヴェイクの冒険』に出てくる次の一節。記憶では規律の重要性を強調するのは将軍だったが、念のため岩波文庫(栗栖継 訳)を購入して確認したところ中尉だった。

しかし軍隊では規律というものが絶対に必要ですな。でないと、だれも人のいうことなんか聞かなくなりますからね。ぼくらの隊のマコヴェツ中尉は口癖のようにいつも言っていたものです。『このバカども、規律は絶対に必要なのだ。でなけりゃお前たちは猿のように木に登りかねないからな。お前たちは手のつけようのないバカどもだが、軍隊はお前たちをきっとまともな人間に仕上げるよ。そうだろう? なんなら想像してみるがいい。たとえばカレル広場の公園の木という木に、規律を失った兵士がひとりずつ登っている、という光景を! 何が心配といっても、わしにはこのことがいつもいちばん心配なのじゃ。』

もちろん、この中尉殿は揶揄されている。にもかかわらず、私には一面の真理があるように思えてならない。ろくな教育も受けずにパソコンやメールに慣れてきた人間が何をやらかすか、だいたい見当がつくし、実際に手を焼いてきたから。

幸いにも第一巻で見つかったが、残り三分冊をどうするかが課題。

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2008/11/01

インクの安全性?

インクジェットプリンタのインクは、水酸化カリウムが入っているので皮膚腐食性がある、と昔は言われていた記憶がある。

ところが最近のインクカートリッジを見ても、そういった警告・注意は見当たらないし、本体の取説にも見つからない。

まぁ、手についたら言われなくても石けんをつけて洗うのが普通だけど。(ときどき大胆な御仁を見ることはある)

最近は安全性が高まったのだろうか。

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