文章解析の方が有効だろう
Googleが「真夜中のラブレター」を防ぐツールを公開した。名付けて「Mail Goggles」(ゴッゴルとはおなつかしい)。
しかし、記事を読む限り、その仕組みはあまりいただけない。
本当にメールを送りたいかどうかを問いただしてくれる。
これが大して役に立たない事はPCを使った事のある人なら分かるだろう。毎回出てくると分かっていれば、指が勝手にyを打鍵する。
それよりは「普段よりミススペルが多いようですが」「一般的には使わない方が良い言葉が使われていますが」「論理がねじれている可能性がありますが」という具体的な注意を伴った方が、考えてから判断するだろう。
スペルミスや罵倒語なら校正ソフトで検出可能。意味解析は難しいだろうが、「たぶん...に決まってる」のような論理破綻はなんとかなる。
問題は、普段から誤字脱字が多いとか論理的に整合性のない文章を書く人だと、メールが全く送れなくなってしまうか、チェックが甘くなってしまうこと。添削機能も付ければいいのかな。しまいには「直子の代筆」のGoogle版になったりして。
送信を止められて「良いですか?」と聞かれるとムキになる人も居るだろうから、「ただ今送信しています。週末なので時間がかかりますが、今なら中止できます」表示はどうだろう。本当に一分一秒を争うメールなんてそうそうないし、そういう時は電話をかけた方が賢明。
また自分がまともな精神状態かを判定するための、簡単な計算問題が表示される。
一から十まで数えさせるだけでもいいんじゃないのかな。
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