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2008/07/22

漢字漢語研究会(1)

日本語学会の掲示板で見つけた第96回漢字漢語研究会に出席してきた。

お目当ては桐生さんの「医療の現場における漢語専門用語の問題点」(当日の演題は「医療の現場における専門用語の問題点—漢語専門用語を例に 」)。

この25日で契約を打ち切られてしまうけれど、ここしばらくとあるウェブ製作会社でウェブページの日本語の改善に取り組んでいた。きっかけは噴飯ものの誤変換(内臓電池、脅威的な価格、など)だったが、調べていくうちに専門語・業界用語も理解度を阻害する要因として浮かび上がって来た。とはいえ「難しい語」をどう定義するかが課題に。そんな時、読売新聞に「患者に通じない736語」という記事が載った。これだ!と思って国語研のサイトに飛んだものの(2008年3月時点で)何も情報がない。しかしアンテナの感度は上げておくべきもの。ほどなくして日本語学会の学会情報掲示板で「医療の現場における漢語専門用語の問題点」という発表を見つける。発表者は国語研の人。「どなたでも参加できます。」とあるのを幸いに早速申し込む。

世にある研究会の中には、参加自由を標榜しながらも実状は決まったメンバーだけというものがある。それでもアカデミックな世界は基本的に異邦人歓待だと割り切って図々しく乗り込んでみた。ただ仁義として質問なり意見なりは必ずすると決めて。

会場は早稲田大学社会科学部。早稲田大学のサイトを見ても所在地が判然としない。社会科学部はサブドメインを持っているのだが、学部所在地の記載を見つけられない。学部案内を読んでいくと14号館に移ったと書いてあるが、これでは学外者には通じない。施設案内は「準備中」。学部案内をダウンロードしてみても所在地は見つからない。

大学のサイトに戻って調べ直す。交通アクセスを見ると主立ったキャンパスは6つ。おそらく早稲田・戸山・大久保のいずれかであろう。苛々しながら探すうちに「インフォメーションスクエア」を発見。そこで尋ねることにして「 場所はこちらから」(いわゆる click here syndromeだ)をクリックすると早稲田キャンパスのキャンパス内案内図にリンクしていた(キャンパス内案内図は交通アクセスのページの最下部にひっそりとリストがあった)。もしやと思って探すと社会科学部も載っていた。やれやれ。

要するにユーザビリティに問題があるということ>早稲田サイト

さて最近の大学は学外者の入構に対してうるさいところが多いのだが、早稲田は実にオープン。道を歩いているといつの間にか構内に入れてしまう。会場は14号館の10階。やたら学生に対する注意の貼紙(「静粛」「ホールをサークル活動の練習に使うな」等)は多いものの、誰何されることなくエスカレーターに乗れた。ところが6階でエスカレーターがなくなる。エレベーターもあったが、わずか4階なので階段で登る。10階まで来ると、なんと「関係者以外立ち入り禁止」の高札。フロア案内図を見ると会場となる部屋は建物の対角線上。用心して8階まで戻り(9階にも高札)、反対側の階段を使って10階まで上がると、やはり「関係者以外立ち入り禁止」。しかも「イスラム人口問題研究会」の貼紙はあるが「漢字漢語研究会」の案内はない。だが幸いにも1060号室は目と鼻の先。思い切って入室すると、会場係の学生さんがいて一安心。聞けば社会科学での開催は初めてらしい。

なんか余談が長くなってしまったので、本論は別項で。

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