年賀メールは送るな、派の今
かつて、地元の知人が出す個人誌に「ウェブページで年賀状」という小文を寄せたことがある。
実際に起きたメールトラブルを引き合いに出して、年賀メールを送るのは止そうと呼びかけたもの。
当時はネットインフラが脆弱で、プロバイダのサーバでさえ集中するメールをさばききれなかった。商用プロバイダ以外では管理者が不在で、いったん溢れると始業日まで停止という事態もあったようだ。
だからまず「元日年賀メールは危険」。続いて「仕事始めのメール集中に注意」がネットワークの運用に気を配る人の共通認識になった。
ところがその後、回線もサーバーもどんどん強化され、さらに無頓着ユーザーは携帯電話に流れて(その携帯電話でさえ、今回は発信制限をする「場合がございます」)、他人に呼びかける必要はなくなったようだ。
HTMLメールだとか、メガバイトサイズのファイル添付とかの迷惑行為は後を絶たないだろうが、それもブロードバンドの普及などで許容されつつある感じ(ISPの提供するメール容量が小さい人、またいまだにダイヤルアップ接続であったり、悪条件ADSLであったりする人は御愁傷様)。
とはいえ、自分から集中しそうな時期にメールを流す気はないし、長文や巨大ファイルを送る気もない。昔の記事の「ウェブページ」を「ブログ」と替え、サイバー年始回りと行きましょう。
というわけで、本記事もしくは前記事は、新年挨拶トラックバック(こちらへの言及なし)およびコメントを歓迎します。もちろんspamの類は削除します。
なお、mixiの日記でも賀詞受付をしています。
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