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2007/11/03

「ビッグイシュー」の折り紙職人

施しではなく、仕事を与えることで生活の糧を得られるようにする。この援助の基本(「パンではなく小麦の種を」「魚ではなく釣り竿を」)を実践しているのが雑誌「ビッグイシュー」だ。

「ビッグイシュー」は月2回発行で、ホームレス(路上生活者やそれに準ずる人)だけが販売することができる。一冊140円で仕入れて300円で売り、差額160円が販売者の手取りとなる(一部地域は90円で仕入れて200円で販売)。

NHKの「おはよう日本「首都圏」」や日経ビジネスオンラインでも取り上げられたので、だいぶ知られるようになったと思う。

この雑誌とは、東京は御茶ノ水橋の上で売っていた、その名も「お茶の水博士」から買ったのが最初の出会いだった。彼は手製の路上新聞を発行し、ブログを開設し、多くの固定客を得てカリスマベンダーと呼ばれ、蓄えで部屋を借り、再就職に成功した。今はビッグイシュー日本の佐野代表に請われて東京事務所で後進の指導に当たっている。

御茶ノ水橋の上に開拓された販売場所は現在も引継がれているが、私は個人的な事情で新宿で購入するようになった。

そこで出会った販売員が長倉さん。上記の日経ビジネスオンラインに登場するし、朝日新聞9月14日朝刊31ページに紹介されたこともある。(ビッグイシュー本誌の「今月の人」にも登場)

写真:表紙を飾る女優J.フォスターの顔の上に鎮座するお狐様(折り紙)

彼は一冊に折り紙を一つ付けて売っている。もらっても持て余してしまうのは分かっているが、販促努力の一つとして頂戴している。アクションが一つ増えることで購入客との会話につながるのが楽しみなのかもしれない。

ジョディ・フォスターが表紙を飾る82号に付けられているのはお狐さん。現世利益の代表格、稲荷神のお遣いですから、売上げ増と路上生活脱出をお願いしましょう。

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