« アクセス急増の余波 | トップページ | 心電図に »

2007/11/11

ヴァルハラ城の勇士たち

北欧・ゲルマン神話の主神オーディン(ヴォータン)は、神々の支配が終わる日(神々の黄昏)が迫っていることを知ると、戦いに備えるため、娘ヴァルキリー(ワルキューレ)に命じて、人間の勇士をリクルートしたと言う。

彼女らは戦場を駆け巡り、「これは」という男を見つけると「あんたは戦死」と指名して、亡骸をヴァルハラ(ワルハラ)に運ぶ。こうして集められた戦士たちは、昼は武術の腕を磨き、夜は宴会と言う結構な毎日を繰り返しながら巨人族との戦いの日に備えたそうだ。

それでも心配なウォータンが、神々をも縛る契約から自由な英雄を得ようと人間の女に手を出して、という物語がワグナー作「ニーベルングの指輪」。よく知られているように、紆余曲折をへて生まれたジークフリートは、ウォータンの槍さえ折ってしまう英雄になるのだが、結局ニーベルング族(小人族)の血を引くハーゲンの奸計によって殺されてしまい、楽劇は唐突なワルハラ炎上で終わりとなる。戦士たちの出番は全くない。

もとになった神話をみても、終末の日(ラグナロク)に攻め込んで来た巨人族と戦ったとは伝わっているが、あまり目覚ましい働きはしなかったようだ。


「英雄の資格があるからもっと大きな仕事をしなさい」と女神の勧誘を受けて天上の城に集められ、日々鍛錬を重ねてその気になっていたけれど、結局ものの役に立つことはなかった... それに気づいて私は天の思し召しを待つのをやめた。(「打ち捨てておけ」といわれてるかもしれないし)

(残り3冊はアマゾンになかった)

|

« アクセス急増の余波 | トップページ | 心電図に »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ヴァルハラ城の勇士たち:

« アクセス急増の余波 | トップページ | 心電図に »