画家の記憶力
「原爆の図」丸木美術館へ行ってきた。開館40周年の記念行事があったため、企画展「丸木俊展 女子美術時代から《原爆の図》まで」は駆け足で約半分しか観られなかったけれど、「モスクワスケッチ プーシキン美術館」が印象に残った。
美術館で見てきた絵の色分析をしているのだ。絵のスケッチに、各部分に何色が使われていたが細かく書き込まれている。細かい色名が迷いもなく記入されている。「?」などは見当たらない。画家の記憶力とはこういうものなのか。
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「原爆の図」丸木美術館へ行ってきた。開館40周年の記念行事があったため、企画展「丸木俊展 女子美術時代から《原爆の図》まで」は駆け足で約半分しか観られなかったけれど、「モスクワスケッチ プーシキン美術館」が印象に残った。
美術館で見てきた絵の色分析をしているのだ。絵のスケッチに、各部分に何色が使われていたが細かく書き込まれている。細かい色名が迷いもなく記入されている。「?」などは見当たらない。画家の記憶力とはこういうものなのか。
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コメント
学芸員日誌へのトラックバックありがとうございます。
5月5日もご来館頂いたとのこと、mixiへの宣伝も含めて、ありがとうございます。
企画展「丸木俊展」は、これまであまり紹介されることのなかった俊作品を中心に展示しており、「プーシキン美術館」のスケッチも初展示です(私も興味を惹かれたので展示しました)。
スケッチの題は姪御さんがつけたのですが、正しくはプーシキン美術館ではなく、当時モスクワにあった国立西欧美術館(1948年にコレクションをプーシキン美術館に移行)でのスケッチだと思います。
今回は会期直前だったため訂正せずに展示しました。
細かい色彩分析がとても興味深いスケッチですね。
投稿: 岡村幸宣 | 2007/05/08 11:59