検査目的で献血
肝機能値が知りたくて献血をしてきた。勤務先が行う健康診断には、検診車を使う標準的なものとは別に、健保直営または提携医療機関で行う人間ドックも選べるようになっている。ガタの出てくる年齢でもあるし、父ががん死していることもあって1日人間ドックを選択した。ところが予約がなかなか取れない。やっとの思いで取れたのが来年2月。やれやれ。
連休初日の土曜日。新宿に出たついでに模索舎へ行く。「ゆきゆきて神軍」のDVDとか、タモリ倶楽部で知った「酒とつまみ」とか面白いものが目白押し(「どこに目をつけてる!」と石が飛んでくるかな)。
目移りしたが、結局、先日観た「パルチザン前史」の滝田修あらため「たけもと のぶひろ」著の『泪の旅人』、泉麻人の『東京検定』そして堀田貢得の『実例・差別表現』を購入。
来る途中で献血の呼び込みがあった。そういえば昨年からやっていない。予定では年末に400ml提供して3か月のお休み中に花粉症の服薬期間を終わらせるつもりであったが、日赤が方針を変え抗アレルギー薬の場合は忌避しないと聞いて拍子抜けし、そのまま全血提供も見送りになっていたのだ。
そこで冒頭に書いた事情もあって、急きょ発心した。受付を済ませ、事前に答える質問票を受け取る。内容は前回と(たぶん)同じ。該当はするけれど問題はないとわかっている項目(毎回問診で説明)は、該当しないと回答する方が合理的だが、根が正直なので yesと答えてしまう。この辺りは改善の余地あり>日赤
以前は採血後に勧められた無料の飲み物は、このところ事前にも勧められるようになっている。ここにはホットアクエリアスはない。
採血中に鑑賞するビデオを選べるようになっているのに終わってから気づく。ま、いつも本を読むか寝るかしていて(途中で「はい終了」となるのも嫌だし)見ないから残念とも思わないが。
今回は血小板提供。利き腕から採血されたため反対の腕でまどろっこしく本を手繰っていたら眠くなってしまい、諦めて睡眠。そういえば「昨夜の睡眠時間は」という質問に、少しサバを読んで答えたな。昨夜は遅かったんだ。
手帳の欄が埋まったせいか、新しく献血カードをもらった。一見ただのプラスチックカード。
ところで、本記事のタイトルに真顔で怒る人がいるかもしれないので、罪滅ぼしに。
●感染症(特にHIV)の検査目的での献血は犯罪行為に等しいから止めましょう。
(感染力のある血液でも、現在の検査では陰性と判定される事があるので、ウイルスを広めてしまう可能性があるから)
●エイズ(HIV感染の有無)の検査は保健所などで、無料かつ匿名で行えます。検査の前や後に医師や看護師からカウンセリングがあるとのことなので、こちらがお薦め。
●エイズはもはや死に至る病ではなくなりつつあります。早期に発見して「適切な治療を受け、健康な生活スタイルを維持していけば、長期間にわたり健常人と変わらない日常生活を送ることができます」。
| 固定リンク
コメント