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2006/11/26

全盲の喫煙者

私はタバコを吸わない。そばで吸われようものなら嫌みの七つも言わないではいられないたちだ。

ところが先日、珍しい?ものを見た。全盲の喫煙者だ。先天性の盲だというので文字通り「見たことのない」タバコと火を使いこなしていた。いったいいつ、どうやってタバコを覚えたのか聞いてみたが、盲学校の教師が吸っていたのを不思議に思っていたけれど、気がつけば自分も吸えるようになっていた、と煙に巻かれてしまった。

障害者の自立という視点からは、一人で火が扱えるというのは重要だ。裸火を扱う機会は減ったとは言え、誰も彼もがオール電化住宅に住める訳でもない。事故は心配だが、安全に使えるなら過剰な規制は大きなお世話(電気だって感電やら漏電やら危険性はある)。


またmixiのビッグイシューコミュでも話題になったが、まともな人間ならタバコなんざ吸わないのが当然ではあるものの、現実には「人間の屑」と断定するのは忍びがたい人も喫煙している。その人達に認められている愚行権を、ホームレスだから、身体障害者だからと認めないのは差別になる。

メクラが独りで火を使うなんて危ない、という理由ではなく、たとえ安全に扱えてもタバコはお止めになった方がよろしゅうございます、と晴眼者に対するのと同じ理由で諌めなければならないのだ。

悔しいかな、その人にはテーブル上の灰皿の位置を教えてしまった。喫煙に協力するなんて、金輪際ごめんだよ。

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