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2006/06/27

今年も好調空調服

アクセス解析を見たら「空調服」で当ブログに来ている人が多い事がわかった。TVで取り上げられた影響か。テレビ東京のWBSでは新製品「空調ベッド」が紹介されている(動画あり)。

楽天市場で販売しているので行ってみると空調服の品揃えも増えていた。嬉しいのはUSB給電ケーブルが発売された事。これでデスクなら長時間作業が可能になる(現在は電池を2セット用意して取っ替え引っ替え)し、電池残量が心配でLoでちまちま使っていたが遠慮なくHiにできるぞ。

空調服用USBケーブル

服内に風の流路を確保するため布地は風を通しにくい。したがってファンが停まると途端にサウナスーツに早変わりするのが難点だったので、これは嬉しい。

ファンなしの服地だけも販売するとはなかなか細やか(更新日不明のFAQでは対応予定となっているが服地別売は既に対応している)。もっともブルゾン用とワイシャツ用ではファンが違うようだから、ワイシャツタイプはフルセットが必要か。
混紡半袖Yシャツタイプ空調服

シートに寄りかかっても大丈夫な自動車用(ファンが脇についている)とかインナースペーサー(流路を確保)とかもある。

お買い求めは以下からどうぞ(メーカー直営ショップにリンク)。

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2006/06/21

法令データ提供システム

法令のオンライン検索が民間出版社や有志団体によっていることを苦々しく思っていたが、日経IT Pro編集部のブックマーク公開によって政府が法令データ提供システムを稼働させていることを知った。

「官報で掲載された内容と異なる場合は、官報が優先します。」なんてエクスキューズはあるものの、全文検索(ある用語の載っている法令を検索)もあり、なかなか便利そう。

すみませんね、IC首相(当時)やタッチパネル大臣(当時)をかかえる政府のやることなんて、と色眼鏡で見ていて。

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カミツキガメは噛み付くのか?

野良カメ化したワニガメやカミツキガメがニュースになっている。身体はでかいし見るからに凶暴そうな顔つきで「指を喰いちぎる」なんて聞くとブルッてしまうけれど...

どこかで「実はおとなしい」「小枝を噛み切るテレビの映像はヤラセ」と読んだ記憶がある。

そこでググってみるが「凶暴」「指を噛み切る」「飛んで襲いかかる」のオンパレードなので、wikipediaをみると、ワニガメは「カミツキガメが攻撃性が強いのに対し、神経質な性質とされている。怒りやすいカミツキガメに対し、ワニガメはあまり怒らないため普段はカミツキガメ程の危険はないが、」という記述。ならカミツキガメは危険なのかというと「性格は凶暴だと一般に思われているが非常に臆病であり、水からあげない限りは非常におとなしい。(中略)空腹時や攻撃を受けたときなどには名前の通り噛み付く」と、こちらも記憶にそった解説。

ご丁寧にも「一般に指を食いちぎる・骨をも砕く等と報道されているが(中略)実際に噛まれた時にはたいがいの場合ネコに引っ獲かれた時とき程度の怪我(切り傷)で済む」と記されていた(「引っ掻かれた」「時程度」の誤りか)。

また野生のカミツキガメについて「体の大きさや陸上で追いつめられた際の反撃とその名前から「獰猛で危険な動物」と悪いイメージがあるが、元来は藻などを主食とす雑食で比較的おとなしい性格である。水中では素早く動ける為、追いかけても襲い掛かってくる事無く逃げて行く事からも好戦的で無い事がうかがえる。」という解説も見つかった(赤字部修正/下線は引用者による)。アウトドアのツアーガイドだから、実体験に基づいての記述だろう。「水中なら追いかけると逃げる」というところはリアリティを感じる(陸上で追いかけると怒るようだ)。


そういえば危険という説明は多々見るが、実際に「噛まれた」という話はほとんどない。見つかったのはソースが確かでない「湖で泳いでいた少年、カミツキガメに股間を噛まれる」というドイツ発の外電のみ(最近はbogusnewsとか航空機新聞みたいなネタサイトがあるのでうかうか引用できない...大丈夫だろうな)。その記事にも「普通は追い詰められない限りは人間を襲うことはないとされるカメだけに、地元警察はなぜ突然少年の股間に噛み付いたのか分からないと」とある。

とすると、役所のサイト含めたあの「危険!」「指を喰いちぎる!」はなんなのか?

見た目に加えて、動物の愛護及び管理に関する法律で危険動物(人の生命、身体又は財産に害を加えるおそれがある動物)に指定されていること、長命(約50年)で巨大化(最大で甲長80cm・体重80kg)するため飼育放棄される例が目立つことが原因だろう。

外来種なので野生化が生態系に影響を与えることも懸念されている。

しかし捨てガメをする無責任な飼い主への非難と動物の危険性は本来別個だ。危険性も、人畜に対するものと生態系に対するものとは自ずと別問題。「ケシカラン」を理論武装するために無理矢理仕立てた凶暴イメージのような気がする。ただの「大きいカメ」だと「竜宮城に連れて行ってくれるかも」なんて呑気な反応がでて卒倒するかもしれないから。

これは携帯電話の「危険性」にも似た話。満員電車や優先席付近等の指定場所で電源を切ることに異論はないが、それを超えて文字通り電波な電波恐怖症を唱えられると眉に唾。「迷惑」だけより反論しにくいからと「危険」を無理矢理持ち出すのは退廃だ。「買ってはいけない」的な難癖は、一部の事実誤認発覚で全体を否定されてしまう危険を抱える。

閑話休題。「凶暴なカミツキガメ」という誤認はホラーハウス社会の症状の一端ではないだろうか。暗澹たる思いにさせられるのは、そのホラーハウスの煽動を批判するブログでさえも、野生化? 産卵!の報道に幻惑されて「肉食獣を捨てるなよー」と書いてしまっていること。RSSフィードも登録して注目しているのに。

一つ一つ、自分が何を根拠にして論を立てているか常に気をつけていないとアッサリ足下をすくわれてしまいそう。論拠を認識していれば、君子豹変もできる。


ちなみに、mixiにあるワニガメ飼育愛好家のコミュニケーションを覗くと、飼っているのはまだ小さいのかもしれませんが、全体に「可愛い、可愛い」で、巷の反応とのギャップを感じます。噛まれたという体験談も見当たらず(ヒーターを噛み割られたという話はあった)。まぁ無頓着だから捨てガメをするという推論も可能ではありますが、マスコミがあまり恐い恐いとあおるので家族が反対して放棄という可能性だってありまして、やはり事実に基づかない報道は問題だと。

Snappingturtle

沖縄の公園で見かけた注意を呼びかける看板。どう気をつけろと?

ps
怒らせれば噛み付くということですから、不用心に手を出してケガをしても、当方としては責任を負いかねます。特に幼・小児が無邪気に突いたりしないようお気をつけ下さい。野外で発見したら刺激しないで警察か保健所に通報ですね。

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Excelのソートは便利?お節介!

MSの表計算ソフトExcelのソートは、標準状態(デフォルト)では「ふりがな」を利用していることを知った。「そんなの常識」と思われるかもしれないが、MS-DOS時代からPCをいじっていると、「ソートは文字コード順」が固定観念なのら。律儀にバージョンアップして新機能を調べる訳でもないし。ちなみにコード順でソートしたければ、「データ」→「並べ替え」→「オプション」で「ふりがなを使わない」を選択するようだ。

この機能、どのバージョンから実装されたか不明だが、すでに3年前に驚いている人がいたので、Office2000には入っていたのだろうか。

思い返せば、OfficeXPで奇妙なソ−ト結果に悩まされていたのはこれが原因かもしれない(どう奇妙なのか記憶が曖昧なので検証できないが、後述の「同じ字を別の読み方で入力」か「テキストデータのインポート」が怪しい)。

ふりがなを使えば便利なことはある。たとえば名簿のソートで吉川(よしかわ)さんと吉川(きっかわ)さんは自動的に判別される。

ところがぎっちょん、オペレータがキッカワさんをヨシカワさんと入力して変換していると、見た目はまともでもデータとしては欠陥を抱えてしまう。従来のコード順ソートなら別途ふりがなフィールドを作るから検証も楽だが、こいつは「並べ替えるまでわからない」というロジック爆弾を抱えてしまうのだ。だいたい名前の中には一発変換できないものがある。その場合は別読みの熟語を入力して修正といった方法がとられる。当然ふりがなは違うものが。単語登録してあると、その「読み」がふりがなになるので、これまた厄介(短縮形で登録してある場合など)。

しかし一番の問題は、MS-Office以外、たとえばテキストデータから貼付けた場合だ。こちらにはふりがなデータがないからコード順にソートされる。Excelで入力したデータと混在したらふりがなを使ったソートは混乱しか招かない。とすれば、ふりがなを使うソートがデフォルトとはとんだお節介。

あと不思議なのはひらがなとカタカナ。以前はコード順、つまり「あ−ん」「ア−ン」それぞれで並べ替えられていたと記憶するが、少なくともExcel X for Macでは、ふりがなを使わないを選択しても「アあイい...ンん」とカタカナ先行で混在する。辞書を作るにも使えないし、カタカナ語の抽出なんて作業はできなくなってしまった(別の方法はありそうだが)。

教訓
ときどきはデジタルARENAの実践テクニックでも眺めよう。今回は役に立たなかったけれど...


今回の発見の端緒となった、人の注意を無視してプログラムを操作する「阿」師に感謝します。

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2006/06/20

Webアクセシビリティ・セミナー

webのアクセシビリティとは使いやすさのこと。視覚障害者(全盲)向けの読み上げブラウザ対応から取り上げられたため alt 属性の記述のようなバリアフリー化で認識されてしまったが、視覚障害(弱視)、色覚障害、運動障害さらには知的障害があっても利用可能なユニバーサル化が本来の姿。

その普及を目指すWebアクセシビリティ・セミナーに参加した。平日の18時から21時というのは異例だが、主催NPOメンバーの都合らしい。つまり兼務(昼間の本業が別にある)。

  1. 基調講演 竹田義行(総務省 情報通信制作局長)
  2. 特別講演 石田守(NTT-PCコミュニケーションズ社長)
  3. パネリスト 猪子和幸(NPO法人 イーエルダー理事)
  4. パネリスト 岩崎未希子(総務省 情報通信利用促進課 企画係長)
  5. パネリスト 岩下恭士(毎日新聞 ユニバーサロン編集長)
  6. パネリスト 白井夕子(物産サービス)
  7. パネリスト 宮地一郎(デンソー)

岩下さんは全盲、白井さんは弱視。

基調講演は「デジタルデバイドのないICT社会の実現に向けて」。総務省は一生懸命Information and Communication Technologyという言葉を定着させようとしている(私が最初に聞いたのは2002年)が、残念ながら日暮れて道遠しの観。

またさりげなく「字幕放送が特別な装置なしで受信できるようになります」とデジタル放送のアピールをしていた。お疲れさま。

それはともかく、総務省としてはインターネット利用者に占める高齢人口の増大にアクセシビリティ向上の必要性を見いだしている。現在バリバリ利用している中堅若手でさえ、歳をとって白内障が進み、震顫が現れたら使えなくなるサイトが続出するだろう。糖尿病等で失明する人も出てくるし。

e-Japanの次はu-Japanだそうである。uとはubiquitous(遍く)、universal(万人の)、user-oriented(ユーザー本位の)、unique(類いなき)の4U(for you)だそうで。

アクセシビリティについては日本工業規格で定めた(JIS X 8341-3)が、実現方法が不明確という課題があったので具体的な手順書を作成したらしい(みんなの公共サイト運用モデルで配布している手順書がそれか)。W3CのWCAGも商品名を挙げてないのでわかりにくいと毎日新聞の岩下編集長が言っていたが、普遍性とわかりやすさ(特殊条件への適合)の両立は難しい課題。

次の特別講演は、マイクの調子が悪いのか、アンプの調整が悪いのか、演者の話し方が悪いのか、空調の音がうるさいのか、ほとんど聞き取れなかった。ネットワーク進化の話をしたらしいのだが...

休憩を挟んで第二部はパネルディスカッション。これの白眉は、ZoomTextを使ったサイトの検証。パネリストの白井さんは弱視のため視力は両眼0.1弱だが、近づいて配色やフォント、コントラストを調整すれば小さい字でも見えるという。ところがユーザ側で変更すると元の組み合わせによっては困ったことになるらしい。セミナー主催のイーエルダーや後援の総務省のサイトは配色やコントラストを変えてアクセスすると読めない箇所があることが露呈した(画像と文字の組み合わせが問題らしいが詳細は不明)。にこやかに事実を示す姿はどんな声高な糾弾よりも力強い。

壇上に並んだ岩崎係長、「サイト作成は広報でして...」というお役所答弁では逃げ切れぬと観念してか、帰って検討します、と白旗。この方、写真で見るよりほっそりしてました。至近距離だったので「まいった」という表情が手にとるように。それはともかく、発言のたびに「総務省の岩崎です」と名乗るので奇異に感じていたが、参加している視覚障害者への配慮だったかもしれない。そうだとすればなんと素晴らしい気遣い(単に録音から議事録を起こす際に便利というテクニカルな習慣かもしれないが)。

と好意的に受け取りたいのだが、ご自慢のみんなの公共サイト運用モデルはいただけない。読み上げブラウザなど支援ツールが正しく機能するためには、サイトが正しいHTMLで作られていることが前提。ところが一目見ただけで「これはひどい」という代物。念のため帰ってからAnother HTML-lint gatewayでチェックすると 99個のエラーがあり、44点。評価こそ「普通です」だが、tableにサマリーを書かない、同一の内容で異なるリンク先を示すといったアクセシビリティの問題以前に、見出し要素を使わない、リスト要素の間違った使い方などイソターネット丸出し。tableで見出しを書くなぁ! 正直ガッカリ。

デンソーの宮地さんは企業サイトの制作側から発言。ウェブ自体をわかりやすく使いやすくすることが結果としてアクセシビリティを向上させるを指摘した(バリアフリーからユニバーサルデザインへ)。それでも企業としては投資効果のはっきりしないことはやりずらいので、行政の率先垂範を期待していた。それに対して、消費者に直接販売する企業は金のない若者相手の商売を止め、リッチなシルバー相手のウェブを作って儲けたらという提案も。

課題は、ユニバーサルデザインに正解がないこと。ある障害者にとって使いやすい工夫が、別の障害者には役に立たない、時には邪魔になることもある(弱視者にとってポップアップする長い代替テキストは邪魔らしい)。ユーザーテストは一人でではなく、同じ障害にも複数のテスターを配置してほしい、とは障害者側の弁。

最後にフロアの全盲者から、役所の大好きなPDFについて、せっかくのアクセシブル機能が活かされていないという指摘があり、これにやはり全盲の岩下編集長が「プレーンテキストが一番」と大正論。もっともタグ付きPDFは読みやすいとのこと。裏技としてはgoogleを介することでPDFをHTML化できると(障害者は工夫している!)。役所のPDF好きは、印刷書式重視の名残りで、アクセシビリティへの配慮からではないらしい。


Macintoshは環境設定でズームや白黒反転、コントラスト調整ができるけれど、見る限り各種支援ツールは全部Windows用。クライアントのOSに依存しないASPサービスはできないのだろうか。

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2006/06/17

右折禁止

6月15日だったので国会まで足を伸ばしてみた。

標識には「右折禁止」とあった。(日曜・休日なら構わない)
Norightturn


「ここから逆コース禁止」とも。


草葉の陰で美智子さんが苦笑しているような気がした。

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2006/06/12

十二日の菖蒲園

なかなか仕事が決まらないので気分転換に菖蒲園に出かけた。平日だが結構な人出。まさか皆さん失業者? な訳はなく、多くはリタイア組の模様。立派なカメラを担いだ趣味悠々的な人も多い。

カメラ担いで菖蒲園

見ごろは木曜くらいと予想されていたが、まぁ見られる程度に咲いていた。

菖蒲園

ショウブの花

花の回りには「ハチに注意」。これはミツバチだろう。脇の雑木林に入ると「スズメバチに注意」! 威嚇された時に素直に退散すれば良いのだろうが、落ち着かない。

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月見草は待宵草、宵待草も待宵草

ブログを手伝っている大衆割烹のブログ連動メールマガジンに、「アカシアと呼ばれている木はほとんどがニセアカシア。ちなみに宵待草は待宵草。」という蘊蓄が。

ところが原文「太宰治の冨獄百景の中で、富士には宵待草(ヨイマチグサ)が似合うとあるが、正しくは」とあったので、富士に似合うのは月見草でしょうと修正。でも、それだけでは整合性がとれないので、太宰を飛ばして竹久夢二に登場願い、主人に連絡。

すると主人から返信で「太宰が月見草と書いた植物は待宵草で」と。

よくわからないので取りあえずブログの記事を非公開にしてから調べてみると
・世に月見草と言われている多くは待宵草(オオマツヨイグサ)
・ツキミソウの花は白く、オオマツヨイグサの花は黄色(但し変異あり)、したがって富嶽百景の花はオオマツヨイグサ
・宵待草は人口に膾炙しているが、そういう植物は存在しない
・宵待草が登場する有名な例は竹久夢二「待てど くらせど 来ぬ人を 宵待草のやるせなさ」
・夢二の書き間違い説がある
・夢二の創造説もある
・夢二の書や本の序文には「待宵草」と書かれている

というわけで、こう書き換えた。


太宰治の『富嶽百景』にある「富士には月見草がよく似合ふ」の月見草とは実は待宵草(オオマツヨイグサ)と言われる(ツキミソウの花は白色)。ちなみに竹久夢二の「待てど くらせど 来ぬ人を 宵待草のやるせなさ 今宵は月も出ぬそうな」に待草とあるのは、これも待草らしい。ただし、本人の書には待宵草とあり、いつ、またなぜ宵待草(実際には存在しない)になったのかは謎。

別に請け負い業務じゃないのだから、もらった通りの原稿を右から左に載せていれば問題はないのに、なんか血が騒ぐのよね。そうするとメンデルの法則の再発見や突然変異の発見はオオマツヨイグサを使った研究から、なんて知識も見つかる。これがたまらない。

宵待草について「いつ」「なぜ」の決め手が得られなかったのが心残り(半日未満の調査では当然か)。

ニセアカシアについてもいろいろ面白い話があったけれど割愛。

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2006/06/09

6月の肝機能値

エコカーワールド2006の帰りに血漿を提供(成分献血)したら、その分析結果が届いた。

GPT:25
GOT:20
γGTP:58

前回よりやや値が高くなっているが、まぁ問題ない。

受付はなんか400ml欲しそうだったけれど、あれは回復に3ヶ月かかるから、緊急用にとっておきたい。もっともそんなことを言ってるといつまでもできないから、花粉症治療で提供できなくなる直前の年末年始に差し出すか。

にしても、この「世の中のためになっている自分」演出には哀れみを感じてしまう。実際、いくらか役に立ってるから許せるものの、いつ他人に矛先を向けないかとヒヤヒヤ。

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2006/06/07

閣下、映画をご覧になってのご批判ですか?

CNNに「映画「ホテル・ルワンダ」は誤り、ルワンダ大統領が指摘」という記事があった。

 どこか問題なのかと読んでみると

ホテルが襲撃を受けなかったのは、国連軍がホテルに滞在していたことと、武装勢力側が打ち合わせをしたり、ビールを飲むための場所として確保したかったからだ、と説明

それは映画でも描かれていますね。だれもルセサバギナが武器をもって英雄的に立てこもったなんて言ってない筈ですが。

ホテルに滞在していた人々が助かった理由として、武力勢力側と暫定政府側で話し合いが進んで、ホテル内の人々と、拘束中のフツ族兵士を交換する合意に達していたことを挙げた。

これも映画中で言及されていた筈。だからこそ前線に向けてバスで出発した訳で。

「(1200人以上が助かったのは)ルセサバギナと関係ない」「彼は、偶然にもあの時に、ホテルに居合わせただけで、生き残ったのは虐殺の対象になっていなかったからだ」

まさに「おいおい」です。閣下は映画をご覧になっているのでしょうか? ルセサバギナがホテルの安全をより確保したければツチの避難民を排除したでしょう。「ミル・コリン・ホテルに手を出すな」というビジムング将軍の命令をフツの民兵は目障りに思っていた訳で、家族(妻はツチ)を守るために難民を民兵に差し出してもおかしくない。実際そう要求されていた。でも、彼はそれをしなかった。それが感動を呼んでいる訳なのに、なんという的外れ。

8月にDVDが出るそうなので、映画を見られなかった人はぜひご覧あれ。上映情報は公式サイト参照。

もしかすると「虐殺を止めたのは我がRPFなのに、一民間人ごときがその栄誉を独り占めとはけしからん」と御立腹なのかもしれません。しかし前の記事に書いた通り、映画のRPF(当時の反政府軍)はあたかも正義の味方のように颯爽と現れてフツ民兵を蹴散らしていくんですよ。

(あんたもポール・カガメ大統領の声明を直接確認した訳じゃないだろ、という突っ込みは御容赦。)

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2006/06/05

エコカーワールド2006


横浜で開かれたエコカーワールド2006(公式サイト:ボリュームを絞ってからアクセス)に行ってきた。

電気バイク


まず電動二輪車に試乗。ヤマハのEC-02Passol-L

驚くほど静か。エンジンではなくモーター駆動だから当然か。暖機運転はおそらく不要だし、早朝の出発でもご近所に気兼ねは不要だろう。加速は、競走なんてしようとしない限り十分に思えた。原動機付自転車扱いなのでヘルメットは必須だし、飲酒運転は不可だけど、安全のことを思えばそれはやむを得まい。

ただ課題もある。公表されている写真ではわかりにくいけれど、あのペンタゴン部分はえらくスリムなのだ。ニーグリップを効かせにくい。あそこを横から見たイメージ通りにたくましくしてバッテリを大容量にしてくれれば良いのに、と思った(Passol-Lと共通部品にしたせいか!)。また出先で気楽に充電できるなら遠乗りにも心配がなくなる(地図にヤマハショップを書き入れていく?)。

あと、これはEC-02固有の問題ではないが、オートバイの経験しかないので、リアブレーキが左レバーというのがなんとも。試乗の際はかなり慌てた。緊急操作だから、身体をよく慣らす必要がある。

ハイブリッドカー


ハイブリッドカーには2種類あるという。エンジンで発電して駆動はすべてモーターで行うもの(シリーズ式)と、駆動にエンジンとモーターを併用するもの(パラレル式)と。ちなみにディーゼル機関車も同じように複数方式があるという。そうだよね、運転席でクラッチ踏んでるようには見えないものね(昔はあったらしい)。

シリーズ式は構造がシンプル。エンジンを効率よく運転できるので燃費は良いし排ガスの制御も容易の筈。航続距離が長いほかは電気自動車と走行性能は同じだろう。

パラレル式は電気系統に異常が生じてもガソリン車(またはディーゼル車)として走行できるという。おお、それはそうだ。この方式は普通の内燃機関自動車と逆で、高速道路を巡航すると燃費が落ちる(モーターアシストなしで走行するため)。

電気自動車


通常の蓄電池でモーターを回して走るもの。普通自動車タイプではまだ実用化されているとは言いがたい感じ。ほとんどが販売価格未提示の参考出品だし、数少ない価格提示ものは400万円超もするくせに、一充電で150kmしか走れないのではね。また、運転席を覗いた限りでは、エアコンのついているものはなかった。あんなものつけたらアッと言う間にバッテリ上がってしまうだろう。ガソリンストーブ抱えて走るよりはましだけど、風だけというのは。

それと走行時に静かすぎるのも問題。先日テレビで、盲人はすぐそばに来るまで気づかないという実験をしていたが、晴眼者でも後ろから走って来られたらわからないと思う。前側に指向性スピーカーを載せて存在をアピールする音を出す等の工夫が必要だろう。でないと引ったくりに使う悪ガキも出る予感(電動バイクも同じ)。

燃料電池自動車


型式が統一されていないから燃料補給が一本化できない感じ。水素ガスの高圧注入は恐いな。吸着体を使えば低圧でも充填できるかもしれないが、高低両方を用意するのは容易じゃあるまい(間違えたら事故る)。メタノール改質も有力だし。

ガス自動車


LPG(液化石油ガス)車とCNG車(圧縮天然ガス)が出展されていた。LPGは古くからタクシーに普及している。天然ガス車を新たに普及させるメリットは何? 東京ガスの営業車には良いのかな。

DME車


ジメチルエーテルを燃料とする自動車。SOx(亜硫酸ガス等のイオウ酸化物)や煤をまったく出さないといい、NOx(窒素酸化物)の発生も少ないという。ディーゼルエンジンをそのまま使える(燃料供給系等には改造が必要)のも利点。


以上の他に低排出ガス車というものも出展されていた。従来のエンジンや排ガス処理装置の改良の延長と言って良いだろう。目新しさはないが、まだ自動車開発の王道?

総じて問題はインフラをどうするか。まず走行地域の限られた業務用車からの導入となるだろう。それから既存インフラの改良で対応しやすいものが有利かと(その点ではバイオディーゼル燃料は有望だと思う)。

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2006/06/04

握りさえすりゃじきに立つなり

bogusnews(ボーガスニュースと読む、意味は調べてね)という毎日がエイプリルフール、みたいなサイトがある。最初に見たのはWinnyネットワークに対抗して政府主導でエロコンテンツを流すという記事。

6月3日の記事は浜崎あゆみが神奈川県教委から国歌斉唱指導オブサーバに起用されたというもの。意味がよく分からなかったので調べてみると、コンサートで浜崎あゆみが座ったままの身体障害がある観客に対して「立って」「感じ悪い」と暴言を吐いたという噂話があることがわかった。

証拠とされる映像を見ると想像されたトゲトゲしさはなく、肝心の障害者も、また付き添いの母親に他の観客から罵声が飛んだという部分も映っていない(最重要部分なのに)。だからたぶんこれは作り話で、席に座っていたのは浜崎の知人、カウントダウンの盛り上がりに水を差さないでというつもりの発言だという説明が本当だろう。まことしやかに「白い服の男性が指差した方向に車椅子の女性がいた」と書かれたものも見つけたが、指の方向から見てこれも怪しい。

実はこれは2001年の大晦日のことらしい。なんでこんな古いネタを取り上げたのかというと、どうもこのアンチ浜崎伝説が息を吹き返しているようだ(あるいはダラダラと息長く?)。テクノラティで調べると最近になって取り上げているブログも見つかる。

で、そのいくつかを見ると、全体を読んだ訳ではないのでネタサイトではないと断言はできないのだが、どうも真に受けている人がいる模様(賢明にも「おかしい」と判断している人、「それはデマです」とコメントしているもいたが、「酷いですね。」と同調する人も)。真面目に「どんどん広めてください!!!!」と怒ってる人もいた。

公式サイトでしっかり否定しておけばよいのに、反論も二次情報ばかりで... 「人の噂も75日」「金持ち喧嘩せず」は通用しない時代だと思う。

bogusnewsは学校行事における国歌斉唱時の起立強制を茶化しているだけだろうが、「浜崎の暴言」を真に受ける人がいるかもしれないので念のためトラックバックしておこう。

(ちなみに本題は「麿もまださしたる老いの身ならねば、握りさえすりゃじきに立つなり」からとった。「立たぬなら、立たせてみよう」では永く天下を治めることはできませぬぞ>教育委員会)

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