ゲイに偏見?
mixiコミュニティでの「拙著ですが」という本の紹介に興味を持ち、書いた人のプロフィールを見たら自分がゲイであること表明していた。
この時点で戸惑ったこと自体、記録天使に書き留められても抗弁のしようがないのだが、続きがある。
プロフィールに書かれた内容と本の著者像が一致しないのだ。後から考えれば「別人」と判断して終われば良いのに、「それはゲイに対する偏見」と格好つけたから面倒なことに。「この人は、実生活ではゲイであることを隠していて、mixiの中でだけカミングアウトしていたのに、実生活と紐付けできる発言をうっかりしてしまったのではないか」と余計な(これ自体「ゲイであることは隠すべきもの」という思考の結果だから)心配。
ならば発言削除を注進するのが親切というもの。だが、幸か不幸か「ゲイに偏見があると思われたくない」という浅ましい見栄が、「本当に隠しているか」の確認に向かわせた。
「表明している」の証明なら事例を一つ見つけるだけで済む。だが「していない」は悪魔の証明。いろいろ検索すると惑乱させるような結果まで見つかる始末。
結局、アマゾンのデータでは著者となっているが、これは編著で他にも著者がいて、その一人がmixi内の人、と結論を出すまで小一時間。短絡判断しなかったのは賢明だけど、夜中に何をムキになって調べていたんだか。
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