大胆! 捏造データで特許出願
研究上の不正行為に関して「捏造・改竄と盗用は本質的に異なる。前者は虚偽だから事実によって覆される。論文稼ぎには使えるが、ロイヤルティを取って世界にお披露目したら一発で化けの皮がはがれてしまう。」と書いたが、なんとなんと捏造データで特許出願をした猛者がいた。
8通りやったことになっている実験のうち5通りはやっていないことが確実。本人は「発明の価値をさらに上げるため(実験していないデータについて)予測可能な値として書いてしまった。」とコメント。発明の価値を上げるためとはどういう意味? 結果に違いはないけれど見栄え良く細工したというのとも違うようだ。
NEDOの研究助成が目的だった? 助成金をもらえれば結果を出す自信があったのだろうか。
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