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2005/08/29

購入書籍

リスク理論入門—どれだけ安全なら充分なのか

瀬尾佳美(著) 中央経済社 2005/4/15 A5判 186頁 本体価格 2200 円(税込価格 2310 円)

「モラルハザードの本来の意味はなんだっけ?」とググッたところ、著者のサイトにスッキリとした解説(「リンク禁止」と書かれていたのでインターネットアーカイブから :-p)。

最後に「リスクとかモラルハザードなどを解説するための本を書きました。よろしく」とあったので書店で探して立ち読みして購入。

中央経済の本とは思えないような(失礼)おしゃれなデザインに仕上がっていますとある通り、落ち着いた装丁。同社の他の本と並べてみるとよくわかる。

さて読んでみると、これが明快。『環境リスク学』よりわかりやすい。気に入った一節は(本題からは離れるが)手段が正しければ目的まで正しいかのような議論は間違っている(p.135)。

筆者は読者に「限られた資源を配分して対策をとる政策決定者として考える」ことを要求する。これは正しい。嫌なら主権在民でない国へ行く他あるまい。しかし難しい問題を次から次へと。

「何もしないリスク」(p.40)では、最初に抽象的に問題を提示する。よほどのひねくれ者でない限り、選択肢は一つに絞られる。ところが、それにある現実を当てはめようとすると、途端にためらいが。総論賛成・各論反対に陥ってしまう。

世の中、大根やスイカのようにスパッと割り切れるものではないようだ。

グロテスクな教養


高田 里恵子(著) 筑摩書房 2005/6/10,2005/6/15 新書: 253 p 本体価格740円

教養とは「男の子いかにいくべきか」である
教養の対語は業績
業績の陰に編集者あり

といった指摘が目を引いた(但し三番目は人文系の話)。

なお冒頭、「あまり教養があるようには見えない武蔵」(p.16)とあるが、吉川英治の「宮本武蔵」はもとより映画すら見ていらっしゃらないようだ。たしかに最初の武蔵(たけぞう)は腕っ節が強いだけの暴れん坊だが、城に監禁されて万巻の書を読み教養を身につけたことになっている(私も中村錦之助主演の映画しか知らないが)。いつの間にか画も書くようになっていて、幕府への仕官がならなかった際、遺された画を見て「虎を野に放った...」と唸らせたのは有名なシーンと思うのだが。

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2005/08/15

陽光の下で観る名画

世界の名画を大判プリンタで原寸大に再現した EPSON MUSEUM「美の巨人たち」特別展を観た。

「裸のマハ」の大きさにも驚いたが、「アビニヨンの娘」があれほど巨大だったとは! かと思えば「印象・日の出」が意外に小振りなのに驚いたり。

それ以上の感動は、絵が蛍光灯で照らされていたこと。殊に古い名画は劣化を恐れ、展示会でも最小限の照明しか当てられていないことが多いが、さすが顔料インク(ちがう)。絵によっては陽光が射していて、画家と同じ光量で観ることができたのが一番の収穫。(明るい「叫び」は不思議な感じ)
epson

名画を背景に記念写真が撮れるというのも人気を集めていたようだ。

たまたま岩波新書の「魔女狩り」(森島恒雄)を読んでいたところだったので「ベアトリーチェ・チェンチの肖像」の説明(財産目当ての死刑)は奇異に感じられなかった。ターバンを巻いているのは斬首に備えてですか...

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ホットアクエリアス

肝機能検査献血をしてきた。前回、摂生をして臨んだところ、生化学検査値が著しく改善されていたので、今回はさらに直近4日間は禁酒してみた。

今回は血小板提供。全血や血漿にくらべて針がぶっといように思える。50分くらいかかる、と言われたが40分ほどで終了。

この献血ルームにはホットアクエリアスなるものがある。前回は好奇心に駆られて飲んで著しく後悔したので、今回は無難にアイスを選択。
hotaquarius

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2005/08/08

摂生の甲斐あってか肝機能正常化

肝臓の損傷度を見るために血中ヒアルロン酸値を測定したところ、14ng/mlという「充分に良好な低値」で、肝繊維症の懸念は払拭。またGOT:23、GPT:30、 γGTP:87 と肝機能検査値もかなり改善。状況証拠も加味して、酒の飲み過ぎによる一時的な肝臓障害と判断する。

その後も摂生を続け、月末に献血をしたところ、その生化学検査結果が届いた。
GPT:19
GOT:16
γGTP:44
わーお、前回の値より十分に下がってる。しかもGPT/GOTも1に近づいている。

というわけで「工夫のできた飲酒量を保」つことにしました。

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2005/08/07

猫の経穴・経絡模型

テレビ東京の「出没!アド街ック天国」で紹介されていた猫の経穴・経絡模型を見に行こうと思っていたが、あまりの暑さに断念。まぁ、心が動いて買ってしまうことを恐れたせいもあるが。ネコのための指圧本『にゃんこの指圧』で拮抗阻害をかけてしまおうか。

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プリンタで原寸再現の名画

エプソンプリンタで世界の名画を原寸大に再現するという EPSON MUSEUM「美の巨人たち」特別展が金曜から始まる。

同様の趣旨のものとしては鳴門市にある大塚国際美術館が世界の名画1000点を陶板で原寸大に再現しており、これは聞くところによればかなりの迫力だとか。

人によっては馬鹿げていると貶すかもしれない。しかし大画面テレビ受像機でハイビジョン撮影された美術館紀行番組を見るのとどう違うのか。しかもオリジナルは劣化を恐れて十分な照明なしで見なければならないことが多い。

これで全部わかったつもりになっては困るが、教科書知識から一歩踏み出すには原寸の迫力を体感することは大切だ。(逆に「思ったより小さい」という例だってあるだろう。「大いなる赤き竜と日をまとう女」を見たダラハイドのように...彼も早くに現物か原寸レプリカを見ていればねぇ)

絵の具の質感まで鑑賞したい向きのために、どなたか精巧な模写を集めた美術館を建ててくださらないか。一口乗りますよ。

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