« 平和の行方 | トップページ | 購入書籍 »

2005/05/07

購入書籍

6日に購入し、どちらも即日読了。

『さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学』

山田 真哉 (著)
光文社 光文社新書
2005/02/05
2005/04/05 6th
700円+税
ISBN: 4334032915
(2005/02/16)
新書: 216 p ; サイズ(cm): 18
光文社の解説
amazonの解説

評判の会計学入門書。

エピソード1 さおだけ屋はなぜ潰れないのか?——利益の出し方——
 言われてみれば不思議な商売だ。あれで儲かるのだろうか。でも、言われる前に気づけよ>自分

 「節約は絶対額で考える」「チリが積もっても山にはならない」...至言です。節約疲れはヤケッパチ消費の母ですし。

エピソード2 ベッドタウンに高級フランス料理店の謎——連結経営——
 連結経営という事は、税金逃れのための赤字会社?...外れ。

 「会計士としてこのお店の形態は無視できなかった」とン万円のディナータイムに乗り込んだ勇気に感心。そう、「現場を訪ねる」は調査研究の基本です。もっとも軽率にそれを繰り返すと痛い目にもあいますが。

 得意分野で予算を決めて投資をすればローリスクハイリターンが狙えるとな。しかし人は得意分野で躓くもの。ああ、だから予算上限を設けてリスクを抑える訳ね。

エビソード3 在庫だらけの自然食品店 ——在庫と資金繰り——
 会計版「捨てる技術」は導入を試みました。

エピソード4 完売したのに怒られた!——機会損失と決算書——
 機会損失は0ではなくてマイナスと考える...メモメモ

 数字を入れると説得力が増す...メモメモ

エピソード5 トップを逃して満足するギャンブラー——回転率——
 雀荘の店員というところがみそでした。

 「人脈は回転率で考える」...言わんとする事はわからないでもないが、表現が変ではないだろうか。それに「100人と薄っぺらい関係を築くのではなく、100人の人脈を持つひとりの人物と深くしっかりとした関係を」とあるけれど、それができれば苦労はない。100人に名刺を撒く人は、「その中には一人くらい関係を深めるべき人がいるだろう」と期待しての事。それぞれ100人の人脈を持つ100人と深い関係を築くのが最強ではないか。というのも「すでに知っている人物と何度も何度も関係を重ねて」みたところで、無から有は生じない。世間の狭い小人物と深い仲になったところで、ろくな事があるとも思えない。下手すりゃ一緒にマルチ商法にはめられる。このパターンに比べたら数打ちゃあたるの名刺配りもマシ。ん? できそこないばかり100人と付き合うのが最悪か。類は友を呼ぶ or2

エピソード6 あの人はなぜいつもワリカンの支払い役になるのか?——キャッシュ・フロー——
 1人あたりの支払いが小さくて人数が多いと旨味が増しますね。

エピソード7 数字に弱くても「数字のセンス」があればいい
 数字のセンスのない事を数字に弱いというのではないでしょうか。また「数」と「算数(計算力)」は別物だと思います。

 会社規模を大きく見せようと、バイトの人数まで従業員数に含めた社長の話。それと同じ経験あります。(汗 募集広告に言われるままに誇大な数字を載せていたら、30人を超える応募者の内2人だけ突っ込んできました。その内の1人がトップの成績だったので採用しましたが...1年後にこっちが業績悪化に伴うリストラで辞めてました。ま、社内で配偶者を見つけたのだから帳消しにしてね。「今では不良債権です」なんて言わないでね。

 閑話休題。実質「2%割引」を「50人に1人は無料!」と言い替えたのは知恵者ですな。策士かもしれないが。50人に1人は半額!でも通用しそうな(1%引きというしょぼい割引だけど)。

 全体的感想を一言で表現すると「もっと早くに読みたかった」。

『世間のウソ』


日垣 隆 (著)
新潮社 新潮新書 (099)
2005/01/20
2005/04/20 8th
680円+税
ISBN: 4106100991
(2005/01)
新書: 206 p ; サイズ(cm): 18

新潮社の解説
Amazonの解説

久しぶりに読んだ日垣さん。切れ味は相変わらず鋭いものの...どうも脱線気味。文章に棘というか毒があるし、なんか嫌な事でもあったの?という感じ。見出しや広告も、穏健妥当な本文に比べて刺激が強すぎる。パラパラと見た、あるいはネットや週刊誌での紹介を見た気分で動く世間に悪影響を及ぼさなければ良いけれど。

裁判員の守秘義務は確かにひどい話。どうですか、裁判員を務めて内情を暴露して起訴されるってのは。もちろん裁判員に対して「私を有罪にすれば、その評議の守秘義務を一生負う事になるぞ!」ってアピールする。

かつて刑事訴訟法の人権擁護規定骨抜きを図って弁護人抜き裁判法なんかを出そうとした政党も、元総裁をはじめ身内の多数が起訴されるようになったら知らんぷりですね。我が事となれば判断が変わる好例。

馬鹿者と闘う時は、自分も馬鹿者にならぬようご自愛ください。

|

« 平和の行方 | トップページ | 購入書籍 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 購入書籍:

« 平和の行方 | トップページ | 購入書籍 »