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2004/11/22

新潟中越地震チャリティコンサート

日大カザルスホールで開かれた東京ヴォイシズの「新潟中越地震チャリティコンサート」を聞く。

このホールは主婦の友社所有時代に「フレンズ」となり、その後経営難が表面化してからに「パトロン」を引き受けていた関係で、日大に買い取られてからもコンサート案内がきていた。18日の「秋のコンサート2004」に行ってチャリティコンサートの開催を知る。

新潟福井豪雨に始まる今年の天災続発には心を痛めていたが、義捐金や支援物資が必ずしも被災者救援に有効に役立たない懸念(たとえば日刊デジクリでの神田さんによる批判や、チェーンメール騒動)から、新潟にもどこ経由で支援すべきか迷っていた。地元とのチャネルがあれば徒にプールされて六菖十菊になったり悪平等で希薄化されたりする心配は少ないだろう(希望的観測)。


ちなみに神田敏晶というとセグウェイのヒューマントランスポーター(発表前はジンジャーという呼び名で関心を集めた人間にとって画期的——サルは転けた——乗り物)を日本に持ち込んで起訴されたり(宗主国の頭領が乗れないんだから危険に決まっていると買弁官僚は考えた、ワケではなくて単に道交法違反だから)、裁判ではさして争わず罰金刑をあっさり確定させながら納付を拒否してみたり、進んで労役留置されながら退屈さに耐えかねて罰金を納めてでてきたりという奇矯過激なだけの人と思われているかもしれないけれど、95年の阪神大震災を経験しています。それに出所手続きがすんだ後まで拘置所職員が被収容者にするような口ききをすることをとがめるなど常識も持ち合わせている。

ところがチケット購入方法が書いてない。19日にホールで募金をしている人に聞いてもわからない。ホール事務局でもわからない。仕方がないからチラシに書かれていた携帯電話番号に問い合わせると、当日売りは15枚だから早く来てくれという。結局開場時刻の一時間以上前に行って並んで購入はできたが、なんと隣にはネット予約をして引換券を持った人の列が! ネット予約のことなんか書いてないぞ。そう思ったのは私ばかりではないようで、券を購入してから入場のため並んでいたら前方のご婦人方が「どこで買えるかわからなかった」とご不満の様子。それで、大人げないとは思ったがアンケートに苦情記入。もっとも聞けば準備期間が非常に短い突貫作業で、開催にこぎ着けられただけでも立派といえなくもない。しかし完売のはずの会場には空席が目立ち、やむをえないこととはいえチケットの割り当て配布が行われたことを窺わせた。来賓席なんて総長夫妻がポツネンと。

こういう現象はバブル期の有名演奏会でもあったときく。つまり企業が接待用に良い席の券を買い占め、もらった方は興味がないからすっぽかす。結果、渇望しても入れない熱心なファンがいる一方で、S席クラスにぽっかりと大穴。

チャリティーだから金があつまりゃ良いというのも一つの見識だが、音楽家に対して失礼だね。ドシロートのチャリティコンサートだって、その志を思えば空席は少なくしたいと思うもの。

(続く...かも)

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