2017/08/31

献血ルーム巡り23(静岡県・赤十字血液センター浜松事業所)

3階建てのビル、ガラス張りの玄関の上に「静岡県赤十字血液センター浜松事業所」の金文字。

8月30日に静岡県赤十字血液センター浜松事業所まで遠征して血小板を提供。これにて静岡県の献血ルームコンプリート!

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2017/08/14

霧ヶ峯ホテル無残

生化学若い研究者の会(生化若手の会)の夏の学校がかつて開かれていた季節になった(ちなみに今年は9月1日からで、開催地は滋賀県である...あ、もう参加受付は締め切られている)。そこで1986年、1988-1995年に会場として使われ、2010年10月に事業を停止し廃館となった長野県諏訪市の霧ヶ峯ホテルを訪ねてみた。

と言っても、これだけのためではなく(そこまで数奇者ではない)、ちゃんと諏訪市に用事を作って、その帰り道。

ホテル前に続く道への曲がり角に立っていた案内標識カーナビにはもう載ってないだろうと独り決めし(後で確かめたらまだ載っていた)、近くのホテルこわしみずをナビに設定、後続車に煽られながら九十九折りを登ると30分ほどで懐かしい景色が。そしてホテルへの案内標識がまだ残っていたので難なく到着した。

赤レンガの15階段の先にガラスドア4枚の玄関。上には「KIRIGAMINE HOTEL」と。ストリートビューで見たときには無事だった玄関扉は、ガラスが割られ、こじ開けられた様子も。階段もずいぶんと荒れている。

3階屋根の上にカモシカの絵と「霧ヶ峯ホテル」の文字通常の表記は「霧ヶ峰」だが、ホテルの看板は「霧ヶ峯」。カモシカがトレードマークで、確か剥製がロビー入口に立っていた。

玄関のドア4枚のうち2枚のガラスに大きな穴が開いている。 剥製の無事を確かめたかったが、階段に足をかけたら敷地内侵入になるので断念。開校時にはこの先のロビーに机を並べて参加受付をしていたっけ。

1階のガラス窓が半開きに。それにしても、人はなんで空き家に入りたがるのだろうか。探すと廃墟探索と称して不法侵入して撮影した動画(20分超)も見つかる(ホテル名は伏せてあるが、中を見れば分かる、特に畳敷きの大広間)。Googleで「霧ヶ峰ホテル」と検索すると「心霊」がサジェストされる始末。

1階の張り出し部分。窓のそばまで雑草が。ここは確か食堂。もっとも大広間の隣にも食堂風の洋広間があり、夜はそこがビアホールになったような記憶も。

砂利を敷いたホテル前の広場 ホテル前の駐車場。京都からの参加者が天下一品のおみやげラーメンを使って屋台を出したのがここ。プロフィール写真はそこで撮影されたもの。考えるといろいろ(こわくて書けない)問題があって、今やったら炎上必至であろう。緩い時代だったことに感謝。

昔の写真が見つかったら少し足そうと思う。

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献血ルーム巡り22(長野県・赤十字血液センター諏訪出張所)

うかうかしているうちに「諏訪には夏になってから、ついでに霧ヶ峯ホテルを見納めてこよう」と心に決めた8月になっていた。そこで静岡県コンプリートは後回しにして諏訪へ。

諏訪出張所

長野県には献血ルームが2つ、それとは別に血液センター諏訪出張所でも献血を受け付けている(そのほかに献血バスが4台ある)。ただし火・木・土限定。というわけで10日(木)に遠征と相成った。

玄関上の白壁に赤十字マークのある2階建て洋館。壁には「諏訪赤十字血液センター」と。

壁の二面がガラス窓の明るい待合室

所在地
〒392-0007 諏訪市清水3-3840-1

アクセス
JR上諏訪駅から徒歩約20分
同じく自動車で約6分(公共交通機関は不明)
中央道諏訪インターチェンジから約7分

受付電話番号
0266-53-7211

予約専用
0120-12-7212(受付時間外自動応答)

受付時間
全血献血 9:00〜12:00/13:00〜17:00
成分献血 9:00〜11:30/13:00〜16:30

休日
毎週 月・水・金・日曜日
8月15日、12月31日、1月1日

ベッド数
6?

ロッカー
17(8+9)

自販機
飲料1台(紙コップ式、コカ・コーラボトリング)

新聞・雑誌・書籍
棚+ラック

受付・問診・検査

高速の渋滞に巻き込まれ、午前の受付時間には間に合わなかったので、昼食をとり午後の開始直後に乗り込む。14時まで休むところが多い中で13時開始はありがたい。玄関を入ると、一瞬「靴を脱ぐの?」と思わせる三和土と上がり框があるけれど土足そのままで入って構わない。靴の汚れが気になる場合はスリッパに履き替えられる。待合室に入ると右手に受付カウンター。型通りの同意書確認とタッチパネルを使った問診。受付番号は20番。血圧測定機はないので医師が測るようだ。

ロッカーは廊下に大が8、中が9。ナースに呼ばれて採血室に入ると、この時点で検査採血待ちの先客が2人。まずは医師問診で、血圧は142/86とやや高め。「こういう所で測ると高くなる人が多いですから」と若い医師は気に留める風もない。ヨウ素アレルギーについて確認された他は書類チェックで合格。

次に検査採血。ここのナースは全員靴まで揃っている(白衣の色からしてまちまちなルームもあり、「色が違うのは階級が違うのか?」などと考えることも)。また紫色の医療用手袋はドナー1人ごとに取り変えて消毒している。それが基本なのかもしれないが、手袋つけっぱなしとか手袋なしとかのところもあったので新鮮。検査値には何の問題もなかったが、血小板の注文はもうないとのことで血漿を提供することに。午前中に来れば血小板を提供できたのに残念。「400mLか血小板の献血をお願いします」と貼り出されている中での血漿成分献血はなんか「おまけ」的な気分。

トイレ

正面に便座、右手の壁にペーパーホルダー、非常呼び出しボタン、洗浄操作用パネルが。採血することが決まり〈飲み逃げ〉の恐れがなくなったので無料飲料自販機からホットアクエリアスを選んで水分補給(採血前はホットが推奨されている)。次いで採血中に自然に呼ばれないようトイレへ。男性用と車イス用は共通で(女性の車イス利用者もこっちに?)、入ると左側に朝顔が2つ、右側に個室が1つ、そして奥に車イス用多目的トイレ。

入口には小用も座位でとの注意。非常呼び出しボタンは朝顔の間に1つ、これは立ったまま押せる(しゃがんでしまうと難しい)位置に、それと個室の中に1つ。この個室は以前は2つだったのではないかと思えるほど広くドアも2つ付いていた(片方は閉鎖)。手すりがないのは奥にがっちり手すりのある車イス用トイレがあるからか。

虚を突かれたのは照明で、点灯消灯は利用者がする。このところ自動点灯に慣れていたことに改めて気づく。

採血

ベッドは6台か7台。奥にあるのは心電図測定用ベッドだろう。足の運動の説明票を見ると片面はレッグクロスではなくて爪先を伸ばす運動。反対側はレッグクロスっぽいけれど上に重ねた足を押し下げるだけ(よそでは両足に力を入れろと)

4サイクルは小一時間で終了し、抜針した後には丸いガーゼ付き絆創膏。ヨウ素を拭ったのはハイポかエタノールか? 圧迫帯は包帯式のディスポタイプ。

終了後の血圧は113/80で、普段からこれだったら理想なのにという値。

採血を終えて

待合室に戻って休憩。記念品はグリコの「カレー職人(中辛)」を選択。複数回献血クラブに登録していたからかマルハニチロの「牛たま丼」もいただいた。こちらには麗々しく「献血記念品 諏訪地域献血推進協議会」という熨斗紙が。いずれも帰ったら災害用非常持出袋の中へ。

ここは待合室の大きさの割にはコミックが豊富な気がする。こういう機会でもないと手に取ることもないので眺めていると『献血ラッシュ』(花とゆめコミックス)なんてものが! ところが開いてみるとのっけから吸血鬼登場! おいおい良いのか、そんなのを置いて! 捨て子?の吸血鬼を押し付けられて養親にさせられた女子高生の物語らしい(あまりの展開にすぐ閉じた)。後で調べると、この吸血鬼に血を吸われても吸血鬼にはならないという設定なのが救い。逆に言うとずっと血を吸われ続ける。

大判の棚には月刊「動物のお医者さん」などというものも。これは2003年ころ発行。B5判で大きな漆原教授とご対面できた。もともと掲載誌がこの大きさなのだが、花とゆめCOMICSから入った身には拡大版に写る。この名作は加計学園問題で引っ張られたのかまた話題になっている。Amazonでは期間限定でkindle版の無料閲読ができていた。実はかつて全12巻を買い揃えたが被災地へ寄付してしまった。また買おうか思案中(ダウンロードした無料版は期間終了と共に閲覧不能に。だからクラウド型電子書籍って嫌なんだ)

その後、諏訪まで来たついでと霧ヶ峯ホテル跡を訪問した。

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2017/07/25

献血ルーム巡り21(静岡県・献血ルームみゅうず)

書いている途中で指が止まり、いつのまにやら7月も下旬に。急いでアップ。

長野県には、先に〈攻略〉した長野市の他、松本市と諏訪市に献血ルームがある。諏訪といえばかつて生化学若い研究者の会(生化若手の会)で夏の学校を連続して開催した霧ヶ峯ホテルへの往復で馴染みの街。そういえばあのホテルはどこだったっけと地図検索したらヒットしない。えっと思い調べてみると、なんと2010年10月には事業を停止し、11年9月に自己破産しており、今では廃墟検索地図に掲載されている有様。Googleストリートビューで見るとたしかに廃墟然としている。

閑話休題。というわけでなんとなく気勢をそがれ、「諏訪には夏になってから、ついでに霧ヶ峯ホテルを見納めてこよう」と決め、6月は静岡県コンプリートへ駒を進めることに。

献血ルームみゅうず

浜松市には献血できる常設会場が2つある。その1つが献血ルームみゅうず。もう1つの静岡県赤十字血液センター浜松事業所が月・水・日曜限定なので都合の着いた8日(木)に〈みゅうず〉へ向かった。

まずは施設概要。

所在地
浜松市中区板屋町110-5 浜松第一生命日通ビル1階
アクセス
浜松駅北口より徒歩約5分
受付時間
全血献血 10:00〜13:00/14:00〜17:30
成分献血 10:00〜12:00/14:00〜16:30
定休日
年末年始
ベッド数
14
ロッカー
27
自販機
飲料1台(紙コップ式)
新聞・雑誌・書籍(コミック)
ラック+書棚6列

ここもグーグルストリートビュー(SV)で待合室の様子を見ることができる。

今回は新幹線を使用した。浜松駅からは地下道が旭町交差点まで伸びているので雨天や炎天下でもそれほど苦労はしない。通路Cは両側に献血を勧めるポスターが。

通路右側に掲示されたポスター「POWER OF 献血」

通路左側に掲示されたポスター「みんな仲間だ! 献血へ行こ〜よ!」

通路右側のポスター「200m先 C2出入口すぐ」の案内もあるが、右半分は空き領域。「みんな仲間だ! 献血へ行こ〜よ!」(うーん、不景気で広告枠が埋まらないのかもしれない)

通路左がに掲示された輸血を受ける女性の絵柄ポスター 「私にできる人助け」「知らないあなたが私のヒーローです」(女性だって献血しますよ!)

歩道脇の壁に掲げられた地図付きの案内板 「献血会場」と書かれた幟
地上に出たところにはホテルクラウンパレス浜松の壁に案内図、浜松第一生命日通ビルの前には目立つ幟。自動車で来た場合は市内提携駐車場を使うと駐車券をもらえるとある。献血ルームに一番近いのは名鉄協商パーキング浜松駅前第1だろうか(と思ったら「※2017年6月20日(木)17時で営業終了です。」と!)

受付・問診

献血ルームは1階で、入口を入るともう待合室で奥に受付があり、女性2人と男性1人。前日に電話をしていたので「細川です」と名乗り、いつもの手続き。セルフで測った血圧は1回目が162/94というべらぼうな値だったので、2回目の最高血圧が140mmHgの方を提出(1回目のも提示はした)。薬を飲んでいないかとか歯の治療はしていないかというのは恒例だが、目薬はさしてませんかと聞かれて狼狽。数日前に第三類医薬品のロート養潤水αを使ったが、さて何日前だったか? ステロイドは入ってないから72時間もあけることはあるまいと「いいえ」。しかし、ちゃんと申告して判断してもらった方が良いと反省。その後タッチパネル問診。同意書は平成29年5月30日施行の第3版、つまり前回(4月21日)の後に改訂された最新版だったので注意深く目を通す(でも違いは分からなかった)。手首に巻かれた紙テープに記された受付番号は18番。

空いていたのかすぐに検査採血。検査結果を見たナースから血小板20単位の提供を依頼され、快諾するとカルゲンミニを渡された。これは20単位の場合、戻される赤血球と一緒にキレート剤(凝固防止剤)が通常より多く体内に入りカルシウム不足状態(カルシウムはあるのに機能しない状態)に陥るので、それを補うため。そのあと医師問診。

トイレ

便器右側の壁にL字手すり、ダブルのペーパーホルダーとその上に非常用ボタンがあるトイレの個室医師問診はすぐ終わり待合室へ。採血呼び出しを待つ間に排尿を兼ねてトイレチェック。トイレは献血ルームの外でビルの共有スペース。「採血後の小用は男性も座位で」という注意書きは見当たらず。緊急呼出しボタンは個室にのみ。ちなみに2つあった個室のうち、L字手すりは入口寄りにしか設置されていなかった。

採血

ベッドは全部で14台あり、時計回りに数えて4番目を使用。ナースは5人。全員手袋を着用し、消毒もこまめに行っていた。採血中に飲み物を持ってきてくれるというのでアルフォンソマンゴーのホットを依頼。20単位なので通常よりも時間がかかり、昼休みにかかったこともあり、気がつけばドナーは私だけ。レッグクロス運動にも飽きた頃にやっと終了した。職員も手の空いた人から休憩に入っており、抜針は刺してくれた眼福ナースとは別の人、残念。

採血を終えて

ハローキティの周りに東海北陸ブロックの7血液センターのオリジナル〈けんけつちゃん〉が配置された図柄のクリアファイル待合室に戻りスポーツドリンクBCAA+を飲んで休憩。記念品としてクリアケース、食器用洗剤、救急絆創膏から3択を提示されたのでクリアケースを選択した。地が透明なので写真では裏面、そして背景の寒冷紗が写り込んでいる。

帰りは16時半発の高速バスを予約しているのでゆっくりと休憩。DVDの棚を見ていたら、もう「シン・ゴジラ」が入っていた。またパウチされたA3の「けんけつちゃんトランプ Q&A」なるFAQも(千葉県赤十字の出した本物のトランプとはおそらく別物)

浜松といえば餃子(宇都宮の皆さんごめんなさい、あっ「餃子といえば浜松」ではないから許されるか)というわけで、昼食は街に出て餃子屋を探す。ところが行ってみると持ち帰り専門店だったり開店前であったり。やはり事前の調査はきっちりやらないといけない。さすがに疲れたので遠州病院駅から遠州鉄道に乗って新浜松駅へ。遠州男唄濱松たんとの浜松駅南口店で餃子定食を食す。「お飲み物は?」と笑顔で勧められたが採血直後の飲酒はご法度なので、ビールの代わりに涙を飲んだ。そんな不完全燃焼感があったので、エキマチにあった石松で水餃子を追加。

雲のかかった山の上に輝く満月そのあと16:30発の高速バス「渋谷新宿ライナー浜松8号」に乗って帰還。3620円で済むうえに、居眠りもできる、トイレも付いている、献血の後でなければ酒も飲める、それでいて約4時間で到着するのだから使わない手はない。浜松IC近くに停留所があるので次回の静岡県赤十字血液センター浜松事業所でも使えるか検討しよう(浜松駅からは遠いので往路に適当な便があるかが問題、夜行バス!?)。自家用車の場合は終わったら評判の炭焼きさわやかで栄養補給だ。


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2017/07/18

両国駅のギョーザステーション

暑い。暑い夏はビールだ、ビールと来れば餃子だ、というわけで両国駅で28日(金)まで営業しているギョーザステーションへ行ってきた。駅構内で開催されているため「入場券必要」と注意書きがあるが、逆に言えばJRを使って行けば出場する必要がない。幸いなことに総武線は山手線、武蔵野線が交差しており、内房線の蘇我駅からは京葉線も東京駅に繋がっている。つまり同じ駅・区間を使わない選択乗車(いわゆる大回り乗車)で往復できる。というわけで交通費は133円。

西口階段付近から見下ろすとホーム上にはあまり人がいないように見える。 両国駅のホームに降り立って3番線ホームを見下ろすとそんなに混んでいる風ではない。

と思ったら、行列は階段下通路にできていた。日の高いうちなら大丈夫と思ったけれど甘かった。90分待ちとの案内(写真は帰るときに撮ったものだが、「行列は見えないので空いているように見える」状況は同じ)

なんで待ち時間を予測できるかというと、時間制限があるから。帰る人を見ていると独り餃子を楽しむ人も少なくない模様。早目に切り上げる人もいて18時前には入場できた。まずテーブル(4人がけ)に案内され、システムの説明。注文票に記入して屋台で会計し商品を受け取って調理すること、制限時間は45分、できれば食器などは屋台まで返却してほしいこと等々。

ちなみに品揃えと価格(税込)は以下の通り。

スターターセット(餃子1袋+1ドリンク+ノベルティ)※1回限り
450円
味の素冷凍ギョーザ(12個入り)
300
キリン一番搾り(中瓶)
350円
チューハイ
250円
ノンアルコールビール
250円
キリンレモン
150円
ウーロン茶
150円

注文票ではキリンレモン以外は一般名で書いてある。キリンビールと分かったのは注文したから。ノベルティはタオル手拭い。大きく「イザ、ギョーザ」などと書いてあるので、外ではちょっと使いづらい。w なお、紹介記事の中にはオリジナルうちわも付いているとするものもあるが、うちわは待機場所となる階段下通路で配っていた(が、なぜか私にはくれなかった)

まずはスターターセットと餃子1袋を購入。卓にはガスコンロとフライパンが用意されているのだが、なんか変。と思ったら蓋を裏返しにしてフライパンに入れてあったため。スタッフ曰く「使いかけでないことを明らかにするため」。なるほど。

説明書に従ってフライパンに餃子を並べ、蓋をしてコンロに点火し、砂時計をひっくり返して焼き上がりを待つ...がなんか変。あれ、火が消えている。風で吹き消されたのかと思ったらガス欠だった。あわてて砂時計を倒し、スタッフを呼んでボンベを交換してもらう。そんなこんなで仕上がりにやや難のあるものができ上がったが、熱々を頬張り冷えたビールで流しこめれば形なんてどうだって良い。2袋目の餃子を並べて火にかけてからビールのおかわりを買いに行く。常温で放置してから焼いたせいか、焦げてしまったけれど気にしない。酢胡椒に代えて柚子胡椒などを付ける。

液体調味料は瓶に、胡椒やからしはチューブで。 調味料は各種(醤油、酢、香醋(黒酢)、辣油2種類(?)、胡椒、柚子こしょう、和からし、からし、生しょうが、味の素用意されていた。いくらなんでも味の素はないだろうとツイートしたところ「千鳥酢に足してみました。辛味も欲しかったので柚子胡椒をちょい足し。これがギョーザとの相性が抜群。」という東京餃子通信の記事を教えていただいた(が、帰宅してからなので試していない)

餃子24個と中瓶2本くらい軽く入るはずと思ったが、45分という時間を気にして(終了時刻前に案内が来た)急いだせいか、あるいは自分で焼きながらという方法のせいか、満腹感を得られた。

ギョーザステーションのある3番ホームはやや低い位置にあるので総武線ホームを見上げることになるスカートをはいた方は総武線のホームでは南側(1番線側)に座った方が良いかも。酔っ払いばかりだし。

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2017/05/23

ふくしまの話を聞こう6

震災の翌年から始めた「ふくしまの話を聞こう」は毎年続いて今年で6回目。思うところあって企画からは外れたが、今回はアクアマリンふくしまの富原聖一さん、漫画『いちえふ』作者の竜田一人さんという組み合わせ(これだと「福島によそから関わった人の話を聞こう」になるね)にも関わらず、締め切り近くなっても申し込みが低調なので、空席を一つでも減らせたら、と申し込んだ。最終的には50席に対して45人の申し込みがあり、会場はほぼ埋まった。

富原さんには去年行った〈調べらぼ〉でお会いしているのだが、実は震災の翌年に復興支援として企画された他地域から持ち込んだホタルを放流するイベントを阻止した人であった。そういう人がいたのは記憶していたけれど名前は失念していた。

竜田さんはお馴染みのギターを抱えた覆面姿。「ご挨拶がわりに」と一曲唄うけど、それJASRAC管理曲じゃない? これネット中継されてるよ、イベントは入場料取ってるよ、とハラハラ。

そして「がれきのうた」(作詞,作曲:北川玉奴)では、『いちえふ』第十一話「ギターを持った作業員」にあるように、突然「ハイ、皆さんご一緒に」と。思い返してみると急進反原発派の醜悪さが露呈したのが津波被災財(いわゆる瓦礫である)の広域処理問題だった。広域処理の対象は岩手・宮城両県であったにもかかわらず、「放射能を持ち込むな」と穢れ物のような扱い。これがどれだけ被災地の人々の心を傷つけたかは、たとえばNHKの特集ドラマ「ラジオ」にも描かれている(ラストで少女がバスの中で聞いていた女川さいがいFMがフツっと聞こえなくなるのは旅立ちを象徴する名シーンだと感動したが、実際はあんなふうに聞こえなくなる訳ではないそうだ、ぇー)。だから「ガレキガレキ我が歴史」と唱和した。



「ROUTE 6」(作詞,作曲:竜田一人)には「そこに奴らがある限り 1号2号3号4号雁首揃えて待っている 必ず奴らの息の根止めてこの大地から消してやる」という歌詞がある。原発はそんな「息の根を止めて」「消してやる」悪魔みたいな対象なのか?という疑問が、歌を最初に聞いた時からあった。そこで質問票に書いて休憩時間に提出した。これに対する答えは、まず2012年当時の思いを勢いで書いた、それから今でもいちえふは更地にしなければならないと思っている、と。

東京電力福島第一原子力発電所に対しては「今までさんざん国の為に働いてきて,体に無理が出て倒れたら,今度は感謝されるどころか汚い物の様に石を投げられる。こういう姿を見るのが忍びない」というがあるという。おそらく「そんな悪魔みたいに言わなくても」という私の感覚はその影響を受けている。

未来のエネルギーとして発展を夢見させておいてから、いきなり全てを奪うのは契約書を振りかざすメフィストフェレスのようでもあるが、荒ぶる神のようにも思える。力尽くで対決するのではなく、鎮めるのがふさわしかろう。

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2017/05/05

「日本国道最高地点」再び

先に「雪の回廊」を見に行き、日本の国道で標高のもっとも高い地点にも立ってきたのだが、いくつか不満があった。

そこで3日の憲法記念日に再訪してきた。高速道路は予想通りの大渋滞で、前回の1.5倍ほどの時間を要した。この時間を放送大学やNHKのラジオ講座聴取に当てていたら、どれだけ勉強になったか分からないが、うっかり追突事故など起こしていたらしたくもない社会勉強になったわけで、休日らしく過ごせたのは感謝。夜間通行止めの17時まであと数分というところでゲート通過という綱渡りであったが、とまれこうまれ雪の回廊再体験と日本国道最高地点からの撮影ほかに成功した。

「日本国道最高地点」の石碑に手をついて振り返る筆者

この石碑の前には直方体の石が置いてある。「撮影用に乗る台でしょう」と言われたのを信じて乗ってポーズをとったけれど、それをSNSに公開してから「炎上しないか?」とにわかに心配に。そこで調べてみると(同じことをやってるバカ者がいくら見つかっても正当化は無理なのだが)幸いなことに草津町・山ノ内町広域宣伝協議会主催の「雪の回廊ウォーキング」の案内写真でタスキをかけた女性2人が乗っている姿を確認して安堵。 石碑の前の石に乗る襷をかけた2人の女性。

SPORTS ENTRYに掲載された「第13回 志賀草津高原ルート・雪の回廊ウォーキング ~日本国道最高地点(標高2,172m)を歩こう~」から引用。タスキをかけた女性二人が石碑を紹介するような格好で手前の石に乗っている。山ノ内町観光商工課内にあるイベント事務局提供の写真であるから、当然これは「してよいこと」と判断される(「特別な許可を得て」という注意書きは見当たらない)

パンパンに膨らんだポテトチップスの袋

標高2000mなら気圧も低いだろうとスナック菓子を持っていったところ、期待通りのパンパンに。

夏の学校の思い出

志賀高原は生化学若い研究者の会(生化若手の会)が夏の学校の開催地として一時期使用していた。

切妻屋根の洋館

初めて参加した第25回の会場がこのホテル白樺荘。名古屋支部が担当した翌年は霧ヶ峰高原に移ったが、翌々年は関東支部が近くのホテル・ニュー志賀で3泊4日という大規模開催に。そしていつの間にかシンポジウムスタッフになっているという、深みへの第一歩となった思い出の開催地。

帰りの高速道路は拍子抜けするほど空いていた。連休だもの、やっぱり皆さん泊まりがけ。

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2017/04/24

献血ルーム巡り20(長野県・長野献血ルーム)


NAVER まとめに取り上げられた献血ルーム巡り、第20回は静岡県コンプリートを先送りにして長野県の長野献血ルーム

計算では「雪の回廊」を回っても午前中の受付終了時刻(成分献血は12:30)に間に合うはずであったが、志賀高原から前をずっと制限速度遵守のバスが走行して大名行列を作ったり、駐車場の位置未確認が仇になって長野市内で道に迷ったりで、受付に飛び込んだのは12:35。「400mLならまだ間に合います」と言われ、一瞬とある目論見が脳裏をかすめたが、「14時まで待ちます」と答えて受付と機械問診を済ませて昼食を摂りに。落ち着いて考えるとここはこちらの都合ではなく血液の需要に合わせた判断にすべきであった(一般的には全血よりは成分献血が歓迎されるが、太田献血ルームでのようなこともある)

ざるそばと麦とろ飯のセット。小皿で野菜天ぷらが。 食事は成分献血前に脂っこいものはダメと分かっていたのになぜか天ぷらの付いたそばセットを頼んでしまう。天そばを避ける分別はあったのだが、麦とろご飯とそばに目を奪われ、小皿で天ぷらが付いてくることを失念し... で、残したら作った人に失礼、なんて気遣いまでしてしまい完食。少量だし、すぐには血中には出ないだろうと正当化。いけませんね(幸い事前検査で遠心分離させたところ問題なし判定)

手首に巻かれた紙テープには23という番号が手書き戻って受付番号23の記された紙テープを右手に巻きつける。この日23番目の献血者ということだろう。一瞬、少ないようにも思ったが、平均して1時間に6人以上だから、混雑とまでは言えないが閑散というほどでもない。


長野献血ルーム

まずは施設概要。

所在地
長野市鶴賀問御所町1271-3 TOiGO WEST 2階
アクセス
JR長野駅善光寺口より徒歩約10分
長野電鉄市役所前駅より徒歩約3分
バス「昭和通り」下車
上信越自動車道 長野I.C.より約20分(TOiGOパーキング長野まちなかパーキング利用可)
受付時間
全血献血 9:00〜13:00/14:00〜17:00
成分献血 9:00〜12:30/14:00〜16:30
ベッド数
10
ロッカー
30(小20、中10)
自販機
飲料2台(紙コップ式)
新聞・雑誌類
ウェルカムスペースには閑静な門前町の風情と温かさを演出する中庭を設置。待合室は自然素材をふんだんに使い、やわらかく明るい雰囲気です。シンプルな造りの壁面部分には、『献血×アート』というテーマのもと、長野県内を拠点に活動する作家・アーティストの作品を展示しています。イラストや絵画のほか、陶器やガラス、金属を使った立体作品が展示され

とあるように細長い待合室は明るく、全体に木調で、なんとロッカーの扉も木製(扉を壊すような本式の窃盗は想定する必要はないからか)。また壁には油絵(tomoi artsというサイン)がかかり、壁際の棚には工芸品が陳列されていた。奥の壁にはシェアフォトと題しスナップ写真を集めた額が2つ掛かっており、中には採血中の姿も。

紙コップ式の飲料自動販売機は入口近くと奥とに2台。「献血前は温かいものを飲んで」という注意書き。飲み終わったコップや飲み残しを捨てる設備はまとめられていた。そこには「包帯・消毒綿はこちらに」と書かれた容器も置かれた板が、側面にはバイオハザードマークがしっかり描かれていた。確かに〈審査〉には合格したものの感染性廃棄物だね。ゴミ捨て場的な不潔感がないせいか、「LINEはじめました」「ツイッターをフォローして」といった案内も掲示されていた。翌々日のツイートには図書入荷の様子が紹介されていた。

また4日前には、花粉症の薬を服用していても献血できる場合がありますという案内も。これ、だいぶ前に方針転換したと記憶するが、以前の「服薬していたら献血できない」がしっかり浸透、というか浸透しすぎて仇になっている模様。かといって献血者が血液の安全性に無頓着になっても困るから痛し痒し。「血液検査の結果を知らせてくれるから、自分の健康管理にも役立つ」と「エイズ検査目的での献血は絶対にお止めください」の両立が理解できない人(少なからずいる模様)を相手にするのはご苦労なことである。

トイレ

14時の業務再開を待つ間にトイレチェック。ご婦人用の内部は分からないが、男性用のトイレは廊下に面した木の戸を引くと突き当たりに洗面台、右手に温水洗浄便座が1つという構造。朝顔(小便器)がないのは採血後の立位での排尿を防止するためか。といっても「座位で」という注意は見当たらず。便器が斜めに設置されていたのはスペースの関係だろう。便座から立ち上がると自動で洗浄されるのは便利だが、普及前にこれに慣れるとよそで流し忘れをしそうで怖い。

非常呼び出しボタンはL字手すりより低い位置に。壁にはL字手すりが取り付けられ、非常呼び出しボタンは低い位置にあって先に気分が悪くなってしゃがみこんでも押せるように配慮されていた(外から解錠できるのかな?)。トイレ内の洗面台にも消毒剤とペーパータオルが完備。


受付・問診

3つの確認とタッチパネルを使った問診は食事前に済ませた。普段だとここでセルフで血圧測定となるのだが、ここでは医師による測定だった。Oi Electricの無線呼び出し機が鳴って医師問診へ。ヨウ素アレルギーの有無など簡単な問診に続いて血圧測定。1回目は収縮期血圧が140を超えてしまったところ優しく「測り直しましょう」と言われ、深呼吸をして心を鎮めたところ117に。これには医師もびっくり、二人して笑ってしまった。ちなみに許容される上限値はいくらか聞いたところ、チェックしているのは最高血圧が90mmHg以上あるかだけだという(さすがに180超とかであれば見合わせるとも)。そういえばどこかの献血ルームの血圧測定器のそばにお断りする数値は書いてあったな。

住所が県外であったり前回が静岡県であったりすることに気づかれたので献血ルーム巡りをしていることを説明。すると、ここのナースは優秀で、と誉め始める。献血者からの評判も良いとかで、聞けば転出してからも県外から通ってくる人もいるとか。

事前検査

続けて事前の血液検査。ここのナースは紫色の手袋着用。血球数は合格で「血小板を」。続けて「お時間は」と聞かれたので早手回しに「20単位ですか?」と聞いたらこれは外れ。このときの説明では20単位取るには数値が足りないとのことであったが、後日届いた検査結果を見ると20単位取られたときと遜色はなかったので謎。

雑談をするのは献血者が少ないからかと思っていたら、その間に遠心分離もしており、血漿と血球がきれいに分かれたので合格(乳ビにならず安堵)

(未完)

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煙となんとかは高いところが好き

昨年、意を決して出かけたのに天候のせいか期待はずれに終わった雪の回廊を、今年も懲りずに見に行った。

今回は冬季閉鎖の終わった当日。ただし前回とは逆に群馬県側から登った。

展望用駐車場から見た国道292号の両側に雪は積もっているが斜面の地肌も見えている

「去年よりは雪は多いけど、まぁこんなもんかなぁ」と半ば諦観しながら運転していくとどんどん両側の雪が高くなる。そしてついには完全な「雪の回廊」に。これは来た甲斐があった。

道の両側に高さ5メートルほどの雪の壁。歩行者もいる。

しかしながら立山黒部アルペンルートのような壮観を期待してはいけない。

煙となんとかは

展望用駐車場に立つ「日本国道最高地点 標高2,172m」のプレートのはまった石碑

なんとなく「雪は一番高いところに多い」と思い込んでいたが、一番高いところの北側に雪は多く残っていた。というわけで、日本国道最高地点(2172m)を過ぎ、渋峠ホテル(ここで食事をし、長野と群馬の県境にまたがった写真も撮る予定であったが)の前を通ったところでドライブレコーダーの動画上書きを防ぐために予備のメモリーカードに差し替えた後にまた素晴らしい雪の回廊が現れたが後の祭り。

このあと長野市内で用を済ませてから戻ってきた。火山規制のため17時で白根山のそばを通る道路は閉鎖されてしまうので万座から軽井沢へ抜けた。こちらにも道路の両側に雪の壁がそそり立つ場所があった。

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2017/04/20

夜ノ森の夜桜

福島県富岡町の夜ノ森地区は桜の名所だった。震災のため開催されなかった2011年の桜まつりに関する記事に由緒や規模が書かれている。原発事故の影響で富岡町は長らく居住が制限されていたが、2017年の4月に一部を除いて解除され、桜まつりも(会場は変更し、期間も短縮されたが)7年ぶりに開催された報道では桜まつりとなっているが、町の広報では「富岡町復興の集い2017」の一環としての桜イベント、当初は午後だけの予定だった)

桜並木のライトアップが復活したという記事を見て、祭り当日は無理でも、ご祝儀がわりに見に行こうと思い立ち、旧師Aを誘って10日に出かけてきた。

常磐道を北上

歩道の植え込みに咲くサクラ

旧師Aには走行中の写真撮影をお願いした。練習に撮影した友部サービスエリアのサクラ。

帰還困難区域を通る常磐自動車道には沿道に空間線量が表示されている。2年前に通ったときの最高値は5.3μSv/h(毎時5.3マイクロシーベルト)だったが、今回は3.4μSv/hとかなり下がっている。それでも放射能汚染の問題に関心のある人なら驚く数値(ちなみに役所が送ってくる某市の空間線量測定結果は0.03-0.06μSv/hなので50-100倍の値)だが、旧師Aはピンと来ない模様。

国道6号を南下

せっかく東北まで足を延ばすので、まず道の駅そうまへ行って震災伝承コーナー(PDF)を見学(ここは以前にも来ており、ひしゃげた道路標識等(こちらのブログに写真あり)を旧師Aに見てもらうため)、次に南相馬市の小高地区でハッピーロードネット(ふくしま浜街道桜プロジェクト)に植樹してもらったサクラの苗木を探したが、これは見つけることができなかった。停車できる場所を見つけては苗木についているプレートを見に行って番号を確認するのだが、番号が近づいたと思っているうちに気がつけば隣接する浪江地区になってしまっていた。暗くなりかけていたこともあって戻るのは断念し、そのまま国道6号を南下することに。

「ここまで津波が来た」「“獣に注意”の道路看板は以前は“牛に注意”だった」「放れ牛は回収されたが、今は野生のイノシシが出没する」「人を恐れることを知らないイノシシなので結構危険」と運転しながら解説していたところ、なんと前方路上にそのイノシシ発見! 運転中の撮影をお願いしていた旧師Aは「撮って撮って」と促しても反応できず、幸い渡りきって路外に出た脇を通過。考えて見れば後続車はなかったのだから停車して自分で撮れば良かったし、ドライブレコーダーの映像(帰宅までに上書きされた)も途中でiPod touchに取り出すことはできた。やはり長距離運転で疲れていたのだろうか。

富岡町の一部は帰還困難区域なので立ち入ることができず、カーナビの指示に従えない。もう通れるかと思って右折車線に入ったらやっぱりその先にはバリケードが。やむなくバリケードの前まで行って、警備の人に道を聞くと「自分、地元じゃないもんで」と頼りない。再び6号を南下。途中、赤色の誘導棒が振られているので何かと思ったら自動車が衝突したのか信号柱が交差点に倒れていた。

サクラのトンネル

そんなこんなはあったが、なんとか富岡第二中学校の脇の桜並木に到着できた。さて、どこに駐車できるか? 幸いにも警備員が立っていたので尋ねると「駐車場というのは特にない」とキッパリ。「おおっぴらには言えないが」という指示に従い××に駐車。このお宅の住人が戻られたら、場所を借りたお礼を述べ、できれば一緒に花見をしたいもの。

道路の両側に桜並木が続き、下から照らされている。

平日のせいか人通りはほとんどなかった。サクラ自体も満開にはもう一息という感じ。だが、それが良いという見方もできる。

枝先の花と蕾のアップ

役場の判定によれば五分咲き。旧師Aによればサクラの花は幹に近い方から咲くという。

道路右側の歩道に並ぶ照らされた桜の木

ライトアップはたぶんハロゲンランプ。手をかざすと暖かかった。右のシルエットが旧師A。

ストロボを焚くと花はかえって暗くなる。樹の前に立つ男性一人。

ストロボを焚くとこんなに雰囲気が変わる。

「休憩所 ご自由にご使用ください。」という立て看板。

休憩所とトイレは用意されていたが、期待していた屋台は出ておらず、地元への経済的貢献はまた今度。

道を塞ぐバリケードと手間にある「この先 帰還困難区域につき 通行止め」の看板。

ライトアップ再開のニュースにも書かれていたが、桜のトンネルの大半は帰還困難区域になっている。

バリケードの隙間から覗いた向こう側は遠くの交通信号が灯るだけの暗闇。

バリケードの向こう。また来るぞ。今度はこの先へ(こっちはライトアップされてないから明るいうちに着きたかったのだが)

中学校の校庭にリアルタイム線量計があり、赤い文字が闇に浮かぶ。

富岡二中の校庭に怪しく光る線量計(たぶんリアルタイム線量計)。数値は0.354μSv/h。気にする人はない。というか人がほとんどいない。

ちなみにこの値は、その場に1時間いると0.354マイクロシーベルトすなわち0.000354ミリシーベルト被曝(四方八方からγ線が飛んで来るような状況では、実際に被曝する実効線量は空間線量より低いことが知られている)する。24時間ずっといれば0.008256ミリシーベルト、1年間いれば3.01344ミリシーベルトになる。ただし自然放射線コミの値。700年いれば2シーベルト超になって造血器に障害が出て(これを確定的影響といい、100人が被曝すればほぼ100人に現れる影響だが全身へ短時間に被曝が前提)骨髄移植が必要になる計算。しかしこれは非現実的。30年でおよそ100ミリシーベルトになり、これは致死的ながんの発生が0.5%増える被曝量と言われている(何も無い時が25%なら25.5%に上昇)。200人が100ミリシーベルト被曝すると、がんで死ぬ人が1人増える勘定。残り199人には明瞭な影響が見られず(放射線以外の原因によるがんで死ぬ人はいる)、誰に影響が出るかは分からない(これを確率的影響という)

なお、便宜的に30年間放射線量が変わらないという前提で計算したが、セシウム134の半減期は約2年、セシウム137は約30年なので、30年後には半分以下になっている(6年経った時点で既にセシウム134は事故当初の8分の1近くまで減っており、今後の減少にはあまり寄与しない)。また建物の中に入れば壁や床による遮蔽により被曝量は減り、さらに雪が積もっても遮蔽になってその期間の線量は低下する。

道の片側だけに続く桜並木。

夜ノ森駅西側道路のサクラ並木。地元じゃないせいか、警備の女性は行き方を間違えて教えてくれた。だいたい富岡駅じゃなくて夜ノ森駅だし(富岡駅はずっと南。また駅舎のある東側は帰還困難区域で立ち入り禁止)。しかしGoogleストリートビューで予習してきたおかげで袋小路で立ち往生することもなく無事到着。

山盛りの刻みキャベツの上に揚げたメリカリ6匹が載った皿を中央に左手に飯茶碗、右手に味噌汁椀、新香、味噌の小皿が載ったトレイ。

帰途、四倉パーキングエリア(上り)のよつくら亭で食した目光唐揚定食。これは奢っていただいた。評判通りの美味。

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